いちご味

なんなんでしょうね。人生って。

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最近の記事

功利主義とはそもそもなんなのか。(ただの読書メモです)

正と不正を決める判断基準は、何年経っても答えは出ない。 数々のソフィストを持ってしても、功利主義についての議論は、紀元前のプラトンのことから何も進歩していない。 物事に取り組むときに最初に必要なのは、自分が今どんな方向を目指しているのかを明確にきちんと把握することであって、最後になればわかるだろうと、待っているわけにはいかないのだろう。 正か不正の判断は、(これからおこなうことについて何が正しく、何が不正なのかを確認するための手段でなければならないのであって、おこなった

    • アメリカ横断〜旅するパソコン〜

      e Bayでパソコンを買った。 僕はキーボードにこだわりがあって、US配列が好きなのだ。 別にプログラミングをやるわけでもないが、 スペースキーもエンターキーも横に広がった見た目がとにかく好きで、 仕事用のパソコンもプライベート用のこのMacも 全部US配列のキーボードを使っている。 今回買ったのは中古のWindowsマシン。 日本で買えば送料や税金分くらいは安く買えるのだが、 US配列のキーボード装備となるとまず見つからないのだ。 後からキーボードだけ交換することも考え

      • 自分を見つめ直すことと、視野を広げること。

        自分を客観的に見つめるということは、自分の性格や行動、価値観、信念、喜びや怒りなどの感情、思考など、個の人間として形成するものを認識し、理解し、受け入れる能力である。 また、前提として本質的に、自分自身を見つめることができる心理状態、精神状態であることが大切である。 自己認識をしている間の主役は自分自身だが、かといっていつ何時も自分自身のことばかり注目する必要はない。 というよりも、自己認識はあなたという生地に織り込まれ、様々な状況や性格によって姿を現すものなのだ。 子供

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        • アテナイからの客人

          プラトンの著作において善や悪の他に、 知について語られることも多い。 「知っている」ってなんだろうね。と対話形式で登場人物が様々思考をこらすも 結論がでないこともあるほど奥行きがあるテーマだと思う。 現在文庫本で手に入るプラトンの著作を、1年かけて読み進めてきたが、 その中で最後の著作といわれる「法律」の中で、 割と明確に無知について定義されていたので考えてみた。 「法律」は岩波文庫版では上下巻で構成されており、 前半はクレイニアスと、アテナイからの客人が立法について話合

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        功利主義とはそもそもなんなのか。(ただの読書メモです)

          今日は昨日の繰り返しではない

          嫌いな人間関係。 そんなものはどこのコミュニティにいても存在する。 それに遭遇する度に逃げ出していたんじゃキリがないのもわかる。 でも、この逃げ出したい気持ちはDNAに刻まれた本能なのかもしれない。 ついこないだまで仲間だと思っていた人が、 立場や人間関係などの環境が変わった途端に狡猾な牙を向けてくる。 言葉を信じるな。行動だけが真実というがまさにその通りのことが起きている。 人の本性は目では見えないのだ。 目に見えることが真実であることの方が少ないのかもしれない。 「

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          かもめの青春

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          f1.2の視界

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          常識とは

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          欲望まみれ

          欲望を持たずつつましく生きることを善としているのだが、 最後の1フレーズに疑問。 賢い人が裕福となるのが稀がと言っているのだとしたら、 むしろ逆なんじゃないかと思った。 賢い人ほど成功して、富や名声を手に入れている印象があるからだ。 この「富」がお金や物の財であると仮定しての疑問だが、 この「富」に別の解釈をあてるとしたらどうだろうか。 つまり、賢い人ほど己れを律して、質素な生活を過ごすだろうから、 欲にまみれた「富」を得ることはないでしょう。 時代の背景や作者の生活環

          春の桃色、八重桜

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          10年間iPhone使い続けてきた私が、Google Pixel 7 Proに換えてよかったこと、そして難儀したこと。

