久繁哲之介(hisashige.t)

「お金の増やし方、働き方、公務員・議員の働き方、地域の再生、小さな店の経営」を改革する…

久繁哲之介(hisashige.t)

「お金の増やし方、働き方、公務員・議員の働き方、地域の再生、小さな店の経営」を改革する話。全て無料で読めます。 著書に『地域再生の罠』『商店街再生の罠』『コミュニティが顧客を連れてくる』『競わない地方創生~人口急減の真実』等があります。

マガジン

  • 「キャリアを創り、お金を増やす」働き方へ改革

  • 定年後ライフシフト

    私は1962年生まれ。同級生の多くが2022年3月末で「定年(退職)」を迎える。 彼らから「おまえはどうする?」に始まり「定年後の相談・連絡」が最近ほぼ毎日ある。 それをネタに「定年(退職)後の生活・お金、ライフシフト」の話を体系(連載)化します。

  • 労働の在宅化で実現した「転職しない地方移住」と少子化対策

    労働の在宅化(通勤しない働き方改革)で実現した3つの成果:「転職しない地方移住」「キャリアアップ、収入増」「少子化(人口減少)対策」

  • 就職→転職→起業のキャリア開発で地方創生

  • 自治体経営・広報の成功と失敗 12の真実~編集者を募集

最近の記事

名著『両利きの経営』を、キャリア開発に使い、転職・リスキリングに成功

経営の教科書といえる名著『両利きの経営』は、キャリア開発にも使える! 両利きとは、現在の専門の「深化」と、新しい専門の「探索」の両立です。 両立が必要な理由は、専門の価値が著しく短命化しているから。  昔に比べ、企業の破綻が急増(企業が短命化)している理由も、専門の短命化にある。 解決策は「現在専門を深化」させつつ「新しい専門を探索」すること。 新しい専門の探索は、人のキャリアでいうと「学び直し(リスキニング)」と換言できる。 『両利きの経営』は「リスキリング(新しい専

    • インフレ(物価高)へ、個人の対応策は3つ~1)支出を減らす 2)仕事の収入を増やす 3)運用で増やす

      インフレ(物価高)抑制は今、世界の最重要課題。どの国も政策金利を上げている。アルゼンチンの97%は極端だが、米国の5.25%が今の目安。 目安とは、政策金利が米国より低いと、通貨安になり、インフレ(物価高)に拍車がかかる。日本はマイナス金利という愚策により、通貨安とインフレ(物価高)が止まらない。  しかも、電気料金や健康保険料など「節約できない公的負担を上げ」て、 日本国民の生活は苦しくなっている。 個人の対応策は次3つ、組み合わせることが望ましい。 1)支出を減らす

      • 定年後ライフシフト(4) 日本を捨てる女性の海外移住者が急増。日本に残る女性の出生率は急減。少子化は国力の問題

         日本を捨てる女性が急増、日本に残る女性の出生率は急減。  日本を捨てる海外移住者が20年連続で急増中。 増加率は男性より 女性が高い。 一方、日本に残る女性の出生率は急減で、少子化が加速! 海外永住者数は、1990年の24.6万人から、2022年は55.7万人へ。  永住者に占める女性の割合は、1990年の54%から、2022年は62%へ。 活路は海外? 静かに増加、「日本を離れる」女性たち - 日本経済新聞 (nikkei.com) 活路は海外と考え、行動に移す(海

        • 定年後ライフシフト(3)日本は世界幸福度47位~韓国・ロシアと同レベル。新しい事に挑戦しよう

           私1962年生。同級生の多くが先月末、「定年(退職)」を迎えた。 彼らの多くから「とりあえず同じ職場で再任用」と連絡あり。 世間では「定年後は新しい事に挑戦、ライフシフト」すべき等いわれますが、日本人は「計画性・挑戦心」が乏しい。  再任用は悪くない。悪いのは「とりあえず同じ事・仕事を続けておく」という「無計画、変化を避ける現状維持」な生き方。 日本は「不満を言いながら、同じ事を続ける(変化は避ける)」人が多い。  世界幸福度ランキング日本は47位(昨年は54位)はそ

        名著『両利きの経営』を、キャリア開発に使い、転職・リスキリングに成功

        マガジン

        • 定年後ライフシフト
          6本
        • 労働の在宅化で実現した「転職しない地方移住」と少子化対策
          7本
        • 就職→転職→起業のキャリア開発で地方創生
          20本
        • 「キャリアを創り、お金を増やす」働き方へ改革
          60本
        • 自治体経営・広報の成功と失敗 12の真実~編集者を募集
          27本
        • ベーシックインカムによる少子化(人口減少)対策、起業家育成策
          7本

        記事

          定年後ライフシフト(2) 活躍しやすい分野を選ぶキャリア論~まちづくりは、なぜ女性が活躍しやすいのか?

