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Paris モナが全部案内してくれた

昨日国家試験を受けた後に、床屋でもみあげを剃り落とし、サウナへ行ってきたのでスーパー整ってる僕です。こんばんは。

今日はパリを旅した話があるよ。

今、早朝にクラシックを聞きながら下書きを書いています。渋いっしょ。

来月もまた挑みがあるので、腕まくって備えておきます。


明日二回目のワクチン打つからさ、そしたら熱が出るかもしれません。

今のうちに下書き書いておかないと、もう何も出来なくなりそうで。

寝込むのやだなぁ。

皆様もどうかご自愛ください。

お線香あげに行きたい場所があります。そうでもないと打ちません。

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旅の青年は、しばしの休暇をもらってアムステルダムからパリへと旅に出たようです。観察、お願い致します。

French Republic フランス共和国

Paris モナが全部案内してくれた

バスストップまで迎えに来てくれるなんて優しい子達だ。

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僕等は地下鉄に乗って近くのジョルジュ・ポンピドゥー国立芸術文化センターまで行って、小さなカフェに入ってコーヒーを飲んだ。

パリのメトロは完全に停まってないのにドアが開いちゃうって事に驚いた。どうしてそんなに雑なの。東京みたいに柵もないしちょっと危ない。

チケットの買い方も全部モナをフォローして行った。

ちょっと変わってんだよなフレンチギャルは。

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手に入れた地図を広げてびっくりした、ロンドンくらい大きな街じゃん。

なんにもプランを決めていかなかったから、モナに行きたい所だけ伝えて後はただただ連れていってくれるところに行った。だからさ、パリの街の地図はあんまり頭の中に入ってない。

やっぱ自分でいろいろ考えて街歩かないと地理が入ってこない。

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かっこいい気分だね。だってパリだよ。フランス語の甘い発音とか聞こえてくる。この時2月でさ、外めっちゃ寒くて小雨が降って地面は濡れてた。

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俺はと言えば、イルマに借りた変な帽子被ってフードも被ってカトマンドゥのレインパンツを履いて今と同じ時計を付けてる。

みんなと同じで吐く息は白い。

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大きな道路の真ん中、レピュブリック広場の女神像に連れてきてもらった。

平和の象徴みたいな像、そこでよくデモとか起こるらしい。

小さな自由の女神が中心に居てさ、ふもとにたくさんの花が置いてあった。なんでもここでテロがあったんだ。

俺がブラックプールにいた時、フランスでテロが起こった。フェイスブックのプロフィール写真をレインボーにしたような記憶がある。
オランダで買った黒いナイキの靴を履いてグリコのポーズみたいな写真を撮った。ピックポケットに会わない様に小さめのバッグは前で抱えて大きくて立派な像を見上げてる。

「Pray for Peace」させて。

スクウェアにはたくさんの観光客がいて、みんな何を想っていたんだろう。

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モナと歩くパリ、辺りは暗くなってきた。

明るいガラスのショーケース越しにケーキを売ってる店がある。

ここら辺はケーキが有名なエリアってのも案内してくれてんだ。テロが起きたというライブハウスの横を通って川に架かる橋の脇にくる。そこにはレインボーのサークルがあった。

そういえば、近くのバーでモナとビールを飲んだ。

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時間だけ経ってく。僕たちはセーヌ川じゃない小さな川の脇にいた。

寒かったからイルマから借りた帽子で頭を守れて良かった。

首をすくめて、シェルターみたいなメトロの中から地上へ登っていく。

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モナの家の近くの駅はテレグラム、東京でいうと上野、浅草の感じの右上の位置にあって、茶色いラインの駅だった。そう、モナが三泊も泊めてくれた。しかもモナの部屋、だけどあの子はリビングで寝るらしい、「俺がリビング行くよ」って言っても寝かせてくれた。そこにはモナの兄貴も一緒に住んでた。

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夜、モナの友達が来て俺達をエッフェル塔まで連れてってくれることになった。最高だ、テンション上がるよね。パリのドライブってのも特別な気分だ。遠くにエッフェル塔が見えてきた。

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東京タワーみたいに美しい。灯台みたいに光線出してきらっきらシャイニングしてたぜ。パリの夜景最高だ。青くて細い光線が光の道をまたいでく。

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広場にかかる噴水。セーヌ川をはさんでも何度もシャッターを切った。