          あ、まず物欲に負けました。 そしてセールの魔力にも負けました。 その経緯からお話します。 私のスマホ買い替えタイミング 前提として、スマホはツールであるから、どんな機能や役割をスマホに求めるかによって、その人のベストなOSというのは変わってくる。 これはきっと、同じ人物でもライフスタイルとともに変わるはず。 最近の移動はほとんどクルマな私。 自転車で移動する頻度が減り、そこまでスマホに軽さを求めなくなった。 2年使ったiPhone12 miniのバッテリー容量は85%。

          10年間iPhone使い続けてきた私が、Google Pixel 7 Proに換えてよかったこと、そして難儀したこと。

          【Appleの値上げについていけない!😭】iPhoneからGoogle Pixel 7 Proに買い換えると、どうなるのか考えてみた。

          結論から言うと、いますぐiPhoneを手放すわけにいかなそうだ。 Pixel7が発売されてから、ずっと吟味してきた経緯を以下に書き連ねる。 昨今の円安によるAppleの値上げがえげつないのは周知のことだろう。 主な理由は、アメリカの利上げによるものだと言われており、 日本以外の各国の通貨においても、米ドルに対して安い状態が続いている。 つまり、これだけ値上がりしたにもかかわらず、世界的に見ると日本はまだまだiPhoneをはじめ、Apple製品を安く買える位置にいるのだ。

          【Appleの値上げについていけない!😭】iPhoneからGoogle Pixel 7 Proに買い換えると、どうなるのか考えてみた。

          物欲ブレーキ

          物欲にブレーキをかける話。 私はiPhone12miniを持っている。 今年の7月以降乗っていないが、ロードバイクに乗ってどこかにでかけるときにはこのサイズがとてもいい。 もともと毎年iPhoneを買い替えていた私が2年も使うほど気に入っている。 しかし、最近GoogleのPixel7Proが気になって仕方ない。 youtubeで画質の比較や、バッテリーが放電するまでにかかる時間など調べた結果、4万円高いiPhone14Pro MAXに負けず劣らずな性能ぶりが伺えた。

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          心象とたたかうための3つのトポスとは

          1.欲求と忌避に関する領域 思い通りにならない時に生じる感情で、 悲しみや妬み、不安、混乱、不運、不幸、嫉妬。 これらが生じるのは、力の及ばないことを望んだり、忌避するため。 意志の外にあるものを求めるならば、不幸は避けられない。 2.カテーコン(他者との衝動や反発に関する領域) カテーコンとはギリシャ語でふさわしい行為、義務を表す。 人間関係における、他者との適切な関係、距離感など。 3.物事に対する感情の反応をコントロールする 吟味されない心象によって欺かれることのな

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          善とか悪とか

          仕事をしていたら駅の方からバチーンと音がした。 あきらかに異常な音だ。 しばらくすると、あちらこちらからサイレンが聞こえてきた。 あの音は、だれかが列車に飛び込んだ音だった。 エピクテトスの人生談義にはこう書いてある。 自分の身体であっても、けっして愛着を抱かず、法をいつも意識すること。 では神的な法とは? 自分のものは保持して、他に属するものは求めず、あたえられたものは用いるが、 あたえられていないものは欲しがらないこと。 そして奪われるものは、それまで与えられた時間に感

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          人間みな煩悩まみれだという前提の話

          サラリーマンと一括りにしても、 他人より早く出社し、真面目に仕事に励む人も、 寝坊ばかりする人もいる。 人間社会では、人間に優劣をつけることはよくあることで、 この場合においては前者が優で、後者が劣である。 しかし、人間はみな、煩悩具足の凡夫であるという見方では、 人間である以上、五欲から逃れて行動する人はいないんだと。 五欲とは、食欲、財欲、色欲、名誉欲、睡眠欲。 先ほどの真面目に働く人にだって、 上司に認められて出世したいという欲があるのだろうし、 残業してお金をもっ

          人間みな煩悩まみれだという前提の話