さすらいのチャロ

書いて表現することの修行で、雑記をしています。人生100年時代をどう生きるか、愛犬と過…

さすらいのチャロ

書いて表現することの修行で、雑記をしています。人生100年時代をどう生きるか、愛犬と過ごしながら考え中。最近は、万年筆と紙の沼にはまっています。

最近の記事

トレーサー

新たに迎えた、セーラー万年筆のプロフェッショナルギアの限定モデルは、透明軸の金ペンで、ずっと憧れていたバイカラーニブのペン先だ。 この21金ペン先は、書き味が実に滑らかで、手帳や日記にサラサラと文字を綴れる。手持ちの万年筆の中では滑らかさがダントツ。 青好きの私はどうしてもブルー系の色合いに走ってしまうけれど、今回は暖色系をあえて選んだ。 そして、ついにバイカラーニブを手にできる感動。 書くたびにうっとりしてしまう。 さて、インクはやはり純正が良いかと考え、セーラー四季

    • 青の旅

      青の万年筆インク探しは、まだまだ続いている。 先日、銀座のアンコーラで試筆をして、セーラーインク工房440を購入して来たものの、試筆はつけペンを使用して書いたので、万年筆より濃く発色することが分かった。(つけペンやガラスペンは、万年筆の筆跡より濃いめになると、セーラーの店員さんから聞いた。) ペリカンのターコイズみたいな色合いの440番。 やっぱり色彩雫の露草色ではなかった。 同じ色彩雫シリーズの「朝顔」がかなり近いものの、少し違う。 比較をしている、niki.noteboo

      • 2024の日記と手帳

        来年の手帳どうしようかな、と考える時期になりました。 その前に、2019年から書いてきた5年日記が今年で終わりとなり、次の連用日記をどれにしようか考えていました。 3年日記 2016年から、初めての連用日記でリサとガスパールの絵柄がカワイイ3年日記を書き始めました。中のページにもたくさんの絵があって、書く時に楽しそうと思って買ったのですが、紙がつるっとしていて、万年筆で書くには適さない用紙でした。(書けないことはないけれど、吸い込まないので乾くまでにかなり時間がかかります

        • 節目の万年筆

          4月から始めた、とある学びのコースが今月半ばで終了。 今回も無事完了できそうで、また一つ記念の万年筆を選んだ。 今まで、デザインやカラーにこだわって決めてきたけれど、 海外製は細い字幅に限界がある。手帳に細かい字を書きたいときの 日本製の万年筆が欲しかった。 プチプラ万年筆なら使っていたけれど、そう言えば極細の金ペンが 一つもない。 (前回の修了では、エスターブルック「エスティ」のヌーヴォブルー) 最近見つけた、セーラーの顔料インク「ストーリア」のブルーが お気に入りなの

          露草探し

          パイロット色彩雫の「露草」ロス。 結構長引いている。 とあるきっかけで使った紙が、厚めでしっかりしているのに裏抜けする。 お気に入りの露草インクでミドリのMDペーパーで書いてみると、裏抜けしない。 せっかく買ったこのシステム手帳用紙、万年筆が使えないのは辛すぎる。 メモ用紙になっておしまいなのか。 そこで、セーラーのインクカートリッジ「蒼墨」があったのを思い出し、試し書きしてみると、裏抜けしていない。 蒼墨は顔料インクで、裏抜けはしなかったけれども、一時期ハマっていたく

          色彩雫 「露草」に想いを馳せて その2

          ずっと探している。廃盤になってしまった色彩雫の「露草」の色を。。。 試験的に、最近呉竹社から発売された「うすめの素」を試してみた。 色彩雫の中で露草に一番近そうな青色の朝顔。 それにうすめの素を混ぜて1:1にしてみた。 まず最初に露草のインクをガラスペンに付けて書いてみる。 次に朝顔のインクをガラスペンで書いてみる。 朝顔の方が少し赤みが入っているのか、露草の青々した色と少し違う。 朝顔の色は他メーカーでも近い色を探せる、いわゆる「ブルー」である気がする。 この朝顔に

          色彩雫 「露草」に想いを馳せて その2

          色彩雫 「露草」に想いを馳せて

          2021年12月で生産終了となった、パイロットの万年筆インク「露草」。 この色をずっと愛用している。 共に姿を消すことになった稲穂と土筆も今は手に入らない。 稲穂は、残っていた在庫を買っておいたものの、露草は今手元にある残りを使い切ったら終了。 なんとかして、この色に近いものはないか探しているけれど、どれも違う。 色相表で近かったのが、Watermanのセレにティーブルーだったので、購入してみたけれど、全然違う。少し濃いめで文字を書くと薄めのブルーブラックという感じ。 同

          色彩雫 「露草」に想いを馳せて

          万年筆☆マイベスト

          2023年春、新しい万年筆が仲間入り。 ずっと欲しかったハイエンドのペリカンスーベレーンM800が一番ねらいで、通販サイトでで良くチェックしてから銀座ITOYAの万年筆売り場へ。 さすがに通販で高額な万年筆を買うのは不安でした。 どうせお店に行くなら、モンブランマイスターシュテュック149も試し書きさせてもらおうかな、とワクワクしながら向かいました。 季節柄、万年筆の贈り物がピークシーズンということなのか、お目当てのスーベレーンは欲しい色と字幅が全部売り切れで、がっくりとし

