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【イタリア・ローマ旅行】ローマで美味しい寿司を食べるには Yuki Sushi に行けば間違いない。イタリアと日本の寿司の違いも解説

イタリアのお寿司なんてわざわざ日本人が旅行中に食べに行くもんじゃないというかもしれないが、これがほんとうに美味しいので、どこでも何度でも食べたくなる。

この話をYouTubeでもしているので、動画をここに載せておくが、英語とイタリア語でしか話していない。

動画はこちら。

時間があれば日本語にも訳したいと考えているし、なんなら字幕の自動翻訳機能でだいたい言っていることはわかると思う。

海外に長く住んでいなくても、たった1週間でも日本を離れると、いつでもイタリアの寿司が食べたくなる。

そういったときに、イタリアには寿司が食べられるレストランがかなりたくさんあり、たいがいそれらは美味しい。

不味い寿司のお店には、まだ行ったことがない。

そしてイタリア人は「イタリアの寿司なんて美味しくない」と言うかもしれない。実際に何度か言われた。ただ、イタリアの寿司もじゅうぶん美味しいし、本場の寿司に慣れている贅沢な舌を持った日本人としても十分美味しく食べられる。

そしてなにより、「妥協して」食べるものではなく、とっても美味しく食べられるのがイタリアの寿司だ。

とくにこの Yuki Sushi は、クオリティが高く、バラエティーに富んだメニューがあり、とっても美味しい。

ローマのRebibbiaという地区にあるが、ちょっとそこまで行きづらいかもしれないということ以外の欠点がないくらいだ。なお、B線の最後の駅なので、そんなに迷うこともないと思う。

イタリアのお寿司は、日本のとはかなり違う。その違いについても書いていきたい。

日本で俗に「カリフォルニアロール」と呼ばれるこれらの巻きずしがイタリアではかなり主流だ。

こののりが内側にあり、米が外側にあるものをイタリアでは uramaki と呼ぶが、「裏巻き」なんて日本語を聞かないのは、カリフォルニアロールが日本でほとんど普及していないからだと思う。

大手回転ずしチェーンも、高級な寿司屋さんも、カリフォルニアロールを置いていない。

だからイタリアの寿司はイタリアに行って食べるか、自分でがんばってつくるかしかないのだ。

イタリアにも nigiri はあるが、まあすごく美味しいわけではないしイタリアでわざわざ食べるものでもないと私は思っている。その胃袋の容量は uramaki に使ったほうが後悔がない。

サーモン、チーズ、醤油。

この組み合わせがほんとうに最高。たまらない美味しさ。


刺身自体のクオリティは正直に言ってそこまで高くないが、それをカバーできるだけの美味しいチーズがイタリアにはある。

日本の kiri のようなクリームチーズは、フィデラルフィアチーズと呼ばれるもので、これが一度食べると病みつきになる。

典型的なカリフォルニアロールといったら、こういったものだ。

具材にさほど魚が見えないのがカリフォルニアロールの特徴だが、 sushi italiano (イタリアの寿司)はそうでもない。

サーモンとチーズといったシンプルなものも多い。

これが握りずしだ。

かなり日本とは違い、しっかりめに炙ってあるサーモンの上に、うなぎで使う甘たれのようなソースがかかっていて、美味しい。

ただ、私は uramaki のほうが好きだ。

これはマンゴーを使った寿司だ。

これを「寿司」と呼んで良いのかはわからないが、間違いなく sushi ではある。

食べたことがないのだが、イタリア人いわくフルーツと寿司はかなりいけるらしい。

いちごとごはんなんて想像もできないかもしれないが、これも案外おいしいらしい。

イタリア人自体は、スパゲッティにケチャップをかけたら怒るくせに、他人の料理の改善は案外得意なのかもしれない。

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