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【トレンド編】

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中国/台湾に関するトレンドをご紹介
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記事一覧

上海でアジア最大級の「家電の博覧会」が開かれました

上海でアジア最大級の「家電の博覧会」が開かれました

上海KEMBOの中原です。

2024年3月14日〜上海でアジア最大級の「家電の博覧会」が開かれました。
世界から1000社以上が参加し、最新の家電やIT関連機器が展示されました。
中国政府は、景気が低迷する中、消費の拡大のために家電や家具の買い替えを推進すると宣言し、上海市では、最新家電を購入した場合。価格の10%を還元する政策が発表されています。

家電といえば、日本のお家芸だった時代は古い昔

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村上春樹の小説 翻訳(出版)権が超高額で落札

村上春樹の小説 翻訳(出版)権が超高額で落札

日本を代表する小説家の一人である村上春樹。
彼の新作である「街とその不確かな壁」の中国語版が出版されることになり、「読客文化」という出版社が超高額で手に入れた、というニュースがあった。
金額は明らかにされていないものの、「騎士団長殺し」の翻訳(出版)権が2.4億円(日本円)と噂されている様なので、おそらくはそれ以上となる金額が予想される。

ちなみに、現在中国で働いているのでもちろん資料の中国語を

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中国 高級白酒「茅台」とラッキンコーヒーがコラボ!!

中国 高級白酒「茅台」とラッキンコーヒーがコラボ!!

ここ数日かなりの話題を集めているのが中国の白酒というお酒の高級ブランド「茅台(マオタイ)」と、同じく中国では有名なコーヒーチェーンである瑞幸珈琲(ラッキンコーヒー)のコラボ商品である。
その名も「醤香ラテ」!!
醤油っぽい漢字が使われているがもちろん醤油は関係なく、白酒の香りの種類である「醤香タイプ」を表している。

このコーヒーには実際に「茅台」が入っている。ちなみに「茅台」はアルコール度53度

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中国のダイビング業界を揺るがせた大ヒット映画『消失的她( Lost in the stars)』

中国のダイビング業界を揺るがせた大ヒット映画『消失的她( Lost in the stars)』

中国では2023年6月22日から公開となった『消失的她( Lost in the stars)』は、上映から約1ヶ月の7月18日時点での興行収入が33.97億元(約669.5億円)で、中国歴代12位の大ヒット映画となっている。

参考までに日本の歴代興行収入トップは『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の404.3億円だ。

この映画の内容が中国のダイビング業界を大きく揺るがす事となった。

精神疾患を

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中国 犬の散歩代行します!

中国 犬の散歩代行します!

以前の記事にもいくつか書いたことがあるが、ここ数年は中国でペットを飼う人が増えている。

筆者がよく行く上海ららぽーとにもペットショップが入っており、めちゃ可愛い犬や猫がおり、「あー犬でも飼ってみたいな〜」とか思いながらなかなか踏み出せずにいる。マンション的には問題ないものの、やはり日中は家にいなかったり、週末も出かけたりするので結局きちんと面倒見られないのでは・・・と悩んでいる。

そんな筆者は

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中国で出店続々、日本の回転寿司!

中国で出店続々、日本の回転寿司!

最近はここ上海でも日本の回転寿司チェーンの出店が続いている。
筆者の家の近隣にあるララポートには現在「はま寿司」が出店しており、ここは連日のようにピークタイムには行列ができており、とても入れないぐらいの人気である。特に土日の昼や夜にもなると2h待ち(前に100組待ってますとかw)というのも珍しくはない状態である。

そして4Fにある「はま寿司」が戦々恐々としているのが別フロアに新しく出店準備をして

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外国人が驚く中国のflower candle

外国人が驚く中国のflower candle

先週は中国の端午節ということで3連休があった。
全国で国内旅行に出かけた人の数が前年同期比32.3%増の延べ1億600万人に達し、国内観光収入は前年同期比44.5%増の373億1000万元(1元は約20.0円)に達し、19年同期の94.9%まで回復したということであった。
筆者も新幹線で奥さんの実家へ帰省。
確かに駅には人が溢れており、新幹線内の空席もほぼ0でかなりの人が移動していた。

そして、

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中国 キャンプイベントに参加してきた!

