かものはし1号

見た目はナチュラル系、中身はモノクロ系。 クチバシとシッポをこよなく愛する、少し毒ある…

かものはし1号

見た目はナチュラル系、中身はモノクロ系。 クチバシとシッポをこよなく愛する、少し毒ある珍獣です。食べるより作る方が好きな人です。

最近の記事

飛行機嫌いの、揺れる飛行機の対処法✈️

高校生の時の初フライトがトラウマとなり、 (詳しくは「飛行機嫌いになった訳。」を御一読ください)、 長い間飛行機が苦手だった。 しかし、なぜか乗らねばならぬ事柄が次々と生じてしまい、どうにか克服しなくてはならなくなった。 気心の知れた人と一緒の時は事情を話し、手を握ってもらったり気を紛らわしたりすることもできるのだが、何時もそうとは限らない。 短時間でも、ジェットコースターかと思うほど揺れたり、逆に12時間ほど乗っていても全く揺れなかったりと、コレは天候と風と時の運次第

    • 君の美味しい 僕の美味しい

      美味しいお店を人づてに聞き 行ってみる。 美味しいの基準が色々なんだと 勉強になる。 情報番組の伝える商品や店も、覗いたり手を 出してみるが、見聞きしたお勧めは、 自分から他の人になかなか『お勧め』しない。 自分の『美味しい』が厳しい。 もしも作れるメニューなら、もっとハードルが 上がる。 外食が困る原因がここにある。 メニューを見て、値段を見て、運ばれてきた ソレがどの位の素材なのか。 人件費、テナント代、最近高騰の光熱費、諸々引いた純利益…味に金気が混じりそうだ。

      • 新潟の海でキツネ石を拾った話し

        昨年の大型連休に、河口でヒスイを拾おうと出かけた。 あいにくの小雨の降る、肌寒い日だった。 その少し前に、TVで【ヒスイで一攫千金⁈】と放送していたのを録画して見て、予習もバッチリだ。 日本海側の海は荒い。 知ってはいたけど、本当に波が荒い。 湘南の海が優男なら、こちらは荒くれ者だ。 (でも、水も石もキレイ…本当は貴方って綺麗な…) アブナイと分かっているのに、ついつい深追いしたくなる。 〝もう少し波打ち際なら、見つかるかもしれない…“ 濡れたくないなぁと、遠目から見

        • SEAT NO.1C バク君と一緒ですが、なにか?

          ヨーロッパに飛ぶ為のチケットは、 会社が手配したものだった。 座席の位置も大して確認せずに、当日を迎えた。 向こうでの新居は、もう決まっている。 ーー行くしかないーー 忙しかったのだ。本当に忙しかった。 直前までの仕事。 海外引越しに伴う荷物の搬出、国内倉庫での預かりの荷物の搬出、粗大ゴミの処分、市役所の手続きに、部屋の引き渡し…1人でこなすには、 やる事が多すぎる。 当時ヨーロッパでは大規模に噴火している火山があり、空の便は大混乱していた。 今、賃貸の部屋は空っぽ

        飛行機嫌いの、揺れる飛行機の対処法✈️

          〜創作〜 まだ私の彼氏じゃない II

          この間、職場の皆んなで行ったボウリング。 水曜日の定時退社日。 午前中に、自分のドジで嫌な事があったから 気晴らしに参加したんだけど、ちょっと 良いことがあったんだ。 でもね、フロアのみんながいたから、あんまり 顔に出せなくて大変だったよ! 前からちょっとだけ気になってた『眼鏡さん』と 同じグループになれて、話ができたの。 でね、ピンが右と左に凄く離れて残っちゃって アドバイス貰いにいったんだ。 (勇気を出して…ね) 言い方は少し素っ気なかったけど、私の投げていたのは

          〜創作〜 まだ私の彼氏じゃない II

          片づけの練習は、薬箱(救急箱)からだった件

          小さい頃、居間の箪笥の上にあった薬箱(救急箱)を たびたび片付けていた。 薬箱といっても、キチンとした木製ではなくて 処方されたが飲みきれていない袋入りの薬とか 湿布、体温計も一緒に入っている、 大きめの綺麗な紙の箱だった。 毎年お歳暮かお中元の頃に、適当で綺麗な箱を選び、詰め替えていた。 40cm四方ほどだっただろうか。 常備薬の使用期限が切れていないか。 常備薬そのものが足りているか。 自分が一番使うバンドエイド(カットバン・絆創膏) は、サイズも各種十分あるか。

          片づけの練習は、薬箱(救急箱)からだった件

          ノートの隅に、好きな歌詞を書き込んで。

          高校の授業中にやっていたのが、 好きな曲の、一番グッとくるフレーズを ノートの隅っこに書き込んで、脳内リピートする という一人遊びだ。 無論、誰に見せるでもなく自己満足だけのために。 声も出さず、音も立てず体も揺らさずに、そっと。 実年齢より少し背伸びした、胸が苦しくなるようなせつない歌詞が好きだった。 マイナー(短調)な曲を、主に好んでいたように思う。 今でもそれは変わらない。  幾つか 思い出して書いてみる。 小田和正さん アルバム『 K.ODA 』   ⚫︎

          ノートの隅に、好きな歌詞を書き込んで。

          ウォンバットのぬいぐるみは手荷物で。

          オーストラリアに旅行に行った。 ヘイマン島に滞在した後、シドニーを訪れた。 どうしても現地で手に入れたい物があった。 抱えるほど大きな ウォンバットのぬいぐるみだ。 動物園で彼を見つけた。 抱えて持つと、自分の足元が見えにくいほど大きな ウォンバット、 命名「ウォン」君。 一つ一つよく見ると、顔つきや眼のトロ〜ン感が 異なるので、選ぶのが大変だった。 大きな袋に入れてもらった。 可哀想だから、早速ホテルのベットの上で 休んでもらう。 頑張ってね、ウォン君。 コレか