          『まちづくり訪問記~まちづくりは、なぜ女性が活躍しやすいのか?』 という研究報告書を刊行しました。まちづくりで活躍中の女性・若者を訪問して得た知見を旅行記のように短い文章と写真で纏めた全34頁。30分でサラッと読めます。以下、印刷して、女性にプレゼントすると喜ばれるかも? mokuji.pdf (minto.or.jp) torisetsu.pdf (minto.or.jp)  女性活躍推進法を意識していますが、重要な視点は「活躍しやすい分野・場を選ぶ」キャリア論。自分に合

          定年後ライフシフト(2) 活躍しやすい分野を選ぶキャリア論~まちづくりは、なぜ女性が活躍しやすいのか?

          定年後ライフシフト(1)海外へ移住という選択肢をもち日本を客観視~収入・幸福度が高まる国、生活費が下がる国

          私は1962年生まれ。同級生の多くが今週末(3月末)で「定年(退職)」を迎える。彼らから「おまえはどうする?」に始まり「定年後の相談・連絡」が最近ほぼ毎日ある。 それをネタに「定年(退職)後の生活・お金、ライフシフト」の話を体系(連載)化します。  まず「おまえ(久繁)はどうする?」に答えておきます。  もう少し今の仕事を続けてます。  専門の「まちづくり、地方創生」に、皆が関心をもつ「定年(退職)後の生活・お金、ライフシフト」を加味して「定年後の移住・まちづくり」をテー

          定年後ライフシフト(1)海外へ移住という選択肢をもち日本を客観視~収入・幸福度が高まる国、生活費が下がる国

          名著『うまくいっている人の考え方』は落ち込んだ時、自分が嫌になった時に、読むと「自信が湧く・鬱にならない」

          80万部売れたベストセラー『うまくいっている人の考え方』は 落ち込んだ時、自分が嫌になった時に読むとイイ。 本書は、うまくいく(成功する)のに最も重要な事は「自分を好きになる」と説く。他の本は「他人に貢献しろ。その後に自分に幸福が来る」等、他人のことが先という思考が定番で、自分が先という本書は個性的! 自分を好きになる考え方として本書は100紹介するが、 私のお気に入りは次5項目。 1 自分の長所にだけ意識を向ける 2 自分の価値を疑わない 3 したくない事

          名著『うまくいっている人の考え方』は落ち込んだ時、自分が嫌になった時に、読むと「自信が湧く・鬱にならない」

          労働の在宅化という働き方改革が起きて「転職しない地方移住」実現! 移住に「転職は不要。地方は雇用創出が不要」

           従来「①移住は転職が必要な難しいコト」で「②地方は雇用創出が必要」でした。これが「移住したい者は多いのに、移住が進まない」最大の原因!  しかし今「労働の在宅化」が起きて「転職しない地方移住」が実現した! 移住に「転職は不要。地方は雇用創出が不要」になった。 転勤・単身赴任も不要になった! 労働の在宅化とは「在宅勤務が基本(通勤の頻度は稀)」の働き方改革 通勤が週に5~6日も必要な「旧来の働き方」では、居住地は事務所の近くしか選べない。事務所の場所が変わる辞令で、転勤

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          少子化の原因は、女性の「働きたい意識(働かざるをえない状況)」の上昇  解決策:労働の在宅化

           少子化(出生率の低下)の原因は、女性の「働きたい意識(働かざるをえない状況)」の上昇、という真実を実証した少子化政策とデータを紹介。  日本が少子化政策の手本にしてきた北欧でも、出生率の下降は深刻。 特に、フィンランドは2010年1.87から2019年1.35へ9年連続減少している。  フィンランドは2020年1月、新しい少子政策として「労働の在宅化」を法制化した。労働時間法で「労働時間の半分以上を自宅など好きな場所で働ける権利」を認めた。   在宅なら子育てと仕事を

          少子化の原因は、女性の「働きたい意識(働かざるをえない状況)」の上昇  解決策:労働の在宅化

          出生率9年連続減少のフィンランドが、新しい少子化対策「労働の在宅化」で、出生率1.35から1.46へ上昇

           少子化(出生率の低下)は日本だけでなく世界的な課題! 日本が少子化対策の手本にしてきた北欧でも、出生率の下降は深刻。  特にフィンランドは出生率が2010年1.87から2019年1.35へ9年連続で減少。  フィンランドは2020年1月、新しい少子化対策として「労働の在宅化」を法制化した。労働時間法で「労働時間の半分以上を自宅など好きな場所で働ける権利」を認めた。   少子化の原因(は複雑だが)として「女性の働きたい意欲の上昇」に注目して、労働の在宅化(在宅勤務が基本