忘れられない。あんまり思い出したことは無くて忘れてたのに。

思い出すのはもっと些細な事、街灯が緑色だったりして、ぼんやりって音が聞こえてきそう。

真下まで行って見上げてみよう。かっこよすぎる。色もつくりも、鉄もやばい渋い。セーヌ川もそうだけど、すっごいパワーを感じた。

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帰りにシャンゼリゼを通った。歌いながら歩きたかったんだ。

向こうに見えるのは凱旋門、ラオスで見たのはこれをパロディった奴だ。ここが本場、「オー・シャンゼリゼ」って歌ってしまった。

モナの友達は俺達をエッフェルまで届けてどうやらどこかへ行っちまったようで。モナとシャンゼリゼしてた、遠くの凱旋門までピンボケして届かない。

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ベンチに座るパリジャンヌ。歩こうシャンゼリゼ、それからしっかり停まらないメトロに乗ろう。

少し汚れた駅から、お家に帰ろう。

暖かくして寝よう。美味しいパンとチーズを食べて。

一瞬で一日目が終わった。充実しっぱなし、旅行っていいよね。

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二日目は、まさにパリと言えばのルーブル美術館。モナも一緒に来てくれた。

俺は『モナリザ』を見たかった。

その日も雨が降ってて外は寒かったなぁ。

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入り口には人がけっこー並んでいた。俺達は傘を持ってたのだろうか。

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ルーブルの中がとにかく広い。荷物置き場もしっかりあって、さすが世界のルーブル美術館。ロビーにある螺旋階段がいかしてる。

中には本当にたくさんの人達がいて、学生なんかが絵の前に座り込んでみんなしてエジプトのミイラをデッサンしてたり、中には本物のミイラかもってのも。ツタンカーメンみたいのとか、小さいスフィンクスみたいのとかいろいろ。

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亡くなってしまったら、僕らの「魂」は体から抜け出て、空気に混ざって登ってって「星」になる。

そんなメッセージを伝えてくる大きな絵もあったんだ。

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窓から覗ける広場には列はもうなくなってた。

みんな美術館に吸い込まれたのかな。

俺達は何時間くらいそこにいんだろう。

窓の外に見えたのはセーヌ川。

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『FF』の世界に出てきそうな彫刻もあって、その前の通路ががなだらかにへこんでなだらかに登って遠くまで伸びてる。歴史好きにはたまらないんだろな。

大きな通路の真ん中にはこれまた大きなソファベンチがあって、みんなそこで座ってる。こういうのスコットランドでもあったな。

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そうして僕等はモナリザの前、すごい人で近寄れない。

パリで『モナリザ』だよ。すっごい人気。そんなに可愛いか? 

そういうことじゃないね。

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ひれぇ、そしてでけぇ絵。「サイゼの天使」とはわけが違う。

あぁこれ有名な絵、赤い旗持って女の人が先頭切って歩いてる奴、たぶんジャンヌダルクかな。ごめん俺ぜんぜん詳しくない。

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こっちの彫刻はとにかく裸なんだよね。

透明な三角何回も室内から見た。

空が少し明るくなって、雨は止んだみたいだ。

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それからコンコルド広場まで歩いた。遠くに観覧車が見える、池の脇にイスがぶっきらぼうに置いてあった。また僕達はエッフェル塔を見たんだ。

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昼飯はメトロに乗って日本料理屋さんで有名な地区に来た。なんかの定食頼んだら、久しぶりにみそ汁を飲むことが出来た。

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茶色いセーヌ川が悠々と流れてる。すごいパワーを感じてる。

川沿いに小さな露店とか本屋とかあってかっこよかったなぁ。

この流れでシテ島のノートル・ダム大聖堂へ。

教会の中のステンドグラス綺麗だったな。

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どこの街角もいい具合に古くて味があっていいよね。お土産とかは何にも買えないんだけどさ、思い出だけ吸い込んでくる。

路地裏でバスカーが音楽を奏でてる。

アーティステックな通りとか歩いてだんだん雲が取れてきて少し青空がのぞいた。

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街角で飲むコーヒーがうまいし、ビールも最高。メトロに乗って帰る。

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モナの家でパンにチーズのせたのとかみんなで食べたな。

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そして三日目、朝から小高い丘の上にあるモンマルトルのサクレ・クール寺院へ。駅を降りたら、もう観光地って感じで人だかりができてる。「でっけぇモスク」見上げる向こうは青空出てる。

