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新年の挨拶やめてみた

2022年の年末から入っているコミュニティ内で年賀状を送り合うのが流行した。そのため、年賀状を送ってもらうために住所を教えることが何度かあった。 そんな流れの中、当時は喪中だったこともあり、2023年はあえて年賀状を送ったり新年の挨拶をするのをやめることにした。きっかけやその後についてつらつらと書いてみようと思う。 今まで私はもともとそんなに人とメッセージをやり取りするのが得意な方じゃない。世間話や近況は直接会った時に話せば良いと思ってるし、仕事の関係もあって友人や関わって

    • 距離感

      6月と7月は色々あって人との距離感について悩んでいた。 そんな中、ある朝に距離感について考えさせられる出来事があった。 鳩鳩の写真 うちのベランダにはよく鳩がくる。すごいたくさんくる。どれぐらいくるって、毎日鳩の鳴き声を聞かない日はないぐらいには、くる。 今朝はたまたま2匹きていることに気づいた。様子から見るに、まだつがいになっていなさそうな初々しい雰囲気。 彼ら(?)は最初は体3つ分の距離あけて見つめあっていた。なんだかステキ。思わず写真を撮る。 そしたら、メスは

      • なくなるいのち

        急な知らせ入院していた祖母が危篤になった。あと3時間で気管挿管するので、最後に喋るなら今だから休んで帰ってきて。 いきなり、家族からきた電話。肺炎とは聞いてたけど、え、そんなすぐに調子悪くなる?みたいな感じで戸惑いながら上司に報告。すぐに有休を切って2時間後には病院にいた。 病室で横たわる祖母は、いつもよりも少し小さく丸まっていて口につけた酸素マスクが少し大きくみえた。 道中、「最後に話すチャンスって言われたって、何を話せばいいんだろう」とか戸惑いながら電車に乗って色々考えて

        • 感情の広がり方

          連想ゲームが癖になっているという友人と話していたら自分の中での感情の広がり方と制御についてなんとなくまとまっていたことに気づいた。せっかくなので、noteにまとめておこうと思う。 これは私の経験則に基づいた持論だけど、不安という感情は自分の中の「〜かもしれない」という連想ゲームが制御不能に陥った状態だ。 そしてその連想ゲームはなぜ始まるのかというと、未知の部分が多く見通しがつきづらいので事前にシミュレーションしておいた方が何かあった時に備えてある程度安心できるからだ。 連

        新年の挨拶やめてみた

          最適解

          先日、梅田のヘップをうろついて服を眺めていた。白いオフショルのニットを着たマネキンを見て、ふと中高時代の友人のことを思い出した。 つらつら書いていこうと思う。 ゆりあの日々友人の名前はゆりあ。3人兄弟の真ん中で、兄と弟がいる。 ゆりあの両親はバリバリの医者夫婦で兄は勉強が抜群にできて(確かどこかの医学部に行った)弟は体操がバリバリにできてオリンピック選手を目指せるレベルだ。 ゆりあの両親は北斗の拳が好きだ。 だから、兄の名前はケンシロウだし、ゆりあはゆりあだし、弟はトキ…に

          緻密さの概念

          また学問バーに行ってきた。今度は前回の文化人類学から趣向を変えて代数学。高校数学までしか知らない私でも十分楽しめたし学びがあったので色々書いていこうと思う。 きっかけ私自身、大学受験の時は理系で数学は得意な方だったし父も数学科出身なので多分数学的思考センスはあるんだろうな〜あればいいな〜と今までうっすら思っていた。 だけど、父以外に数学を専門的に学んだ経験のある人にいままで出会ったことがない。彼らの思考にはどのような特徴があり、何について考えているのか。そもそも代数ってかな

          緻密さの概念

          日々のフィールドワーク

          先日、学問バーに行った。毎回テーマとプレゼン者(主に大学院生や研究者)が日替わりで、色んな議論ができるというコンセプトのバーなのだが今回は文化人類学の回だった。行った時とその後に色々な知見が得られたので書いていこうと思う。 学問バーのリンク↓ 当日使われていたスライド↓ 私の行った回のnote↓ 文化人類学ざっくり解説どんな学問? 文化人類学とは、すごく簡単に言うと 「なんか自分にはわかんないなぁ不思議だなぁ」と思う価値観を持つ人たちと一緒に過ごす(フィールドワーク

          日々のフィールドワーク

          私という物語

          とある集まりで、冬でもメンタルや気力を削がれないような基本的な健康維持について話していた。 自分が色々やってきたことを羅列していたら「それって、生存者バイアスでは?」「そもそもスタートが違うように思える」と言われて、ハッとした。 自分もいわゆる弱者側だと思っていたが、相手には自分の弱かったり辛かったりした過去が見えていないが故に強者だと思われていたことに気づいた。 私は、いつの間に「強者側」に来てしまったんだろうか。 色々と、深く考えてみた。 私の語る内容の偏り「自分の中の

