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己、人間たる基礎とは、何で出来ているか?

己の基礎は何か?何で出来ているか?それはどっしりと安定し、揺らぐことなく、ぶれることなく己を支えるものになっているか?もし、己の基礎が安定せず、不安が在るのであれば、それが何で構成されているかを見詰め直した方がいい。己、人間たる基礎とは、何で出来ていると考えているか?人間が生きる上で大切なこと。それは、物か?カネか?はたまた地位か、名誉か、権力か?この社会で生きていく上で最も必要なことはこれらだと考えているのであれば、それは全くもって人間の基礎とは言えない。そもそも基礎の要素でも何でもない。もし、反論があるというならば、今の己の基礎の状態、これから先々のことを一切の不安もなく生きることが出来るか?調子が良ければ思い上がり、少しでも悪くなれば人の所為、社会の所為にする。あれがこうした、これがこうしたと、己の事は棚に上げ、総ては誰かの所為とする。「自分は何も悪くはない。真面目に自分なりに努力をしてやっている。そもそも、こうなったのは私の責任ではない!〇〇がちゃんとやらなかったからだ!」と、自分の都合のいい様に、勝手に屁理屈並べ、不安や怒りを収めようとする。もしその場が、己の思った通りに収まったとしても、良心は捻じれ歪み、混濁したまま。従って、いくら心を物や金、賞賛、力、己の身勝手な解釈で満たそうとも、永遠に満たされることはない。即ち、己が思う基礎は、基礎ではないということだ。もし、どのような時にもどっしりと安定し、揺らぐことなく、ぶれることなく、本当の基礎を得たいのであれば、性根を入れ替えよ。今のまま、上っ面を塗り重ねても、張りぼての基礎は、やがて剥がれ崩壊していく。それが嫌なら新しく一から基礎を作り替えることだ。その決意が出来るなら、先ずは今の己の原点に還り、本当のこと、真に大切なことを見詰め直すことだ。それが何か、自分自身で気付けた時、即ち悟りとなる。その悟りを持って、慌てずじっくりと基礎を造ることが出来たならば、どのような事が起こったとしても、心揺らぐことなく、不安なく生きることが出来よう。これが好もうが好まざろうが、知ろうが知るまいが、そこに在る実相。


そのことを肝に銘じ、自分自身の基礎を見詰め直し、真の基礎に作り替えます。


有難う御座います。

幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者