かつおぶし

関西のどこかで介護の仕事中。二次元と宝塚を愛しながら、色々考えているけれど、木偶の坊と…

かつおぶし

関西のどこかで介護の仕事中。二次元と宝塚を愛しながら、色々考えているけれど、木偶の坊と呼ばれがち。宮沢賢治先生の理想形態とは多分違います。何かしら書いて生きていきたい、売れない文字書き兼介護士。

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記事一覧

君の名を 呼ぶ声ばかり 聞こえてた 馴れ合いたくない痛みと置き去り

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悔しくないなんてそんなことなくて。

かつおぶし
6か月前
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ゼロ以下の可能性すら祈ってさ 君の瞳に星を見ていた

かつおぶし
7か月前
4

暑は夏い話。

夏いという字面が、ぱっと見で憂いに見えないこともない……なんて思いつつポチポチこの文章を打っている。パソコンを置いてある部屋が暑すぎて、めっきりスマホからの執筆…

かつおぶし
8か月前
2

書くことについて思いを馳せる日、の話。

ウグイスが鳴いていた。真夏と呼ぶには少々早い。しかし紛れもない夏の朝である。近所の寺から『ポクポクポク…………』と木魚の音がする。そこに被せるように、『ホーホケ…

かつおぶし
9か月前
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いつも割りとポンコツなんだけど、今日は一段階レベルアップしたポンコツで、胸がヒュッってなる瞬間があったり音(声)に発狂しかけたり忙しくてぐったりしている。売れ筋って書いてあるソーセージパンをぼんやり齧っているだけなのに、何だか滑稽だなと思った。

かつおぶし
10か月前
2

エッセイ、というものにしようとするなら自分の感情の混ぜ具合?さじ加減?を見極めないとならないという、すごく今更事を今更思い至って頭を抱えている。難し……。創作大賞に参加したいんだ。

かつおぶし
11か月前
3

苦手な人に出会っては躓く社会人生活からいまだ抜け出せないって『大人』になれていないということなんだろうか?普通の社会人生活ってなんだろう。あと、『普通の』で予測変換で出てきた『ふつうの恋子ちゃん』て何ぞ。→調べた。少女マンガでした。なるほど。

2

気付いたら半年以上noteを更新していなかった。花粉症持ちなんだけど今年は例年の症状に加えて、咳の悪化、頭痛勃発で春に向けての体調不良と重なってメンタルにまで来ているでやんす。直近で読んだ『本屋の新井』がさくさく読めて面白かったよって呟いておきますね。私も本屋でもう一度働きたい。

2

自分の為の本と、もしも出会うならば

「これは、自分の為に書かれた本だ」 「ここに登場するのは、自分だ」 そう思う体験が、瞬間が、読書をしていると訪れる。 ……という話をよく聞く。けれど『私』は読んで…

5

読書記録:わるい食べもの

最近、食事系エッセイに飢えているのか、その手のものばかり読んでいる気がする。別のエッセイを読んで、千早茜さんの他のエッセイも読んでみたいと思い手に取った。 凄く…

12

そうだ、Word Pressを使おう!

そうだ京都へ行こう!のノリで、ワードプレスを使ってみようと思い立ち、本を買いました。(そこから) 過去、ブログは何度か運営したことがあるものの完全に趣味の感想を…

2

音と私のある日の話。

舌打ちが苦手だ。 舌打ちを聞くと、それが自分に向けられたものでなくてもぴゃっと跳ねたくなるし、続くとそわそわ落ち着きない気持ちになる。 言える場合は、止めてほしい…

3

読書感想文の季節は苦い

パソコンを置いてある部屋にエアコンも扇風機もなくて暑い中、何か書かないといけないという謎の強迫観念じみたものに背中を押されている。 取りあえず何か書かないと。何…

