私にとっての『作家』が、世の中的には『小説家』であることを自覚&認識した夜。
ようやく順番が回ってきて、図書館で予約していた『自分を愛すると夢は叶う』(吉本ばなな&奥平亜美衣)を借りることができた。
その日の夜。ばななさんによる「まえがき」を読んだあと、さっそく目次をじーーーっと眺め、まずは最初に気になるところを読んでみることにした。
1つ目は
Part 3 男女の愛
「セックスレス、けっこうじゃないですか?」(P84)
2つ目は
Part 5 仕事とお金
プロの作家として成功する方法(P137)
で、2つ目の話の中に(1つ目についてはさりげなく?スルー。笑)
ばなな「作家と一口に言っても、小説家、エッセイスト、随筆家、ノンフィクション作家、全部違います。何になりたいのですか、というのが、いつも、私から作家志望の方への質問なんです。」
という文章があり(ところでこの本は、お二人の対談をまとめたもの)、私はなんだか静かに衝撃を受けたのだ。
「そうか……『作家』という言葉は、そんなふうに捉えられているのか……」
作家に“なりたい”時間は終わった。
今はもう「私は作家だ」を生きている。生きていく。
「だったら私のこの言葉も、読む人によっては、『で、あなたは何を書きたいの?』ってなるわけか……」
うん。何を言っているのか、何に驚いているのか、うまく伝わらないだろう。
自分の中だけの、大きな驚き。発見。自覚。再認識?
私は『作家』=『小説家』だと、あまりにもあたり前に、なんなら“『小説家』の中でもより本物の……つまり真の「物語力」(と愛)を兼ね備えた人のみが『作家』を名乗れるのだ”くらいに思っていたから、なんだか「ん?」「えっと……」「……えぇ!? そんなふうに思われるのぉ???」と胸の中だけで、静かに、しかし激しく、驚いた。
単なる言葉ひとつなのだけど。
自分の「夢」として語っていたものだったから、雷に打たれたような衝撃があった。
そうかー。だから村上春樹さんも『職業としての小説家』なわけね(ちなみにこれは私のバイブル。そして『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』も大切な一冊。←このタイトル、ほんとに最高♡)。
なのですぐ、プロフィール欄の文章を書き直した。
言葉には力がある。魔法が宿る。
私はこの社会で夢を実現させたいのだから、この社会にとっての“的確な”言葉で、宇宙にオーダー&自分に宣言すべきなのだ。
✴︎
というわけで(短いけど書いたぞ☺︎/*)、しばらくは新しい『物語=小説』の生み落とし(?)に、日々のエネルギーを投入します♡
人生は有限。
『願い』は正しく美しく、できるだけ具体的に言葉にして、星みたいにポーーーンと内なる宇宙に掲げておこう☆
「私、小説家、やります。生きます。
愛と誠意と真心を添えて。」
これから生まれて来る『新しい物語』を、誰よりも私が楽しみにしているよ!!!♡\☺︎/♡
“はじめまして”のnoteに綴っていたのは「消えない灯火と初夏の風が、私の持ち味、使える魔法のはずだから」という言葉だった。なんだ……私、ちゃんとわかっていたんじゃないか。ここからは完成した『本』を手に、約束の仲間たちに出会いに行きます♪ この地球で、素敵なこと。そして《循環》☆