          出生率9年連続減少のフィンランドが、新しい少子化対策「労働の在宅化」で、出生率1.35から1.46へ上昇

          『こうして社員は、やる気を失っていく』のタイトル勝ちヒットを参考に『こうして国民は政治の関心を失っていく』

          『こうして社員は、やる気を失っていく』という本が売れています。 ヒット理由は、ネーミングの巧さ(タイトル勝ち)、ですね。  本書の内容は、鋭く正しい。だが、他者が主張済みの内容が多く、斬新さは乏しい。それで売れる理由は、やはり「ネーミングが斬新、うまい」。 例を挙げます。改革・挑戦など斬新で格好いいキャッチフレーズを掲げるが、いざ社員が改革・挑戦を実践しようとすると、上司・会社は足を引っ張る。これを「言行不一致、ダブルバインド」と言い、社員が意欲を失う典型例ですね。  

          『こうして社員は、やる気を失っていく』のタイトル勝ちヒットを参考に『こうして国民は政治の関心を失っていく』

          今夏42℃の猛暑。コロナより怖い熱中症に注意!状況で「マスクは外す、仕事は(満員の電車・オフィスは避け)在宅」

           今夏、東京は42℃の予報。フランスは既に今週43℃。猛暑の原因はラニーニャ現象とダイポールモード現象が同時に起きるから。 熱中症による死亡者数は2018年1581人、2020年1528人。コロナより怖い! 状況次第で「マスクは外す、仕事は(満員の電車・オフィスは避け)在宅」等、同調圧力はスルーして、命・健康を守る行動を心がけましょう!

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          個人のインフレ対策は豪10年国債4.1%に投資~国は世界標準の「借金依存しない体制、金利政策」へ改革を!

          「円安→インフレ→値上げ」が加速して、生活費が上昇しています。 インフレ対策の投資・預金に豪10年国債:利回り4.1%は如何? 米国の3.2%、カナダ3.3%も魅力! 日本の0.2%は論外。 これでは日本への投資・預金は減り続け、円安が加速するよね。  10年国債の利回り推移は以下のとおり(少数2桁は切捨)。     今年6月17日   2020年4月   2018年4月 日本  0.2%    △0.2%    0.0% 米国  3.2%     0.5%

          個人のインフレ対策は豪10年国債4.1%に投資~国は世界標準の「借金依存しない体制、金利政策」へ改革を!

          船橋、八千代産クラフトビール「千葉県民のためのエール(ビール)」発売~特産品を売るには、物語を売る

          船橋産の小松菜、八千代産のパクチーを使った「千葉県民のためのエール(ビール)」発売! クラフトビール(地ビール)は職人の手作りで、キリンなど大手メーカーの量産品と比べると価格は高い。  これは地ビール以外の特産品すべてに共通する「売りにくい悩み」です。  特産品を売るには、開発に関わった人たちの「地域への想い」など物語・ストーリーを商品と共に消費して頂くことが重要。  そこで、このビール開発に関わった話題の人を紹介します。  まず、拙著『商店街再生の罠』に登場した岡直樹

          船橋、八千代産クラフトビール「千葉県民のためのエール(ビール)」発売~特産品を売るには、物語を売る

          デフレの日本で生活費を抑え、人口増で株価が上がる国に投資して、豊かな生活を実現! 株価と生活費と人口の関係

          要旨: アメリカは起業家と人口が増えるから、株価・物価も上昇vs 日本はサラリーマン化・人口減少で、株価・物価が下落、デフレが続く  人口減でデフレの日本に住んで生活費を抑え、人口増で株価が上がる米国株に投資しろ、と説く書籍や雑誌特集が増えています。  米国(アメリカ)株が有望な理由は、優秀な起業家と人口が増え続けているから。起業家が「稼ぐ種・良い雇用を創出」し、人口の多さが労働と消費を支える。  一方、日本は起業家と人口が減少し続け「稼ぐ種・良い雇用の創出」が難し

          デフレの日本で生活費を抑え、人口増で株価が上がる国に投資して、豊かな生活を実現! 株価と生活費と人口の関係

          9月は株価が暴落アノマリーだが、菅総理の退陣で株価が暴騰vs安倍総理の退陣時は暴落~総理は誰でも日本は変わらない

          9月は株価が暴落するというアノマリーがあります。その背景は9月にテロ・戦争、経済危機、災害が起きるから。例を挙げます(カッコ内は年度)。 911テロ(2001)、リーマンショック(2008)、ギリシャ危機(2011)、中国危機(2015)、北朝鮮の核実験(2017等:北朝鮮は9月9日が建国記念日で、2017年に限らず9月上旬に暴れる年が多い)  今年もアフガニスタン問題など「9月は株価が暴落アノマリー」が意識される中、昨日9月3日、菅総理の退陣報道で日経平均株価が584円

          9月は株価が暴落アノマリーだが、菅総理の退陣で株価が暴騰vs安倍総理の退陣時は暴落~総理は誰でも日本は変わらない