          私という物語

          京都人の陰湿さから考える悪意のかわし方

          関東出身の友人に「京都人って陰湿って言うけど、どういう会話してるの?」と聞かれた時に書いたメモ的なnoteです。あんまたいしたことないし京都にはこの例に当てはまらない良い人ももちろんたくさんいますが、あくまで参考に。 会話母(京都人)と帰省して話していた。 子供の学資保険の契約の関係で、保険の人が実家にきて子供も含めて面談をしなきゃいけないことは帰省する前に一応伝えていた。 母「そういえば今日っていつ保険の人きはるの?応対とかあんた大丈夫な訳?」 私「え、10時半だったけど

          京都人の陰湿さから考える悪意のかわし方

          私の知る、宗教2世①

          今はもう、やっていないけど。 家族でどっぷり某宗教をやってた時期があった。新興宗教には一応入るものの、かなり歴史があって信者数も多い、そんな某宗教。 その宗教の中でもかなり原理主義?のような感じで教えに対してストイック&お金取らない&時間だけ取るという貧困層に優しい設計だった。 信者数の増加率も他の宗派に比べて全国最高クラスで、謎の“救済”のような恩恵(ガンが治る、人間関係の悩みが解決する、等)を最も得られやすいとされてる宗派だった。 ちょうど2007年〜2011年ぐらいしか

          私の知る、宗教2世①

          マジック・催眠・宗教

          先日、エデン難波の3種類のバーに行った。 それぞれマジシャン、催眠術師、宗教家の方々に色々聞いてきたところこの3つのジャンルの似ているところと違うところが見えてきたのでまとめてみる。 ※宗教の部分に関しては私の経験をもとに書いているし宗派も色々なのであくまで参考程度に。 関わり方と操作マジック 1対多のコミュニケーション。基本的に、相手の不意をつくスタンス。なにが起こるのかをあえて先に言わず、相手の集中する先をわからせないように誘導する。 また、相手に警戒心を持たせたまま

          マジック・催眠・宗教

          2021年の振り返りと2022年の見通し

          2022年が始まる時に書いてたけど、書き終わった頃には1月終わりかけててお蔵入りしてた文章です。 供養と振り返りがてら公開。 2021年の自分 最初やりたかったこと ・新しい集団に出会う ・休み方を学ぶ ・新しいストレスコーピング方法を模索 今まではがむしゃらに頑張って乗り越えてきたことが多かったけど、コロナの影響、子供のこと、部署変更など色々な問題がタイミング悪く重なって年末に体調を壊してしまったので、今までと違うやり方をやらないと体がもたないと痛感した。同じ失敗を繰り

          2021年の振り返りと2022年の見通し

          2022年振り返り〜思いを語っていたら運気が上がった一年〜

          2022年の目標は、「余計なモノ・コトを捨てる・手放すこと」だった 最初は何が余計なのか無駄なのか、さっぱりわからないまま、引っ越しもあるのでこの目標にした。 とりあえず、引越し前に会っておきたい人に会った。オフは今までコロナで自粛していたけど、勇気を出して会い始めた。 思ったより、みんな快く会ってくれた。 ある人から、「教養をつけた方がいいよ」とアドバイスを受けた。 そうか、教養をつけよう、と思った。 知らない範囲のことを推測して考えてもやはり、私の視野はぜんぜん狭い。

          2022年振り返り〜思いを語っていたら運気が上がった一年〜

          震災の記憶

          すずめの戸締まりという震災を扱った映画をみた。震災をテーマにすることに対しては賛否両論あるらしいが個人的にはかなり大きな影響があっていい映画だった。せっかくなので震災の記憶を思い返しながらまとめていこうと思う。 震災の日はたしか金曜日。終業式の日だったのかな、授業が午前中に終わる日で最寄駅から実家まで自転車を押して帰っているところだった。 京都だったので揺れたかどうかもわからず、当時遠距離で付き合っていた彼氏(千葉の九十九里浜の近くに住んでたので結構やばそうだった)からのメ

          震災の記憶

          呼吸とうわさ話

          ラジオ体操バーと8月のうわさ話バーに行ってきた 簡単なメモみたいな感じになってしまったけど、印象に残ったことを書いていこうと思う ラジオ体操バー ○やったこと ラジオ体操3回した →呼吸の練習をみんなでした(し始めた時、12時半だったけど「今から話したら10分かかるな〜」って言っててめちゃ慣れててプロだなと感じた) 呼吸をゆっくりたくさんした結果、いろいろコンディション整いすぎて、その状態で楽器弾いたらめちゃめちゃ上手くなるだろうな〜と思って超弾きたくなった ○自分のこと

          呼吸とうわさ話

          天才としてのお作法

          はじめに小さい頃から、良い子だ天才だギフテッドだなどと言われて育ってきた。 元々の素質もあっただろうけど、親が熱心にしてくれた教育(主に家庭保育園)、育った環境(緑豊かな山の中で植物図鑑を持ち歩いて草木に親しみ、たくさんの動物や昆虫と触れ合っていた)の影響も大きいと思う。 振り返ってみれば、良いことは沢山あったけど、それだけではなかった。 人よりも頭の回転が速いというそれだけで、不気味がられたり、性格が悪いやつ扱いされたり、本当にニガテな部分を指して「サボっているだけで

          天才としてのお作法