ヒロ カズマ - Kazuma Hiro -
代々続く『家』には、さまざまな葛藤があります。まわりからは良いように観られても、実はそのポジションにいないと分からないような不安や不自由さがあります。このマガジンでは、そんな代々続くような『家』に関わる人々のことを中心に記事を書いています。
2017年夏 北極圏の思い出より〜 グリーンランド2つ目の街は イルリサット。 グリーンランドで3番めに大きな街です。 人口は4000人。 北緯69度です。 イルリ…
〜2017年 北極圏の思い出より〜 グリーンランドでは 2つの街を訪れました。 まずは、 グリーンランドで 2番目に大きな街シシミウト。 北緯66度59分です。 首…
〜2017年夏 旅の記憶〜 フィヨルドを抜け グリーンランド西岸を 北上します。 船の中にいると、カリブ海や地中海でも 走っているかのような感覚になりますが、 一歩…
〜2017年夏 旅の記憶から〜 船でグリーンランド西海岸を北上します。 北へ行けば行くほど、巨大な氷山が 流れていきます。 氷山が出来る場所は この地球上でおもに…
〜2017年夏 旅の記憶から〜 アマゾンの旅から1年後の夏。 ニコルさんの誘いにより 僕は北極圏に旅経ちました。 北極圏とは、北緯66度以北の 地域を言います。 (…
インドの次に向かったのは、 赤道とは真反対の場所です。 でも、そのお話の前に、 日本の森の現状を紹介しましょう。 僕にこのことを教えてくれたのは 作家でナチュラリス…
チェンナイに戻ってからも 預言書の指示は続きます。 寺院で護摩焚きを行い 惑星の神様をお祭りしなさいと。 護摩焚きは、日本の山伏や 密教で行われていますが もともと…
ガンジス川の沐浴を終えた僕は、 デリーからチェンナイに飛びました。 そこから、車に乗り換えて まずは、3つのお寺を巡ります。 それぞれが、数百キロ離れているので 参…
アガスティアの葉には 過去世のカルマを 浄化する方法が書かれています。 インド各地を巡って 祈りを捧げたり 奉仕したりします。 人によってメニューや 順番が変わります…
アマゾン川は、世界最大級の川です。 支流もすべて足すと、 約5万キロの長さになります。 また、なぜアマゾン川が くねくね蛇行しているかと言うと、 それは南米大陸の構…
2つの世界の融合点をしりたい。 そう願ったのが2016年の秋。 最初のメッセージが来たのは 翌年の春でした。 Facebookを、あけると 何度も何度も しつこいぐらい 4…
アチュアル族の村を離れるとき ガイドのダニエルから 例の『コンドルとワシ』の話を聞きました。 このころには、アチュアル族が どのような種族で どのようなメンタリティ…
8時間、ジャングルを歩いて シャーマンが、 僕達に会いに来てくれました。 ジャングルを歩くと分かりますが 道標はありません。 (僕達には分からなくて 彼らにだけ分…
ジャングルでの一日は とても早く始まります。 空が白み始めるまえから 鳥たちが目覚めるからです。 まずどこかの鳥が 鳴き出します。 すると、それに呼応して 森の反対側…
ティンカスロッジは、 外部のひとを泊めるためにある アチュアル族の宿泊施設です。 彼らが暮らしているのと 同じ創りになっています。 宿泊施設といっても 壁はありませ…
日本からアチュアル族の村に行くには、 まずエクアドルの首都キトに向かいます。 キトは、赤道直下の街。 アンデス山脈の麓にあり 標高は、2850mです。 そのため空港…
2019年7月2日 20:30
2017年夏 北極圏の思い出より〜グリーンランド2つ目の街はイルリサット。グリーンランドで3番めに大きな街です。人口は4000人。北緯69度です。イルリサットも、漁業の街。港にはカラフルに彩られた船、ずんぐりむっくりな船、大きな船、プレジャーボートなど様々な船が停泊していて、とても賑わっていました。街から3キロほど海岸線を歩くと丘の上から世界遺産に登録されたイルリサ
2019年7月2日 07:00
〜2017年 北極圏の思い出より〜グリーンランドでは2つの街を訪れました。まずは、グリーンランドで2番目に大きな街シシミウト。北緯66度59分です。首都ヌークから300キロ北で人口は、5500人。住人のほとんどがイヌイットです。この街には、大型船も接岸できる港があり母船を直接接岸して上陸するというスタイルがとれました。漁業が主力の産業で、日本にも沢山エビを輸
2019年7月1日 18:30
〜2017年夏 旅の記憶〜フィヨルドを抜けグリーンランド西岸を北上します。船の中にいると、カリブ海や地中海でも走っているかのような感覚になりますが、一歩船の外にでると氷山が流れる北極圏の景色が広がります。極地観光船の各船室にはTVモニターが設置されていて24時間、休むことなくドキュメンタリーが流されています。北極に関するものが多くなかでも有名な動物学者ディビッ
2019年5月26日 07:00
〜2017年夏 旅の記憶から〜船でグリーンランド西海岸を北上します。北へ行けば行くほど、巨大な氷山が流れていきます。氷山が出来る場所はこの地球上でおもに二箇所。一つは、グリーンランドで、もう一つは、南極です。また形状もこの二つは違っていてグリーンランドの氷山は三角形、南極の氷山は四角形をしています。グリーンランドの氷山は、内陸部からフィヨルド(谷)を数千年もかけて
2019年5月25日 18:00