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パリの美しい街を見渡せる。住んでみたいよ花の都。

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太陽が出てきて人々の影が地面にペタリ。街が光の中、向こうにはまだ雲が残ってるから光が遠慮気味に漏れている。

この近くにはピカソが活動してたっていう、今でも画家の聖地的な所があるらしい。モナに連れてってもらった、モンマルトルの裏の方。

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「おぉジュテーム」とか聞こえてきそうな街の一角に洒落てるレストランやカフェがあって、店先のテラスでコーヒー飲んでるおっさんとおばさん、はたから見るとどうして格好よくみえるのか。画家の街がそうさせるのか、路上で絵描きが並んで絵描いてる。

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モナに連れられて坂道を下りながら細い路地を歩く。

こっからムーランルージュだっけな。

『アメリ』の舞台になったお店ら辺を経てどこへ行く。

洒落てる八百屋も経て、くぅー道の脇の落書きも、路上に停まってるバイクも、だんだんの階段も絵になるぜパリ。

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あぁここは有名ないろんな国の言葉で「LOVE」って書いてある壁だ。メルシーボクモナ。

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よし来たぁここでのムーランルージュだ! の、あたりを散歩しただけなんだけどね。俺はムーランルージュに詳しくないから、あとは任せた。

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メトロに乗って今度はどこ行くの、実はもうだいぶ満足してる。

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セーヌ川のほとりを歩いて、今度はまた大きな建物を見学に来た。

パリの街に何か忘れ物はないかい? どこのレストランも美味しそう。『レミーのおいしいレストラン』の舞台だもんね。

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モナはチュニジア系の家系らしくて、そっちのモスクにも連れてってくれた。アフリカンな見た目の美味しそうなお菓子の店がいっぱいあった。

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午後の西日の空、雲は晴れた。僕たちはまたセーヌ川の橋の上にいる。

晴れたらテラスでコーヒーを飲みたい。何もしないで、ただただボーっとする。誰も居ないカフェでゆっくり過ごす。

バスカーが歌ってる陽が傾くパリ。

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アムステルダムに帰っていく僕、そしてローマへ道は続く。

片道切符でロンドンに来た時にはなんとなく描いてたこういう事。でもさ、現実になるなんてちょっとしか思ってなかった。

嬉しいよ、喜んでるよ今でも。

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もうモナの家を後にしてた。モナとモナの家でどんなこと話したのかあんまり覚えてないけどすっごい世話してくれてずっと楽しかった。

アムステルダムに帰ろう。
昼前くらいに出てブリュッセルで城の写真をバスの中から撮った。

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夜にはアムステルダムに着いた。なんかもう俺も慣れっこだから、駅でご飯済ませてイルマの所に帰った。

こっからアムステルダムに戻って最後の一ヵ月の事を書く。

そっからいよいよイタリアのローマだ!

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編集後記

なんなんだよ。喋ってんのか。ここは書くところだぞ。

話し言葉でずっと書いてんなお前。

読んでくれている方々の事、友達だと思ってんのか!!

友達に戻れたらいいと思ってます。

どういう関係だったんだよ。

もっと、もっと写真がある。

ここには載らない思い出もあるんでしょうなぁ。

モナモナ言いすぎてて、イルマとか。もう、ほっとけません旅の人。

何にもありません。本当に。なんならみんなニックネームじゃん。

旅で出会ったヒロインたちは実在したのでしょうか。

どうします、これが全部夢で、実際の僕はこたつから一歩も表に出られてなかったら。

いつか病院のベッドの上から起き上がれてなかったらどうします。


note書いてるみなさんってとても優しいと思うんですよね。

表現して発信している人達みんなさ。

Instagramで写真をアップしてる君もそう。

それって僕等がまだ知らなかった、いつか見たかった景色かもしれない。

照らして頂き、ありがとうございます。

でも、私はずっとみてるだけ。

すごくわかりますその気持ち。


ゆっくりでいいから、もう少しだけ教えてくれませんか君の事。

旅の青年はずっと寝ぼけた事を言っているようです。

コケまくって、学び続けます。頑張ります。

さて次回はアムステルダムでの生活を観察しましょう。

それからイタリアへと旅立ちます。

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よろしくお願いします!! またね。

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