湯浅淳一

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湯浅淳一

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『明日、世界一周に行く』という人生

2020/9/24@八王子 『 人は幸福になるために生きているけど、幸福になるようにデザインされてない。』 って本で読んだ。 『 お金は鋳造された自由だ 』 とドストエフスキ…

湯浅淳一
3年前
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「すばらしい新世界」について

20240417 すばらしい新世界とは、どんな世界観なのか? ・家族の概念どころか、母親の概念もない。子どもは、試験管から生まれる。 ・階級化された社会では、   試験…

湯浅淳一
1日前
8

自由と怠惰と堕落と

20240417 いつでも好きな時に起きれるのは自由 布団の中でダラダラしているのは怠惰 布団から出ずに一日過ごすのは堕落 いつでも好きな時に酒を呑むのは自由 朝から酒を…

湯浅淳一
1日前
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金閣寺 ( 三島由紀夫 )

20240415 私が人生で最初にぶつかった難問は、美ということだったと言っても過言ではない。 私には自分の未知のところに、既に美というものが存在しているという考えに、…

湯浅淳一
3日前
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生きることと消費

20240417 昨日より体重が増減しているのは生きている 生きていくのには、消費が必要だ 寝るための家は、家は賃貸なら毎月家賃、家は持家でも税金 食べるためにも、金が…

湯浅淳一
3日前
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労働の拒否と、怠惰の礼賛

20240416 この社会で生きていくのならば、 この社会のルールに則って生きていくのが定め 働かぬものは食うべからずは、 労働 or 餓死の選択の強制 私は望んでこの世界に…

湯浅淳一
4日前
6

すばらしい新世界

20240412 何らかの全般的理解は持たなければならない。ただし、もし社会の善良にして幸福な一員であろうとするならば、全般的理解はできるだけ最小限に止めておくことだ。…

湯浅淳一
5日前
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生まれてきたことが苦しいあなたに

20240415 シオランの思想 生にはなんの意味もないという事実は、生きる理由の一つになる。唯一の理由にだってなる。 シオランは、常に思想なりなんなりが「生きられてい…

湯浅淳一
6日前
6

First Love 初恋

20240415 素敵な言葉たち 好きってなんだろう 好きっていう気持ち 誰かのこと好きということ 私にとっての好きは、 誰かにとっての好きじゃない 私にとっての好きは、…

湯浅淳一
7日前
12

変化する道徳

20240414 織田信長は、豊臣秀吉をサルという愛称で、呼んだことが知られている。 サル = 人間外の存在である。 例え、それが、かわいさ余るための呼称だとしても、秀吉は…

湯浅淳一
8日前
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人種差別はなぜ起こるのか

20240413 個人の道徳は不変ではない、共感によって変化する。 相手との類似性が近い場合は、アイデンティティが刺激され、共感性が高まる。また、相手との類似性が低い場…

湯浅淳一
9日前
3

子どもは贅沢品

20240413 子どもを愛するということは、ヒトの本能に組み込まれたプログラムである。親は、子ども一人一人を愛する。 ライオンは、多産であるから、一頭一頭からを、愛し…

湯浅淳一
11日前
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餌と食事

20240413 何かをしながら食べるのは餌 料理を食べることを楽しむのが食事 テレビや動画を見ながら食べるのは餌 誰かと一緒に食べるのは食事 歩きながら食べるコンビニお…

湯浅淳一
11日前
8

性の排泄

20240412 食欲は、人間に与えらた、生きるための術 食欲がなければ、モノを食べる機会も減り、寿命も短くなっていたに違いない 現代は、飽食過ぎて、病気になり、自分自身…

湯浅淳一
12日前
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幸福の料理

20240411 幸福を感じるとき、 美味しいとき、料理がメチャクチャ美味しかったとき 知ってる店で、 食べたことがある美味しい料理を食べるとき ・期待を裏切らないので、…

湯浅淳一
2週間前
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調理場という戦場

20240409 経験があろうがなかろうが、年がいってようが若かろうが、「 これから何かをやる 」というタイプの独特の空気を持つ人 若い頃は辛さが何だかわからないから、怖…

