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2021年に詠んだ短歌まとめ

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(三年目)
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#孤独

短歌連作「何もかも受け入れられぬまま時が経つ」 14首

短歌連作「何もかも受け入れられぬまま時が経つ」 14首

顔のない人々の群れ ひらひらと灰によく似た雪の降る街

言えるわけない言葉たちが残ってて景色が剥がれ落ちてく二月

腸を引き抜かれるような別れだ だけど笑って戦わなきゃな

冬のよる空が重くて遠い灯があまりに遠く行くあてはない

楽園のイミテーションだ 地下室の少年がドア強く叩いた

折れている翼で空は飛べないね 当たり前だね 当たり前、だね

皆はもう行ってしまった進めないたったひとりの僕の戦争

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