〜2017年夏 旅の記憶から〜アマゾンの旅から1年後の夏。ニコルさんの誘いにより僕は北極圏に旅経ちました。北極圏とは、北緯66度以北の地域を言います。(正確には北緯66度33分以北)なぜ66度なのかというと地球の自転に関係します。地球の自転軸は、太陽に対して23.4度、傾います。そのため、北緯66度以北には、一日中、太陽が沈まない白夜とずっと太陽が昇らない極夜が存
2019年5月25日 12:30
インドの次に向かったのは、赤道とは真反対の場所です。でも、そのお話の前に、日本の森の現状を紹介しましょう。僕にこのことを教えてくれたのは作家でナチュラリストのC・W・ニコルさんです。アマゾンに行く一ヶ月前のことでした。ある高貴な方から、ニコルさんを紹介していただきました。ニコルさんは、長野県の黒姫高原に「C・W・ニコル アファンの森財団」という森を蘇らせる財団を創設さ
2019年5月5日 07:00
チェンナイに戻ってからも預言書の指示は続きます。寺院で護摩焚きを行い惑星の神様をお祭りしなさいと。護摩焚きは、日本の山伏や密教で行われていますがもともとは、インドが起源です。ホーマ(供物を捧げる)というサンスクリット語から護摩と音訳されました。チェンナイから車で2時間ぐらいの寺院に僕のため護摩焚きセットが用意されていました。お坊さんのアシストのもと、1m四方の護
2019年5月4日 17:00
ガンジス川の沐浴を終えた僕は、デリーからチェンナイに飛びました。そこから、車に乗り換えてまずは、3つのお寺を巡ります。それぞれが、数百キロ離れているので参拝以外の時間は、車の移動です。お寺に着くとデリーで買った白装束に着替えガイドに用意してもらったフルーツを神前にお供えします。面白いのは、毎回、ココナッツの実を供えるのですが、御神体には、ココナッツを割って中のココナ
2019年5月4日 07:00
アガスティアの葉には過去世のカルマを浄化する方法が書かれています。インド各地を巡って祈りを捧げたり奉仕したりします。人によってメニューや順番が変わります。僕の場合、最初にガンジス川で沐浴してから南インドに行き5つのお寺を巡ります。そこから、孤児院に行き食事を恵み、街で貧しい女性に着物をプレゼントします。最後にまた、お寺に行き護摩焚きをして終了です。この行程や作
2019年5月3日 17:00
アマゾン川は、世界最大級の川です。支流もすべて足すと、約5万キロの長さになります。また、なぜアマゾン川がくねくね蛇行しているかと言うと、それは南米大陸の構造が影響しているからです。南米大陸の西岸にあるアンデス山脈は、標高が6000mもある高い山脈です。一方の、その東側に広がるアマゾン盆地は標高差がほとんどなく大西洋までほぼ真っ平らな大地が広がります。そのため、アマゾン川
2019年5月3日 07:00
2つの世界の融合点をしりたい。そう願ったのが2016年の秋。最初のメッセージが来たのは翌年の春でした。Facebookを、あけると何度も何度もしつこいぐらい4年前に書いた同じ記事が出てくるのです。その記事は、以前に行ったインドの特別な旅に関して書いたものでした。内容は、「アガスティアの葉」。インドの不思議な預言書のことです。「アガスティアの葉」は、5000年
2019年5月2日 20:00
アチュアル族の村を離れるときガイドのダニエルから例の『コンドルとワシ』の話を聞きました。このころには、アチュアル族がどのような種族でどのようなメンタリティをもって生きているのかがおぼろげながら分かってきました。アマゾンに入る前は、(いまでは、とても恥ずかしいのですが 槍でも持っているかと 思っていたところもありました)アチュアル族は、もっと暴力的で野生そのものの人々で
2019年5月2日 16:00
8時間、ジャングルを歩いてシャーマンが、僕達に会いに来てくれました。ジャングルを歩くと分かりますが道標はありません。(僕達には分からなくて 彼らにだけ分かるサインが ありそうですが)ずっと緑が続きます。誰かが通ったであろう道(トレイル)はあります。でも、緑の力が圧倒的に強いのがジャングルです。時には、その道もなくなったりすることでしょう。そんなところをわざわざ来て
2019年4月30日 20:00
ジャングルでの一日はとても早く始まります。空が白み始めるまえから鳥たちが目覚めるからです。まずどこかの鳥が鳴き出します。すると、それに呼応して森の反対側で誰かが(なにかが)答えます。そして、また反対側で、さらに、また反対側で・・・いつの間にか森全体で大合唱です。鳥も猿も動物たちも生きていることを喜んでいるみたいに声を上げます。中にはサイレンみたいな雄叫びを上げる
2019年4月30日 16:00
ティンカスロッジは、外部のひとを泊めるためにあるアチュアル族の宿泊施設です。彼らが暮らしているのと同じ創りになっています。宿泊施設といっても壁はありません。屋根があるだけです。床は、1mぐらいの高さがあって蛇や虫から守ってくれます。そこに、それぞれのベッドスペースが有りひとつひとつに、蚊帳がかけられています。この壁のない家では、さっと見渡すと、みんなが視界
2019年4月23日 23:02
日本からアチュアル族の村に行くには、まずエクアドルの首都キトに向かいます。キトは、赤道直下の街。アンデス山脈の麓にあり標高は、2850mです。そのため空港に降り立った瞬間から、気圧の低さを体感することになります。例えば、スーツケースを持って小走りすると、息が切れます。高山病予防薬は必需品なのです。アチュアル族に会うためには、そのキトから、バスで一日かけてジャングルの