湯浅淳一
2週間前
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『明日、世界一周に行く』という人生

『明日、世界一周に行く』という人生

2020/9/24@八王子

『 人は幸福になるために生きているけど、幸福になるようにデザインされてない。』
って本で読んだ。

『 お金は鋳造された自由だ 』
とドストエフスキーは言った。

明日、世界一周に行くこの言葉が胸にあれば、生きていける。
人生の軸である。
歩くための背骨である。

" 明日、世界一周に行ける " 自分になるために、今日の自分がある。 自分になるために、今日の自分がある

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「すばらしい新世界」について

「すばらしい新世界」について

20240417

すばらしい新世界とは、どんな世界観なのか?

・家族の概念どころか、母親の概念もない。子どもは、試験管から生まれる。

・階級化された社会では、
  試験管の中の時点で、その遺伝子に応じた階級が決定され、容姿や特質も操作される。
  試験管の中からずっと、階級に合わせた訓育が施される。
  個人の容姿や服装から、階級が明示される。

・階級によって、労働が定められている。むしろ

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自由と怠惰と堕落と

自由と怠惰と堕落と

20240417

いつでも好きな時に起きれるのは自由
布団の中でダラダラしているのは怠惰
布団から出ずに一日過ごすのは堕落

いつでも好きな時に酒を呑むのは自由
朝から酒を呑むのは怠惰
日がな一日呑んでいるのは堕落

いつでも好きな時に寝るのは自由
朝と夜が逆転して朝に寝るのは怠惰
気付いたら寝ているのは堕落

起きて何しようかと考えるのは自由
起きてまた目を瞑るのは怠惰
起きて今日のはじまりに

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金閣寺 ( 三島由紀夫 )

金閣寺 ( 三島由紀夫 )

20240415

私が人生で最初にぶつかった難問は、美ということだったと言っても過言ではない。

私には自分の未知のところに、既に美というものが存在しているという考えに、不満と焦躁を覚えずにはいられなかった。美が確かにそこに存在しているならば、私という存在は、美から疎外されたものなのだ。

父の司っている死の世界と、若者たちの生の世界とが、戦争を媒介として、結ばれつつあるのを感じていた。

精神

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生きることと消費

生きることと消費

20240417

昨日より体重が増減しているのは生きている

生きていくのには、消費が必要だ

寝るための家は、家は賃貸なら毎月家賃、家は持家でも税金
食べるためにも、金がかかる
性交は金がかかる、自慰は金がかからない

生きていくには、最低限寝たり食べたりする必要がある、消費するための金がいる

金のことを考えないと、
もっと自由なんだけどなー

金のことを考えない人生なら
きっと幸福なんだろ

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労働の拒否と、怠惰の礼賛

労働の拒否と、怠惰の礼賛

20240416

この社会で生きていくのならば、
この社会のルールに則って生きていくのが定め

働かぬものは食うべからずは、
労働 or 餓死の選択の強制

私は望んでこの世界に来たわけではないけど、せっかくこの世界に来たんだから、
喜びも悲しみも全部背負って生きていく

出生というスタートは自分の意思じゃないのは仕方がないとしても
死没というゴールは自分の意思であってもいいような気がする

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すばらしい新世界

すばらしい新世界

20240412

何らかの全般的理解は持たなければならない。ただし、もし社会の善良にして幸福な一員であろうとするならば、全般的理解はできるだけ最小限に止めておくことだ。それは、専門的知識は徳と幸福を増進するが、全般的知識は知的見地からいって必要悪なのだから。

女性胎児の30%は正常に発育させ、残り70%は不妊性を保証された「産まず女」として発育させる。

幸福と美徳の鍵
自分がなさねばならぬこ

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生まれてきたことが苦しいあなたに

生まれてきたことが苦しいあなたに

20240415

シオランの思想

生にはなんの意味もないという事実は、生きる理由の一つになる。唯一の理由にだってなる。

シオランは、常に思想なりなんなりが「生きられている」かを重視してきた。「生きられている」思想とは、その思想と共に生き、その人の人生が刻印されている思想ということだ。あるいは、思想なりを 「生きる」とは、その思想のために傷を負うこと、その思想のために苦しむことだと言えるだろう