7

読書記録:おいしいごはんが食べられますように

何故これを読もうと思ったのか、曖昧な記憶をごそごそ探ると、メルマガで書評が出ていたからだった気がする。 恥ずかしながら、その書評も実はそれほどしっかりと目を通し…

14

認知症の方が好きなんですか?と聞かれた日、の話。

以前の話である。 「認知症の方が好きなんですか?」と聞かれたことがある。「はあ」としか答えられなかった。 「好きです」というのは何か違うし、そもそも好き嫌いで考え…

1

親指の重要性の話。

既に梅雨明けした地域があるという事実がいまだに驚きだ。早すぎると言うか、梅雨よどこへ消えた状態にも程がないか。確かに梅雨にしては暑いと思ったけれども。外を歩いて…

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君の名を 呼ぶ声ばかり 聞こえてた 馴れ合いたくない痛みと置き去り

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悔しくないなんてそんなことなくて。

ゼロ以下の可能性すら祈ってさ 君の瞳に星を見ていた

暑は夏い話。

暑は夏い話。

夏いという字面が、ぱっと見で憂いに見えないこともない……なんて思いつつポチポチこの文章を打っている。パソコンを置いてある部屋が暑すぎて、めっきりスマホからの執筆です。
ところでこうやって書いている文章も『執筆』と言っていいのか?そもそも『執筆』とは?と気になって調べてみた。ネットって便利~。

他の辞書の用例なんかも出てきたけど大体こういう感じでした。
ひとつ「へぇー!」と思ったのは、この字、『し

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書くことについて思いを馳せる日、の話。

書くことについて思いを馳せる日、の話。

ウグイスが鳴いていた。真夏と呼ぶには少々早い。しかし紛れもない夏の朝である。近所の寺から『ポクポクポク…………』と木魚の音がする。そこに被せるように、『ホーホケキョ』。いや、季節感どこ行った。
久しぶりの帰省は、油断すると突っ込みどころが多すぎる。
台所に手帳を広げ、つらつら書きながらそんなことを考えていた。

……ということがあったわけだが、天才と呼ばれる人間ならば、このエピソードだけで抱腹絶倒

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いつも割りとポンコツなんだけど、今日は一段階レベルアップしたポンコツで、胸がヒュッってなる瞬間があったり音(声)に発狂しかけたり忙しくてぐったりしている。売れ筋って書いてあるソーセージパンをぼんやり齧っているだけなのに、何だか滑稽だなと思った。

エッセイ、というものにしようとするなら自分の感情の混ぜ具合?さじ加減?を見極めないとならないという、すごく今更事を今更思い至って頭を抱えている。難し……。創作大賞に参加したいんだ。

苦手な人に出会っては躓く社会人生活からいまだ抜け出せないって『大人』になれていないということなんだろうか?普通の社会人生活ってなんだろう。あと、『普通の』で予測変換で出てきた『ふつうの恋子ちゃん』て何ぞ。→調べた。少女マンガでした。なるほど。

気付いたら半年以上noteを更新していなかった。花粉症持ちなんだけど今年は例年の症状に加えて、咳の悪化、頭痛勃発で春に向けての体調不良と重なってメンタルにまで来ているでやんす。直近で読んだ『本屋の新井』がさくさく読めて面白かったよって呟いておきますね。私も本屋でもう一度働きたい。

自分の為の本と、もしも出会うならば

自分の為の本と、もしも出会うならば

「これは、自分の為に書かれた本だ」
「ここに登場するのは、自分だ」

そう思う体験が、瞬間が、読書をしていると訪れる。
……という話をよく聞く。けれど『私』は読んでも読んでもどこにも登場しないし、私の為に書かれたに違いないと思える本と出会ったことはない気がする。それは悲しいことなのだろうかと考えて、違う気がするなあといつものようにぼんやりと思った。
ここにいる『私』には世界は動かせないけれど、向こ

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読書記録:わるい食べもの

読書記録:わるい食べもの

最近、食事系エッセイに飢えているのか、その手のものばかり読んでいる気がする。別のエッセイを読んで、千早茜さんの他のエッセイも読んでみたいと思い手に取った。

凄く印象に残ったエピソードは何かと言われたら、前半に登場する「ウニ」の話。何だかすごくSF味を感じてしまう(薄ら恐怖感すら抱いてしまった)。なかなかにインパクトがすごいので、ぜひ他の人にも味わっていただきたく候。

まだ世間に例のウィルスが蔓

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そうだ、Word Pressを使おう!