          ウォンバットのぬいぐるみは手荷物で。

          「ケアレスミスを直したい」

          小学校3年生の1学期の通知表  特記事項に書かれたのは、 「字の乱雑さとケアレスミスを直したい。」 だった。 成績そのものは、可もなく不可もなしなのだが、 この一文に心を抉られて、いまだに思い出し、 更に自分を責めている。 確かに、ノートに記入していた文字は美しくはなかった。習字も習わず、丁寧にも書かず、自分が読めればいいかなと思っていた。 特に国語が酷かった。確かに酷かったんだけど 理由もなく乱雑な訳ではないのだ。 例えばの感想を書きましょうとなった場合、 頭に浮

          「ケアレスミスを直したい」

          電車内での「居眠り」に御用心

          過日、JRの某線に座っていた。 平日午後三時を少し回ったくらい。 車内は立っている数人がドアの所に居るくらいで、席に余裕も少しある。 自分はドアに一番近い、すみっこの席にいた。 自分の右側には袖仕切り(板)、左側には20代前半 らしきスーツ姿の女性、女性の左側には、80代くらいの男性が座っていた。 しばらくするとこの女性が、気持ち良さそうに舟を漕ぎだしたのだ。 お昼過ぎでお腹がいっぱい。疲れもあって、いい気持ちなのかもしれない。 自分に寄りかかる分には、重いがそっと

          電車内での「居眠り」に御用心

          海外駐在に帯同するということは、

          アジア圏とヨーロッパのとある国に、 トータルで約15年住んでいた。 聞こえはいいが、自分は海外が好きではない。 海外旅行も、本当は行きたくない。 じっとしていたい派なのだ。 なのに、なぜか転々と国と住まいを替え、 大人になってから10回近く引っ越しをしている。 (一番最初に海を渡った時は、まだインターネットも ジューキュルキュルと電話回線で、向こうで買ったケータイは日本語が無くて、ローマ字入力した短文を送るような方法をとっていた) この春から、御夫君様の出向や転勤で海

          海外駐在に帯同するということは、

          カスタードクリーム・レシピ

              (シュークリーム約10個分できます) 突然のレシピですが、コレで40年、 手作りシュークリームを詰めてます。 クリームだけでも美味しいです。 【材料】 薄力粉 40g 上白糖orグラニュー糖 100g 卵黄(玉子がLサイズ相当) 3個分 牛乳 300ml 有塩バター 20g バニラオイル 数滴 (バニラエッセイは、香りが弱くなることがあります) ・茶こしorステンレス製裏ごしき 【作り方】 ❶厚手の鍋に(まだ火にかけない)  薄力粉  砂糖  卵黄 を全部

          カスタードクリーム・レシピ

          「まゆげ」 東京プリン

          ♪ 抜いてそってかき足して〜 ♪ この衝撃的な歌い出しをご存知の方、  あなたは素晴らしい… とあるカラオケ屋さんに、10名ほどで行った時に 1人が突然歌い出した 思い出の曲だ。 他の誰もが知らなかった。 東京プリン という名前も知らなかった。 歌い出した瞬間から爆笑の嵐。 アルコールが入っていたのもあるが、 笑い死にそうな者が出ている。 お願いだ、もうやめてくれ、腹が痛い… ♪「遠くからじゃ気付かない にせものまゆげ〜 明るいところじゃ 近づかないで  じっ

          「まゆげ」 東京プリン

          エジプトは若いうちに。

          2012年12月 エジプトに観光(ツアー)の為、 入国した。 肌寒いが天気は良く、乾燥していた。 そして空気が悪かった。 朝方は冷え込み、炭を燃やすような臭いがホテルの周囲からしていた。 窓を閉めていてもどこからともなく煙が入ってくるようで、喉が痛い… と思ったら、窓の密閉加減が大変な事になっている。窓枠周辺のゴムパッキンが役目を果たしていなかった。 なるほど…納得だ。 早速部屋の変更を所望するぞ。 6泊7日の旅だった。 2日目にギザからダハシュールの【赤のピラミット】

          エジプトは若いうちに。

          石橋を叩いて渡らずぶち壊す

          人力のカナヅチなら可愛い方で、ダイヤモンドカッターで切断しそうなほど、慎重に生きてきたはず。 慎重過ぎて、なにもやってないなと気がついた。 もう遅いだろ…    自分でもそう思うから言うなって。 『でもさぁ、』 速攻で頭に浮かぶこの言葉。 コレが邪魔するんだ、結構威力が有る。 その後には、否定や暗い言葉が繋がりやすい。 …無理かもよ …ダメかもよ …難しそうじゃん… …やめとけば? 誰に言われた訳じゃなくて、自分で自分に言ってるんだ。 今までで 何回言われたか よくも真

          石橋を叩いて渡らずぶち壊す

          自分で自分にハナマルを

          海の向こうに住んでいた時、友達が空を飛んでやってきた。 友達は数ヶ国語を操り、仕事をバリバリこなす。 自分とは、天と地ほどの差がある人生の仕上がり具合だ。 けれど、なぜか慕ってくれていた。 心の優しい、あたたかい、考え深い人なんだ。 少し元気が無さそうに見えた。 日本で最後に会った時より、痩せたかな…? でも、敢えて何も聞かない。 言いたければ言うだろうし、そっとしておくのも いいと思った。 宿泊先まで送り届け、また世界中のどこかで 元気に会う約束をした。  やっぱ

          自分で自分にハナマルを