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ブログはじめました
SNSのタイムラインに疲れ、いいね!にも疲れ、閉塞感というかもはや窒息感しかないので、雑記用にブログをはじめました。よろしければご覧ください。 https://satocchi.ha…
書かれざる小説のための序文
七年くらい前に(鬱状態のなか)書いた小説のための序文を公開します。この序文に続く小説は別の形で書いていますが、序文自体は破棄します。当時、ナボコフの影響を受けていたと思われる(笑)
☆
この《小説》はまず作者であるわたし自身のために書かれている。
欲望がゼロになることへの恐怖が、わたしにこの《小説》を書かせている。
かつてジョルジュ・バタイユはこう書いた。
「何もの
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https://satocchi.hatenadiary.com/
noteには小説や哲学的考察を書いていく予定です。
文章を読んでいないときでもある意味では読んでいるのであり、そして何事かを考えている。文章を書いていないときでもある意味では書いているのであり、そして何事かを考えている。そして、文章を読んだり書いたりしているとき、単にその文章を入出力しているのではなく、様々に思考をしている。
狂人は想像を絶するような苦痛を生きている
こんばんは。ご無沙汰しています。
如何お過ごしでしょうか?
私は師走に相応しく忙しくしています。部屋を掃除したり髪を切ったり読んだり考えたり書いたりと。
そう。いま新しい小説を書いています。それも二つ同時にです。
一つは『性徴』という名前のサーガです。いま第三部まで構想がありますが、書くのに数年はかかるかと思います。のんびりいきますが、もしかしたら第一部が完成した段階で、送りつけるかもしれません
【お知らせ】GRRLの休載
連載中の「GRRL」という小説なのですが、継続が不可能な状況になり、無期限に休載することにしました。大切な読者の方々には申し訳なく思っております。ごめんなさい。
休載の内在的な理由。「GRRL」には長大なプロットが存在するのですが、そこで語られるはずの物語と自分の信念がどうしても折り合いがつかなくなってしまいました。物語を書き/読むことは人を救いうると思うのですが、自分の書いているものに〈信〉を
予告していた『若草物語』についての記事は断念。あまりにも好きすぎて、そのきもちをうまく文章に落とし込めない。ちっぽけな分析で大切なあの物語のキラキラを穢したくはない。待っててくださる方が、もし、いらっしゃったならごめんなさい。
Louisa May Alcott ”Little Women”(邦題:若草物語)についての長文記事を準備中です。とりあえず解釈のサンプルとして映画化作品を可能な限り全部見る。
乱視的な読書から通読を目指す読書に切り替えようと思います。多少の参考文献には目を向けつつ、ひと月の課題図書を決めました。一冊は岡村康夫先生の『無底と戯れ』を。それから英語原書ですがHannah Arendt "The Life of the Mind"(『精神の生活』)を。
私信:何も隠されてはいないのだ
「ちょっと待って 僕の話を聴いてよ 真剣な話なんだ」(Sherbets「教会」)
「何も隠されてはいないのだ。」(ウィトゲンシュタイン『哲学探究』§435)
親愛なる者へ
先日、喋ったばかりだから、さっそく本題に入りますね。私たちにとっては未知の話題です。最近はウィトゲンシュタインを読むことも、ほとんどないのですが、別の哲学者の本を読むときにふとウィトゲンシュタインの哲学全体に関わるテーマと