yuki hata

大葉、三つ葉、しょうがが好きすぎて変態レベル。イカスミも好き。

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大葉、三つ葉、しょうがが好きすぎて変態レベル。イカスミも好き。

記事一覧

親の思いが凶器になるとき

わが家の息子は小学校3年から少年野球を始めて、中学3年の6月、引退を待たずして野球をやめた。 チームメイトから浮いていたこと、指導そのものに疑問を持ったことなど理…

yuki hata
4か月前
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本音と建前と生徒に対する死刑宣告

以下は、教育研究家であり、学校行政アドバイザーである、妹尾昌俊さんという方のコラムから引用させていただきました。  「部活ってなんのためにやっているんでしたっけ…

yuki hata
3年前
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「勝ちにこだわる」指導が実は一番お手軽である理由

小中学生のスポーツ指導でも「勝ちにこだわる」という指導者が多くいますよね。 この指導法は実は一番お手軽で薄っぺらい指導だと思っています。 子供たちがスポーツから…

yuki hata
3年前
11

野球をやれない子どもたち

「野球がやりたい!」と言う子がいたら、それは「野球の練習がやりたい」という意味じゃない。 当然「野球=試合がやりたい」のだ。 野球がやりたい、でもやらせない大人…

yuki hata
3年前
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好きな気持ちがつぶされる日本のユーススポーツ

「面白そう、やってみたい。」野球との出会いはこんな純粋な言葉だった。 のんびり屋で運動神経も特に良かったわけではない。かけっこではいつも、ぺけから数えて二番目。…

yuki hata
3年前
11

親の思いが凶器になるとき

わが家の息子は小学校3年から少年野球を始めて、中学3年の6月、引退を待たずして野球をやめた。

チームメイトから浮いていたこと、指導そのものに疑問を持ったことなど理由は数々あれど、結局は野球そのものが嫌いになってしまったことが一番大きい。

ではなぜ「やってみたい、楽しそう!」で始めたはずの野球を嫌いになってしまったのか。その理由を書こうと思う。

小学生の段階で行われる「選別」

入部した少年野

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本音と建前と生徒に対する死刑宣告

本音と建前と生徒に対する死刑宣告

以下は、教育研究家であり、学校行政アドバイザーである、妹尾昌俊さんという方のコラムから引用させていただきました。

 「部活ってなんのためにやっているんでしたっけ」実際、ぼくが校長等向けに研修をすると、こんな答えが返ってくる。

●部活を通じて、生徒は成長できる。

●競技等にもよるが、たとえば、チームワークや礼儀を学ぶ機会になる。

●困難なことにもチャレンジして、やればできるという感覚や自己肯

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「勝ちにこだわる」指導が実は一番お手軽である理由

「勝ちにこだわる」指導が実は一番お手軽である理由

小中学生のスポーツ指導でも「勝ちにこだわる」という指導者が多くいますよね。

この指導法は実は一番お手軽で薄っぺらい指導だと思っています。

子供たちがスポーツから学ぶこと

もちろん、そのスポーツがクラブチームや私立の強豪校である場合は話が違ってきます。

逆に言えば、アスリートとしてその競技を極めたい子供には、いくつも所属する場所の選択肢があるのです。

しかし、そのスポーツを楽しみたいという

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野球をやれない子どもたち

野球をやれない子どもたち

「野球がやりたい!」と言う子がいたら、それは「野球の練習がやりたい」という意味じゃない。

当然「野球=試合がやりたい」のだ。

野球がやりたい、でもやらせない大人

子供の好奇心、求める力、探究心を阻害する大人は毒であるとは誰もが知っている。

子供には自分を表現して、周囲に認めてもらったり褒めてもらうことが大切だということも、ほとんどの大人は知っているだろう。

子供たちが野球を始める入り口に

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好きな気持ちがつぶされる日本のユーススポーツ

好きな気持ちがつぶされる日本のユーススポーツ

「面白そう、やってみたい。」野球との出会いはこんな純粋な言葉だった。

のんびり屋で運動神経も特に良かったわけではない。かけっこではいつも、ぺけから数えて二番目。

でも、そう言った時、息子の目は間違いなくキラキラしていた。

そして小学校3年のある夏、地元のスポ少クラブに入団することになる。

息子は案の定というべきか、下手だった。

ゴロの捕球もままならない。それでもあいかわらず瞳はキラキラし

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