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First Love 初恋

First Love 初恋

20240415

素敵な言葉たち

好きってなんだろう
好きっていう気持ち
誰かのこと好きということ

私にとっての好きは、
誰かにとっての好きじゃない

私にとっての好きは、イイネのスタンプくらいの軽さで、かわいいは好きだし、スタイルいいなも好きだし、背が高いも好きだし、ボブが好きだし、その程度のものでしかない

誰かにとっての好きは、
愛してるくらいの好き
人として好きはなく異性として恋愛対

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変化する道徳

変化する道徳

20240414

織田信長は、豊臣秀吉をサルという愛称で、呼んだことが知られている。

サル = 人間外の存在である。
例え、それが、かわいさ余るための呼称だとしても、秀吉は、どう感じたのだろうか。

歴史的根拠も何もないが、信長を殺したのは明智光秀とされるが、裏で糸を引いていたのは、秀吉という仮説が立つ。

その後、秀吉が、信長の野望であった天下統一を成し得たことから考えても、秀吉にとって信長

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人種差別はなぜ起こるのか

人種差別はなぜ起こるのか

20240413

個人の道徳は不変ではない、共感によって変化する。

相手との類似性が近い場合は、アイデンティティが刺激され、共感性が高まる。また、相手との類似性が低い場合は、共感性が低くなる。

相手との類似性、距離感といってもいいかもしれない、その距離感と共感性が連動して、そこから生じる道徳も変化する。

つまり、行ったことのない外国は、他人事であり、距離感がある。行ったことがある外国は、そ

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子どもは贅沢品

子どもは贅沢品

20240413

子どもを愛するということは、ヒトの本能に組み込まれたプログラムである。親は、子ども一人一人を愛する。

ライオンは、多産であるから、一頭一頭からを、愛してなどいられない。むしろ、淘汰へと舵を切る。崖から落として登ってくることのできた強い子どもを育てる。
弱い個体を淘汰し、強い個体のみを養育するという進化の系譜である。意図的淘汰を実現する。

ヒトも100年くらい前は、多産だった

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餌と食事

餌と食事

20240413

何かをしながら食べるのは餌
料理を食べることを楽しむのが食事

テレビや動画を見ながら食べるのは餌
誰かと一緒に食べるのは食事

歩きながら食べるコンビニおにぎりは餌
公園のベンチで食べるコンビニおにぎりは食事

ただ、腹を膨らませるために、食べるコンビニ弁当は餌
愛情を込めてその人のために作った料理を食べるのは食事

金銭を支払い、何も考えずに食べるのは餌
生き物に感謝して「

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性の排泄

性の排泄

20240412

食欲は、人間に与えらた、生きるための術
食欲がなければ、モノを食べる機会も減り、寿命も短くなっていたに違いない
現代は、飽食過ぎて、病気になり、自分自身で短命としているが

人間は、食欲によって、食べて快楽を得て、便を排泄する

性欲は?

人間は、性欲によって、性交して快楽を得て、精を放出する

女は、精を放出しない、受精する

男は、性欲によって、性交して快楽を得て、精を放

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幸福の料理

幸福の料理

20240411

幸福を感じるとき、
美味しいとき、料理がメチャクチャ美味しかったとき

知ってる店で、
食べたことがある美味しい料理を食べるとき
・期待を裏切らないので、うん、やっぱり美味しい

知らない初めて行く店で、
料理を食べるとき
・期待していると、ギャップは小さいので、それほど、美味しいとは感じない
・期待していないと、ギャップが大きいので、振り幅の分、美味しいと感じる

好みはあれ

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調理場という戦場

調理場という戦場

20240409

経験があろうがなかろうが、年がいってようが若かろうが、「 これから何かをやる 」というタイプの独特の空気を持つ人

若い頃は辛さが何だかわからないから、怖いけどやれる。わからないゆえにやれる。若さの素晴らしさって、きっとそういう「 あまりわかっていない 」ということだ。

怖さを感じても、若い人はわからないまま突っ走る。いつのまにかやり遂げてしまう。だから若さというものは、大事

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