禁断の言葉

書かないと言いつつ文章を書いている。あることを思い出し、なんとなくそのことについて書きたいと思ったから。少し前の文章で昔の恋人に会いに言ったことを書いた。その時のことだ。あの人は言った。好きって言ってと。私は言った。小さく、一度だけ。心の奥底で、あの人のことを今でも想っていることは事実だ。しかし、お互いに恋人のいる身。そんな言葉を求めることも、発することも本当はあってはいけない。禁断の言葉。だが、

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9.11 あの日あいつらは、日本のテレビもハイジャックした 賛同者求む

9.11 イスラム過激派が、NYのワールドトレードセンターに飛行機で突っ込んだ日、非常に大変な騒ぎになっていました。亡くなられた方のご冥福を祈ります。そしてまだ後遺症などが残られている方が早く回復されるよう願います。

話は変わりまして、少し不謹慎なのですが、あの日ウソコイというドラマの最終回(低視聴率)、残り15分でテレビもハイジャックされました。

子供ながら、毎週楽しみに見ていました。あのと

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樹海の影[第一話『揺りかごの中で』試し読み]

実の姉弟が溺れる、甘い毒がまわる呪縛のような禁忌の関係

 奥へ、もっと奥へ──入口をかけ離れていく。奥深くまで迷いこんでいく。落ちる影が濃くなって、私はつないでいる手を握る。その手さえあれば、やがて死ぬだけの樹海も怖くない。
 割ったたまごをふたつフライパンに落とし、水を入れて破裂するような音に蓋をする。午前七時を少し過ぎた。背後のリビングでは、初夏の陽光がきらきらと射し込んでいる。オーブンに設

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炭の巨塔「お互いが必要な存在と認識しだした」

私はA氏と出会う前に結婚前提の人と別れて1年程経っていた

過去の経験から もう 恋愛はこりごりと思っていた。

私とA氏が出会ったのは運命だったと思う

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戦時の恋

イランはモロッコ系ユダヤ人のイスラエル人。今年知り合ったオジサン。50代半ばでアーティストを自称しているジュエリーデザイナーだ。

彼のアトリエでコーヒーを飲みながら話していた。

実は恋に落ちちゃってさ。

いつの話?

80年代のレバノン内戦のときさ。あのとき、僕はパラシュート部隊にいたんだよ。

ベイルートで美しい女性と出会って恋に落ちた。結婚したんだ。

え?結婚したの?

そうさ。エルサ

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叶うことのない恋、しちゃいまして候

Twitterでは先日からトロトロと吐露しているけど、同時に複数の人(異性)に【恋】ができる謎のスキルが僕には備わっているらしい。いやスキルじゃないし。むしろあまり人前で言う話じゃないし。でも認めざるを得ないし。

上記のtweetに続けて「ガチで好きな人6人ぐらいいる」と呟いた。フォロワーさん引いたかな引くよね分かる―。本当に好きで恋しくて目の前にいたら赤面しちゃうけど心から幸せになってほしいと

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(∩´∀`)∩ワーイ また覗きに来てくださいませ!
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恋慕先生 ①

出会いが欲しかったわけでも、特別暇だったわけでもないけれど、興味本位でマッチングアプリとやらを始めてみた。
簡潔に自己紹介を書き、顔の一部を隠してプロフィールにアップする。こういうの、男性は有料らしいが女性は基本無料なので始めやすい。仕事のお昼休憩に、デスクで甘い卵焼きを食べながら、新しいSNSでも始めた気分だった。
「川中ー、さっきは書類持ってきてくれてありがとなー」
「あー、いえいえ。間に合っ

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天上の回廊 第十三話

それから数日の間、はるかと翔太は直接は会う暇もなく、LINEで連絡を取り合った。翔太ははるかが茂夫の話した真希のことについて気にしているのではと心配していたが、はるかは一言もそれについては触れなかった。翔太ははるかがどう思っているのか知りたかったが、彼もなかなか言い出すことが出来なかった。そのまま、また週末になり、土曜日の朝、翔太に彼女からLINEが来た。
「翔太、おはよう」
「おはよう」
「今夜

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天上の回廊 第十二話

翔太は茂夫の次の台詞を唾を飲んで待った。茂夫は中々声を発しなかった。暫し沈黙が続いていた。そして思いもしない言葉が茂夫の口から出た。
「お前、女おるやろ?」
翔太はその言葉に杭で胸を打たれた様な衝撃を覚えた。彼が呆然としていると、茂夫は続けた。
「知っとるんやで。ちゃんと女がおるのにひとの女に手を出して…はるかを守るやと?可哀想みたいに言うといて、はるかを一番裏切ってるのはお前や」
翔太は口を開い

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恍惚クラシック

遊びに行ったとき あなたに一目惚れをしました
わざと挨拶して 素敵な笑顔を放ちました
あなたの目が光り 視線が流れるのを感じたわ

ドレミファソラシド 順序よく
平凡な日常よりあなたが欲しい

どうなったっていいから この恋を叶えたいわ
毎週日曜日になれば 色気付いた服を着た

いけない恋だと知りながら あなたの心を奪えれば
秘密の恋に身を任せて 友達にも言えない恋愛
だけど我慢できな

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