ありし日の私へ。(劇場アニメ「映画大好きポンポさん」の感想)
「映画大好き!ポンポさん」(以下「ポンポさん」)の感想をまとめてみた。
「よかった!とかはいいから、どう良かったか、具体的に話して!」というわけで、私は自分の事を「オタク」だと思いこんでいた一般人なのだが(理由は後述)この映画はまさに「オタクが何かを生み出す原動力」を描いた「オタク讃歌」である。ところが、この映画の原作者杉谷さんも、監督の平尾さんも、びっくりするほどの変態で、そういうものを一切見せないのだ。最初は明るいニャリウッドの「夢の世界」を描いて、その描きかたと生きる