          万年筆☆マイベスト

          サグラダファミリア熟成中

          創発と熟成を続けるサグラダファミリアの 絵をなんとか透明水彩で描いてみたかった けれど、なかなか難しかった。 そこで現地売店で購入したタイルのマグネットに描かれていた、可愛らしい絵を真似て 描いてみた。 熟成を続ける芸術の教会がある バルセロナの空には、 不思議なものがいっぱい。

          サグラダファミリア熟成中

          創発と熟成の同居*サグラダファミリア

          私の大好きな地、スペインバルセロナにあるサグラダファミリア。 2026年に完成の予定だったのに、COVID-19の影響で、どうやら完成はまだ先になるようですね。 完成前の姿も見ておきたいと2015年に訪れたものの、 完成前に再び訪れる可能性も出て来ました。 サグラダファミリアは、建築家アントニオ・ガウディの設計により、建築が 始められた教会ですが、内戦で弟子達が引き継ぐことが出来なくなり、残されたデッサンで建築を続けることになったと言われています。 しかし、資金不足や設計の

          創発と熟成の同居*サグラダファミリア

          水彩画教室

          こちらのおじいちゃん先生のオンライン水彩画教室に参加した。 自由な色彩 写真を超える イメージで捉える たくさんのことを学んだ。 水彩画は自分だけで描くのではなく、 水の力を借りるもの。 水が自ら創る、色のハーモニー。 木は緑でなくてもいい。 空は青でなくてもいい。 自由に、直感で。 イメージで。 伸び伸びと。 絵を描きながら、いろんなことから解放されて行く。 仕上がった絵はこちら。 楽しい2時間だった。

          来年の手帳

          来年の手帳どうしようか。 最近スケジュールはWEBで管理するけれど、 万年筆でやっぱり紙に書くこともやめたくないし。 このメキシコの女の子の手帳はすごい! なかなか、ここまで出来ないけど、紙と戯れることは、楽しみにしておきたい。 トラベラーズノートとA5サイズノートをどう使い分けよう。 両方使いたい。 よく、手帳会議(どの手帳を何に使うかを考える)をやっている人がいるけど、真似してみても、なかなか決まらない。 何回か試行錯誤してみないと、何をどれに使うのが最適なのかすら

          水彩絵の具でマインドフルネス

          アタマが疲れたなー 考えるのにつかれたなー っていう時がある。 そんな時は、好きな色を使って透明水彩絵の具で模様書き。 なんの模様か分からなくても全然OK。 ペタペタ クルクル ポテポテ 白い水彩紙に絵の具と水のコラボレーションで模様が出来ていく。 こちらもスペインのYoutuberさんのお手本で。 乾いてから重ね塗りすると、後ろの模様が透けて見える透明水彩。 絵心なくても、パッと取り出した絵の具と水でひたすら塗る。 無心で塗って、マインドフルネス。 お休みの日の

          水彩絵の具でマインドフルネス

          秋のチャレンジ

          夏のチャレンジに続き、秋の水彩画チャレンジを振り返り。 こちらもYoutubeでマスターの手ほどきに従って、見様見真似の作品。 カボチャはオレンジ色じゃなくてもいいんだ。 自分では絶対思いつかない配色。 これは、水彩色鉛筆で描いて、水筆でぼかす技法。上手く均等に水を伸ばすのはなかなか難しい。 続いて、こちらは秋の葉っぱたち。 同じ先生の動画から、また水彩色鉛筆で秋を描く練習。 秋本番の季節が感じられるかな。 最後は、この秋始めている編集学校の準備を、トラベラーズノー

          秋のチャレンジ

          去りし夏のチャレンジ

          水彩画の練習を始めて半年以上は経っただろうか。 書き方を動画で教えてくれる国内外のマスターたちのおかげで、絵の具、筆、パレットの選定から、紙質によって変わる水の流れまで、少しずつ分かってきた。 紙はとても大事。 奮発して買ったポストカードサイズの高級紙にとにかくマスターたちの絵を真似て描いてみる練習だ。 いきなり自己流ではうまくいかない。 守破離のステップで。 まずは、ひたすら型を覚える。 フラット塗り、グラデーション、にじみ・・・ そして出来上がった、夏の一作。 間も

          去りし夏のチャレンジ

          グラデーション

          万年筆インク 万年筆で文字を書くと、線に濃いところ薄いところができて良い表情になる。 そのグラデーションが楽しみで、ずっと長い間万年筆を使っている。 水彩絵の具 グラデーションカラーといえば、水彩画。 絵心がなくてイラストは上手に描けないけど、最近はネットや本でも気軽に楽しめそう。 まずは、絵の具選びから始めた。 初心者だから、練習用に安い絵の具でやれば良いか、と思ったが 「いやいや、腕がないのだから少し道具で補わないと」と 探すこと数日。 ホルベインかウィンザーアンド

          グラデーション