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元気になりたいときに。過去の私から今の私へ、今の私から未来の私へ。
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#コラム

精神修養は己のためのもの

精神修養は己のためのもの

人生から何をわれわれはまだ期待できるかが問題なのではなくて、むしろ人生が何をわれわれから期待しているかが問題なのである──。

フランクル『夜と霧』に出てくる有名な一節だ。
私たちは生きることによって何かを得ようとするのではなく、自分が生きることでどんな価値を創造できるのか、自分の役割とは何かを認識しなければならないという彼の考え方は、今なお多くの人に影響を与えている。

私もこれまで何度か読んで

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「生活の主観化」について

「生活の主観化」について

鈴木大拙が著書のなかで使っていた「生活の主観化」という言葉。このフレーズを目にした瞬間、あらゆる思考がこの言葉に収斂していく感覚を得た。

私が掲げてきた「知性ある消費」とはこのことかもしれない。

人の死は、「わりきれなさ」でできている #PLAN75

人の死は、「わりきれなさ」でできている #PLAN75

75歳以上の国民は、自らの生死を選択できる制度が可決した──。

まさにディストピアそのものでありながら、起こり得そうな設定で注目を集める映画「PLAN75」。

最近もTwitterで「#国は安楽死を認めてください」というハッシュタグがトレンド入りしていたり、オランダにおける安楽死の現状について医師の視点から解説したツイートが話題になったりと、安楽死について考える機会が増えた。

社会全体が疲弊

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相性を決めるのは「WHY」ではなく「HOW」

相性を決めるのは「WHY」ではなく「HOW」

一緒に働く相手を選ぶときに必ずと言っていいほど聞かれる志望動機。

「何がやりたくて応募したのですか?」
「なぜそれをやりたいのですか?」

こうした質問は、相手の動機がどこにあるかを探るものです。

しかし、世の中には内発的動機で動くことができる夢組だけではなく、すでにある1を10にするのが得意な叶え組の人たちがいます。
参考:「世界は『夢組』と『叶え組』でできている」

彼らの「やりたいこと」

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「結婚第一主義」の本当の意味

「結婚第一主義」の本当の意味

最近、百貨店や商業施設の基礎を作った人たちの思想にふれようと思い立って伝記や講演録をちょこちょこ読み漁っている。

そんな中で、宝塚や阪急グループの創始者として知られる小林一三の「私の行き方」に出てきた『結婚第一主義』という考え方に出会った。

結婚第一主義とは、言葉の通り『結婚こそが最優先事項である』という考え方だ。

およそ女性の関与している事業を成功させる要訣は、彼女たちを1日も早く結婚でき

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【漫画】事実婚ってぶっちゃけどんな感じ?

【漫画】事実婚ってぶっちゃけどんな感じ?

昨年11月にパートナーと結婚しました。事実婚のため、お互いの名字はそのままです。
という話をすると、事実婚についていろいろ質問をいただくので漫画にしてみました。(あくまで私たちの場合、という話もたくさんあります。)
事実婚や、夫婦別姓が気になる、という方の参考になればと思います(あんまり参考にならなかったら、ごめんなさいね)
私自身、事実婚を選ぶ前、いろんな方の体験談を読ませていただきました。とて

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