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リウマチ、参考書籍の紹介③あるけ、あるけ。


カミーノに向けて、一歩前進。

比較的暖かくて、すがすがしい秋の一日。行けるんじゃないかな?と思い立って、少し長い距離(地下鉄で4駅分、3キロくらい)を歩いてみた。凸凹していないスムースな路面なら、だいぶ余裕で歩けるようになったことを確認する。

ハードじゃなくても長距離トレッキングするには、足首とかまだ不安はあるけれど。でも、「次のカミーノで、ポルトガル人の道を歩きたい!」という私の願いに、一歩近づいた気分。途中、喫茶店に入って窓際で休憩した。気候の心地よさも相まって、ああ、しあわせ!

坂道や階段では異様にゼエゼエいうから、少しずつ、そのあたりもトレーニングしていこうかな?階段の下りがなかなかできなかったから、なんとなくエレベーターを使う癖がついてしまっていたけど、そろそろ階段メインでイケるでしょう!ここからは、治癒に加えて体力回復の段階だな、って思う。

参考書籍の紹介:心、自己分析関連

リウマチと診断されてから、だいたい昨年の10月~ことし5月くらいの間?にかけて、こんな感じで順を追って読みました。今回はこの③を紹介します。

①リウマチ本(治癒・寛解をうたっている本)
 ☞不安とか諦めの心に飲み込まれないように、まず「治る」って可能性を感じられるものを探しまくった。「治るんだ」って希望を胸に、根本治癒には体質改善とメンタルからのアプローチが必要だなと、行動指標を定める。

②統合医療、自然療法系
 ☞根本治癒に必要な体質改善のために。具体的な方法のほか、治癒の仕組みというか、そういうのに対する認識を深めることができて、①の「治るんだ」がもう少し肉付けされて力強くなった感じ。

③自己分析系、心関連
 ☞根本治癒のためのもう一つの軸、メンタルアプローチのために。色々なワークが掲載されていて、やればやるほど深まる謎に、途方に暮れる。なかなかスッキリサッパリいかず、ちょっと泣きそうに・・・「あれ、いいかも?」と思ったらズドン!と落ちる感じに、心が折れそうになる。

夜とか無駄に考え込むと、過去の色々が思い出されて自分のすべてがダメに思えてきて。で、「死にてえ・・・」って沈みかけたり。そういう時は、分析系ではなく、カツを入れられるものとか、希望の持てる感じのものを読んでエネルギーチャージしました。

この浮き沈みを何度も繰り返しながら、現在に至ります。いまは浮き沈みの波自体が、最初のころよりは高い位置にある感じ。

以下、心のために読んだ本&心向けかなと思った本をいくつかリストします。先の①②とあわせて、こうした書籍の紹介が誰かの役にたてばうれしいです。


◎"偽りの自分"からの脱出(梯谷幸司 著)

リウマチが治った方が激推し紹介していた本。各章の最後にワークが載っていて、全部書き出すと自分が何を望んでいるかがわかる、という構成になっています。NLP心理学?をベースにしているらしいです。

頭ではわかってたつもり・・・って言うことが、書き出すことでクッキリすると思いました。モヤモヤしてどうしようもないんだよー!って時、自分の気持ちの整理を何から始めていいかわからない時、心の考察のための「手始めの一冊」としておすすめかなと思います。

ちなみにこの著者の「本当の自分に出会えば、病気は消えていく」も読みました。どういう心の使い方?クセ?が、どんなふうに病気を作り出しているか?その上で、それ(心の使い方、考え方)を逆転させれば病気は治るんだ、ということが書かれています。

◎無意識のすごい見える化(梯谷幸司 著)

これもワークがたくさん載っている実践系。この本は特に、「両親からの影響を意識すること」がメインテーマになっています。両親との関係が良くなかった&微妙な人はもちろん、良好だったと思っている人にも思いがけない発見があるかも?というか、私的にはむしろ「親のこと好き(なんだけど・・・なんか・・・苦しい〜なんで?)」な方におすすめな気がします。

◎運命を拓く(中村天風 著)

先の記事で紹介した「リウマチ感謝!(渡邉千春 著)」のなかで、中村天風さんのことが「気になる」と紹介されていたので。アマゾンで探して、たくさんある著作の中から、自伝的な(ご本人の半生が書かれている)コレがいいかな?と選んだ一冊。

つねに意識を「積極」に使うことが大事だ、の激推し、本全体からエネルギーが溢れてる感じがあります。岡本太郎さんの本に通じるパワー、本当なのはコレしかないんだよ!っていう。平手打ちくらって「そう、そうなのよ!」と目がさめる感じ。私は落ち込んでのみ込まれそうだったのを、助けてもらいました。

◎”ちっちゃいおっちゃん”(尾﨑里美 著)

なに経由でこの本に行き当たったか忘れてしまいました。たぶん、いろんな人のブログを読み漁っていたなかで紹介されていたんじゃないかと。

クサクサした青年が‘ちっちゃいおっちゃん’に出会って自分と向き合う過程が、物語仕立てで書かれています。弱った心に、シンプルにあたたかくて、ちょっと泣けました。

内観やって、変な方向にやりすぎて自分のことを嫌いになりそうなとき、自分をタコなぐりしたり、混乱気味で半ベソかいてる人におすすめしたいです。もう、全力で元気ない人でも読めると思うし、読んだら少し元気でると思います。

◎ストレスで、あなたの骨がゆがんでいます!(山口純子 著)

いろいろな治療法を探している中で見つけた本。著者は「解読カイロプラクティック」という独自の方法(痛みなどの様々な症状=体のことばと考えて、それを解読して骨のゆがみを解除する)で施術されているカイロプラクターだそうです。

「自分の感情に嘘をつくとあちこち歪む」という話、(骨でなく)自分自身・存在レベル?では体感もあり直観的に感じていたので、しっくり読めました。実際の施術例?を読むと、「ああ、これあるわ・・・。」と自分のことに結びつけていろいろ思い出されるので、それ自体が一種のセラピーになるような気がします。

◎日記を書くと血圧が下がる 体と心が健康になる「感情日記」のつけ方(最上悠 著)

たしか、アマゾンの「あなたにおすすめ」で発見したと思います。表紙に「リウマチ」とあったので、とにかく読んでみよう、という感じだったと・・・。「感情を表に出すこと(人に言う必要はなくて)」の必要・重要性が、医者からみた実体験として書いてあります(様々な症例を通じて、実際に効果が出ているのだ、という)。

私は直近でネガティブな感情がわき起こった出来事をノートに書くことからはじめました。嫌度が高くてしつこく何度も書くことになった出来事もあるけれど、続けるうちに、いくつかはだいぶスッキリした気がします(記憶の彼方に薄れた感じ)。思いついたら書く、を続けてかれこれ1年近くなるのに、まだまだ根深いのもあって「また!まだ?」と自分のわからず屋ぶりに嫌気がさすこともありつつ、それでもやった方がいいものであることは間違いないかな?と。


自分自身の体感はもちろん、リウマチが治った方々の話を読みまくっても、感情面からのアプローチはかなり重要度が高い気がしています(というか、私的には確信している)。

日常でストレスが多い、とか、不摂生したり無理したり生活習慣が乱れているなら、まずそれを改善するのは最低限の必須事項。そのうえで「治癒」を望むなら、自分の心をみてみる、スッキリさせるっていうのが必須事項に加わってくるんじゃないかな?と・・・。

今後あと数回、リウマチ治癒に向けていままでに読んだ本を紹介しようと思っています。

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