奈菜絵(ななっぺ)

やさしい世界をつくりたい。「みんなの学び舎∞はなぽぽ」代表。元小学校教諭。ニ児の母。

奈菜絵(ななっぺ)

やさしい世界をつくりたい。「みんなの学び舎∞はなぽぽ」代表。元小学校教諭。ニ児の母。

マガジン

  • 「心感覚」の学び

    認識技術nTechについて学んだことをアウトプットしていきます。「心感覚」は認識技術の中で出てくる用語の一つ。専門的な内容になるので書くのが難しい部分もありますが、頑張ります。

  • はなぽぽ日記。

    「みんなの学び舎♾️はなぽぽ」の活動の様子、設立の想いを綴ったものたち。

  • 子育てや日々のこと

    二人の息子を育てながら気付かされたこと、大切にしたい考え方、忘れたくない思い出などを書いたもの。

  • 私の本棚

    本の感想、感じたことをゆるりと書いたもの。要約は苦手なので、本の内容はちょこっと紹介する程度。

記事一覧

固定された記事

教師である前に、一人の人間として

「今年も大学の院生に向けて授業をしてくれませんか?」 昨年の秋、以前からお世話になっている大学の先生から連絡があった。 「今年も」というのは、去年も教育学部の院…

子がいると
ひとり時間を夢見てる
独りになると
愛しき我が子


ななぞう心の短歌

「認識」が変われば、世界が変わる。

新月の日は新しいスタートに良い日と知り、 何だか今の想いを言葉にしたくなりました。 この一年間、ゆっくりじっくりと自分と向き合うことができたことで、 ようやく最近…

4家族で四万十川にサップキャンプに行った。
身体はヘロヘロになったけど、心はとてもシンプルに。
自然の中に入って過ごすだけで、こんなにも考えがシンプルになるんだなぁと感じた三日間。
もっと自然と近くなりたい。
自然と過ごす時間を大切にしていきたいと思った。

畑仕事しながらこの1年間の変化を想う

一年前、私は布団の中にいた。 自己否定 他者否定 がぐるぐるぐるぐるして🌀 何をやっても楽しくない。 何をやっても感動しない。 そんな状況だった。 ただ、書くこと…

ホーホケキョ。鳥の声を聞きながら食べるおやつ、美味しかった。

頑張るためにがんばらない。
心もからだも、バランスが大事だなぁと思った日。

【はなぽぽ日記】スコーンと何かが抜ける場所でありたい

スコーンと何かが抜けたみたい。 この日はなぽぽに初めてきた 小学一年生の女の子は 学校に行く前に お腹や頭が痛くなる日が続いていたそう。 一人で学校に行くことが難…

朝起きて庭を眺めて夫が言った。
「5月だね」
そうか。5月の緑ってこんな感じなんだ。
新緑が少しずつ深まるけれど、まだ若くて瑞々しい緑。夫のつぶやきで、5月がもっと好きになった。

16年ぶりの長崎から受け取った平和への想い

16年ぶりに母になって初めて訪れた長崎は、 一生忘れることができない三日間になった。 4月の半ば、私は認識技術を学ぶ仲間たちと長崎原爆資料館に来ていた。 全国各地か…

楽しく書くために大切にしたい4つのこと

書きたい 書きたい 書きたい 自分の想いをここに書きたい すべてすべて ここに出してしまって 軽くなりたい 自分の想い そのすべてが 今 喜び 感動 感謝 そのエネルギ…

人生はかけっこではなくリレーだった

そうか! 人生はかけっこではなく リレーだったんだ! 友だちと電話をしているときに ふっと天から降りてきたように その言葉が 私を歓喜でいっぱいにした 人生を考え…

絶望の次に来るのは希望しかない

安心して絶望しよう 絶望の次に来るのは 希望しかないから 自分に「足りない」ことが心底わかったとき それが本当にどうしようもないことだとわかったとき 人は「ある」…

たくさんの助っ人に恵まれて。夫の小屋作り#3

冬休みから始まった、夫の小屋作り。 基礎から始めて床の土台ができて、いよいよ壁作りが始まった。 そして、次は……屋根の基礎! 夫のサップ仲間が助っ人に来てくれた…

基礎から床張りまで。夫の小屋づくり#2

一年前の冬 夫がリバーサップのための小屋を作った。 現役の小学校の先生である夫が まさかこんな短期間に こんな本格的な小屋を作れるなんて! そして、迎えた今冬。 12…

言葉はまるでメロディのように

書くのって楽しいな 書くのって好きだな と思う それと同時に 書くのってちょっと大変 書くのって苦しい そう思うときもある だけど不思議 書いたあとはどんな文章でも…

言葉を贈る、ということ。

「おめでとう」という気持ちを 何かのカタチにしたいなぁと思った だけど私は手作りが苦手 手作りのクッキーは盛大に焦がしちゃうし 母が得意なミシンも 妹が得意な刺繍…

教師である前に、一人の人間として

教師である前に、一人の人間として

「今年も大学の院生に向けて授業をしてくれませんか?」

昨年の秋、以前からお世話になっている大学の先生から連絡があった。
「今年も」というのは、去年も教育学部の院生さんたち向けに授業をしたからだった。

去年はオルタナティブスクールの校長という立場で授業をした私。

しかし今は、その学校を休職して退職して……現在無職の私。

立場があまりにも違いすぎる。
だから、最初その電話があった時はただただ驚

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子がいると
ひとり時間を夢見てる
独りになると
愛しき我が子


ななぞう心の短歌

「認識」が変われば、世界が変わる。

「認識」が変われば、世界が変わる。

新月の日は新しいスタートに良い日と知り、
何だか今の想いを言葉にしたくなりました。

この一年間、ゆっくりじっくりと自分と向き合うことができたことで、
ようやく最近自分の生きる軸が定まってきたことを感じています。

一年前、私は出口のないトンネルの中にいました。

自分は何がしたかったのか?
何のために今まで生きてきたのか?
これからどう生きていきたいのか?

