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梅雨の不調のメカニズムと3つの対処法

梅雨入りして雨の日が続くこの季節

「眠気が取れない」「体がだるい」などの悩みを抱える方も多いと思われます。


実は、雨の日にこれらの症状が出るのには理由があります。


これらの症状により仕事への悪影響が生じないよう、本記事では「症状が出るメカニズムと対処法」についてご紹介していきます。


本記事ターゲット

・雨の日は眠くて仕事に集中できない方
・梅雨の季節に体調を崩しがちな方
・最近体のだるさを感じている方


目次

1.雨の日が不調を引き起こすメカニズム
2.雨による不調を改善する3つの習慣
3.まとめ


1.雨の日が不調を引き起こすメカニズム


雨の日に出やすい「眠気」「だるさ」「気分が上がらない」等の症状は、雨の日特有の以下の3つの環境が要因で発症します。

それぞれの環境が及ぼす影響について順番に説明していきます。


①低気圧が及ぼす影響

低気圧の時は酸素濃度が薄いために、体内の酸素が通常時より少なくなります。


人間の体は、体内の酸素の量が減ると「体をリラックスさせる働き」を持つ「副交感神経」という神経が活性化します


この神経が活性化すると、眠気が生じてしまうのです。


ちなみに、副交感神経の活性化は食後の眠気にも大きく関係しています。

興味のある方は是非ご覧ください。

※食事後の強烈な眠気を解消する食事法


②高湿度が及ぼす影響

実は、人の体は湿度が高いと汗が出にくくなります。

汗をかかないと体内に毒素が溜まり、蓄積することによって眠気だるさ体調不良を引き起こしてしまいます。


加えて梅雨の湿度は、人間が快適に過ごせると言われている湿度よりも約20%も高い為に、ストレスを感じやすくなるのです。


③短い日照時間が及ぼす影響

人間の体は朝に太陽光を浴びることで、体内時計がリセットされて目覚め調子が整います。


しかし、雨の日は太陽光を浴びることが出来ない為に、体内時計がリセットされにくく、眠気が取れないことに加えて体調も崩しやすくなるのです。


これらをまとめると以下のようになります。

このようなメカニズムにより、雨の日は様々な悪影響が体に生じてしまうのです。


2.雨による体の不調を改善する3つの習慣


ここからは、体の不調を引き起こす雨による影響を解消するオススメの3つの習慣を紹介していきます。


①半身浴

半身浴により汗をかくことで、体に溜まった毒素を排出することが出来ます。


更に、体が温まることにより血行が改善することで、血液が酸素をスムーズに運ぶようになるために、副交感神経活性の要因となる酸素不足を解消する効果があります。


その他にも入浴には多くの健康効果がありますので、興味のある方は是非以下の記事をご覧ください。

※シャワーには無いお風呂の健康効果!


②運動・ストレッチ

運動も半身浴と同様に、発汗・血行改善効果がある為に、毒素の排出と酸素不足解消が期待出来ます。


また、汗をかくよう程の運動量でなくとも、ストレッチを行うことでも筋肉が引き延ばされることで、血行が改善されます。


③早起き

これまで説明してきた通り、雨の日は太陽光を浴びれない為に、体が目覚めにくいです。


その為、普段よりも15分程早く起きて生活のリズムを少し朝寄りにすることで、仕事の時間までに体を目覚めさせる効果があります。


加えて、可能であれば早く起きた時間でウォーキングやストレッチを行うことで、より体を目覚めさせる効果が期待できます。



このように、これらの習慣が

酸素不足解消、毒素の排出、体を早く目覚めさせる効果をもたらす為に、雨の日の体の不調解消が期待できるのです。


3.まとめ


ここまでの内容をまとめると以下のようになります。

・雨の日は「低気圧」「高湿度」「短い日照時間」により、様々な影響が生じる
・上の環境により「副交感神経活性化」「毒素蓄積」「体内時計不整」等の影響が発生することが不調の要因
・「半身浴」「運動・ストレッチ」「早起き」の習慣で改善できる


本記事で紹介した習慣は、雨の日の不調の改善の他にも、健康維持にも効果的なので是非生活に取り入れて頂ければと思います。


また、忙しい方が生活に運動を取り入れる為の方法については、過去の記事でご紹介しているので、興味のある方は是非ご覧ください。


本記事が皆様の健康マネジメントに役立てば嬉しく思います。


最後まで読んで頂き有難うございました。


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