中国 キャンプイベントに参加してきた!

以前にも中国でのキャンプブームという内容で記事を書いたことはあったが筆者自体は中国ではそこまでキャンプに行ったことはなかったので今回はキャンプイベントに参加してきた模様をお伝えしたいと思う。

イベントと言っている理由としては、今回参加したのはイベント会社が企画をしている「キャンプイベント」であり、内容としては「スノーピークのテント」を使用できる人しか参加できない、という縛りのあるもの。
中国でも

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中国 リバイバル映画のヒットと映画視聴頻度の日中差

中国 リバイバル映画のヒットと映画視聴頻度の日中差

中国ではここ数年、上映済み映画、もしくは放送はされているものの映画館での上映はしていない作品等の再上映がヒットし、リバイバル映画ブームとなっている。
筆者も大好きで何度見ても飽きないジブリ作品を始め、なつかしの「タイタニック」、中国で大人気の「コナン」等の作品が新たに再上映されている。ちなみに「タイタニック」に関しては2012年にも3Dバージョンが映画館で再上映された後、今年の3月からも再々上映と

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突然大注目されたある都市の理由とは??

突然大注目されたある都市の理由とは??

最近、中国のある都市が突然、全国から旅行客が押し寄せるほどの大注目都市となった。それは山東省の淄博という都市である。

なぜこの都市に旅行客が押し寄せるのか。
旅行客の目的はこの都市の「焼烤」である。

「焼烤」というのは肉類や野菜等の串を炙って焼く料理であり、簡単に言えば中国版BBQみたいなものである。江蘇省発祥であるらしいが中国国内でも広く支持されている料理である。

すでに中国国内では「焼烤

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中国版ChatGPTが来月登場

中国版ChatGPTが来月登場

去年のリリース時に一部の範囲内で話題になり、それ以降は表立ってニュースで目にすることがなかったChatGPT。

先週あたりから中国国内ニュース関連のWeChatアカウントのタイトルでChatGPTの文字をよく見るようになった。

中国からは基本アクセスできない通常メールアドレスと電話番号があれば会員登録でき、無料で使用可能だが、中国国内はIP制限があるため基本的にはアクセスできない。

WeCh

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ひっそりと幕を閉じたW11と新たな傾向

ひっそりと幕を閉じたW11と新たな傾向

中国の一大イベントであるW11が今年はひっそりと幕を閉じた。
Tmall取引額は5571億元(11日午前8時まで)で2021年(5403億元)に比べ、前年同期比8.45%増加し、伸び率は減速したもののまだまだ魅力的な数字である。

しかし今年のW11は報道でもあった様に大々的な売上発表やイベントを開催せず、ひっそりと終了した感は全ての人が感じているのではないだろうか。
これはもちろん政府の巨大プラ

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中国 拡大を続けるキャンプ市場

中国 拡大を続けるキャンプ市場

中国のキャンプブームが止まらない。
これは日本と同様、2020年頃のコロナの拡大から始まったブームである。
日本でもかなりの盛り上がりを見せているこのキャンプ市場だが、ここ中国でも
最高潮に盛り上がっている市場であると言える。

まず、身近に感じることとして近所の公園は週末になるとテントで一杯である。
そして、SNSの投稿を見ていてもかなりの人がキャンプにハマっていることが
わかるくらいキャンプ写

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中国  動画コンテンツ倍速鑑賞

中国 動画コンテンツ倍速鑑賞

最近日本の新聞や書籍でも多く見かける動画コンテンツの倍速鑑賞が増えている
という件。
筆者の場合、時間を気にするあまり動画コンテンツを倍速鑑賞するということは
ないが、たまに使うのは既に漫画で読んだことのある作品がアニメ化された時である。もうストーリーは知っている為、退屈なシーン等は飛ばして美味しいとこだけ通常スピードで鑑賞する、ということがある。

日本では特に若年層に増えているというこの現象、

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