そうだ京都へ行こう!のノリで、ワードプレスを使ってみようと思い立ち、本を買いました。(そこから)
過去、ブログは何度か運営したことがあるものの完全に趣味の感想を吐き出す場であったので、今でいう収益なんてものは考えてもいなかったしそもそもそんなにアクセス数もなく……。そしてそのブログは初心者でも、コードやタグ打ちができなくても作れる、安心のブログサービスを使っていた訳で。ワードプレスとか敷居が高すぎ

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音と私のある日の話。

音と私のある日の話。

舌打ちが苦手だ。
舌打ちを聞くと、それが自分に向けられたものでなくてもぴゃっと跳ねたくなるし、続くとそわそわ落ち着きない気持ちになる。
言える場合は、止めてほしいことを伝える。だけど相手も何かしらの気持ちの発散で舌打ちをしているわけで、そしてそれが私へ向けてではない場合は怪訝な顔をされることもある。

舌打ちに限らず、音が苦手だ。愛すべき音はたくさんあって、すべてが苦手なわけではないから厄介なのだ

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読書感想文の季節は苦い

読書感想文の季節は苦い

パソコンを置いてある部屋にエアコンも扇風機もなくて暑い中、何か書かないといけないという謎の強迫観念じみたものに背中を押されている。
取りあえず何か書かないと。何かって何だ。
取りあえず(二回目)何か生み出すという生産性のある行為をしなくてはいけない気がしている。その結果完成したものが生産性の欠片もなくても。
何を言っているんだこれは。
テレビを見る気分にもならず、YouTubeっていう感じでもない

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読書記録:おいしいごはんが食べられますように

読書記録:おいしいごはんが食べられますように

何故これを読もうと思ったのか、曖昧な記憶をごそごそ探ると、メルマガで書評が出ていたからだった気がする。
恥ずかしながら、その書評も実はそれほどしっかりと目を通していなくて、最近マイブームであるご飯ものの小説かなと思いながら手に取った。
どちらかと言えば職場で起こる人間関係のあれこれがメインで、そこに時々ご飯が絡んでいくストーリーだった。
主だったメンバーは二谷、押尾、芦川。
三人を主軸に、話はする

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認知症の方が好きなんですか?と聞かれた日、の話。

認知症の方が好きなんですか?と聞かれた日、の話。

以前の話である。
「認知症の方が好きなんですか?」と聞かれたことがある。「はあ」としか答えられなかった。
「好きです」というのは何か違うし、そもそも好き嫌いで考えたことがない。意表を突く質問というものを意図しているならば大成功だろうが、それで突いてくる意味が分からない。因みに聞いてきたのは職場の管理職で、確か定期的にある管理職面談の時だった。
なんでそんなことを訊かれているのだろうか。まあ単に私が

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親指の重要性の話。

親指の重要性の話。

既に梅雨明けした地域があるという事実がいまだに驚きだ。早すぎると言うか、梅雨よどこへ消えた状態にも程がないか。確かに梅雨にしては暑いと思ったけれども。外を歩いていると炭火でじっくり炙られている感じになったけれども。
団扇で夕涼みとか風鈴の音で涼を取るとか、先人の知恵のみで太刀打ちできそうにない暑さな気がする。今年の夏はエアコンがほぼ必須になるのだろう。

さてタイトルそのままの話というのは、私の場

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