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【風呂酒日和111-2】 酒屋の酒場(さかやのさかば)

【風呂酒日和(フロサケびより)】
どこかで銭湯を見つけると、つい寄り道したくなる。
銭湯から出ると、つい一杯飲みたくなる。
そんな私がふらりと立ち寄った、心と体とお腹を満たす、銭湯と居酒屋をまとめたマガジン。


今日はあそこだ。
ニコニコ湯に行く前に目星をつけていたところに行ってみよう。
閉店時間を考えるとウロウロしている暇もオドオドしている暇もない。

ぴゅーっと向かい、店の前に到着。
なかなか賑わっている模様。入れるかな?
扉を開けると「いらっしゃいませー!」とハキハキとした声が聞こえた。
おぉ、なかなか勢い強め。ちょっと...怖い(失礼)

厨房の手前とホールには、今の声の主であろうお姉さんが2人。
そして奥に店主と思われるおじさんと、奥さんだろうか、女性が一人。ということは手前のお姉さんたちはもしかして娘さん…?2人ともなかなかのチャキチャキ系だ。

空いていたカウンター席に促される。
カウンターはほぼ満席で1つだけ空いていた間の席に「すみません」と言いながらお邪魔する。

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