現代において「永久不滅」とは、「永遠に続く」とか「人間や自然が産み出した造形物の機能や状態が限りなく長いあいだ維持されること」を意味すると言われる。しかし、それは真理を語ったものではない。万物は、諸行無常であり、流転する。即ち、自然に次第に朽ち果て、枯れていく。万物そしてあらゆる生命は、全て流れの中にあり、連綿と続いていく。そのために必要なプロセスが「死」である。即ち、この「死」という仕組みによって、命が繋がれ、そして新しく生まれ変わる（再生）ことが出来る。こうして万物は悠久の時を刻むことが出来る。人間は、いずれ「死」を迎える。しかし、魂は生き続ける。永久不滅の真の意味は、ここにある。

そのことを肝に銘じ、命に感謝し、今この時一瞬一瞬を大切にして生きます。

有難う御座います。