何をどう考えても、自己否定が止まらず

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4家族で四万十川にサップキャンプに行った。
身体はヘロヘロになったけど、心はとてもシンプルに。
自然の中に入って過ごすだけで、こんなにも考えがシンプルになるんだなぁと感じた三日間。
もっと自然と近くなりたい。
自然と過ごす時間を大切にしていきたいと思った。

畑仕事しながらこの1年間の変化を想う

畑仕事しながらこの1年間の変化を想う

一年前、私は布団の中にいた。

自己否定
他者否定
がぐるぐるぐるぐるして🌀

何をやっても楽しくない。
何をやっても感動しない。

そんな状況だった。

ただ、書くことだけが救いで。
書くことで自分を保っていたように思う。

そんなときに書いたのがこの記事だった。

そうだった。
畑を耕しながら、涙がポロポロポロポロ溢れていたんだったっけ。

土の匂いが懐かしくて、
土を耕しているだけで心がど

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ホーホケキョ。鳥の声を聞きながら食べるおやつ、美味しかった。

頑張るためにがんばらない。
心もからだも、バランスが大事だなぁと思った日。

【はなぽぽ日記】スコーンと何かが抜ける場所でありたい

【はなぽぽ日記】スコーンと何かが抜ける場所でありたい

スコーンと何かが抜けたみたい。

この日はなぽぽに初めてきた
小学一年生の女の子は

学校に行く前に
お腹や頭が痛くなる日が続いていたそう。

一人で学校に行くことが難しい日もあって
お母さんは少し心配していました。

そんなとき
はなぽぽを見つけてくれて
一日遊びに来てくれました。

女の子は、初めて目を見た瞬間から
自分をしっかり持っていることが伝わってきました。

意志が強くて
自分が好きな

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朝起きて庭を眺めて夫が言った。
「5月だね」
そうか。5月の緑ってこんな感じなんだ。
新緑が少しずつ深まるけれど、まだ若くて瑞々しい緑。夫のつぶやきで、5月がもっと好きになった。

16年ぶりの長崎から受け取った平和への想い

16年ぶりの長崎から受け取った平和への想い

16年ぶりに母になって初めて訪れた長崎は、
一生忘れることができない三日間になった。

4月の半ば、私は認識技術を学ぶ仲間たちと長崎原爆資料館に来ていた。

全国各地から集まった仲間たちと会えるのは嬉しいはずなのに、
なんだか空気が重苦しく感じたのは、どんよりした天気のせいだろうか。

資料館の前に集まったのは、30数人ほどだった。

みんな軽く挨拶をして早速資料館の中に入る。

暗い館内の中でチ

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楽しく書くために大切にしたい4つのこと

楽しく書くために大切にしたい4つのこと

書きたい
書きたい
書きたい

自分の想いをここに書きたい

すべてすべて
ここに出してしまって
軽くなりたい

自分の想い

そのすべてが

喜び
感動
感謝

そのエネルギーに溢れている

そのことが嬉しくて
なんとかカタチに残したいと思っている

焦る
焦る
焦る

どんどん書きたくても
書けていないことが増えていって焦る

焦る必要なんて本当は無いのに

焦れば焦るほど
書くことから離れ

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人生はかけっこではなくリレーだった

人生はかけっこではなくリレーだった

そうか!

人生はかけっこではなく
リレーだったんだ!

友だちと電話をしているときに
ふっと天から降りてきたように

その言葉が
私を歓喜でいっぱいにした

人生を考えたときに
始まりが生まれたときで
終わりが死ぬとき

その中で
この身体の自分一人で
なんとか成功しよう
なんとか満足したい

ゴールしたくて走っていた

ゴールテープは
死ぬというときにあって
そのゴールを目指して走っていた

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絶望の次に来るのは希望しかない

絶望の次に来るのは希望しかない

安心して絶望しよう

絶望の次に来るのは
希望しかないから

自分に「足りない」ことが心底わかったとき
それが本当にどうしようもないことだとわかったとき

人は「ある」ことの奇跡を知るのだろう

何をやっても満たされず
頑張っても頑張っても報われず
「報われた」と思っても
次の「足りない」が見えてくる

足りないことを埋めたくて
とにかくひたすらに目の前のことを頑張る

足りないことを埋めたくて

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たくさんの助っ人に恵まれて。夫の小屋作り#3

たくさんの助っ人に恵まれて。夫の小屋作り#3

冬休みから始まった、夫の小屋作り。

基礎から始めて床の土台ができて、いよいよ壁作りが始まった。

そして、次は……屋根の基礎!

夫のサップ仲間が助っ人に来てくれた!

この辺の作業はとにかく試行錯誤で、人手が必要な時に、ふらっとお手伝いに来てくれる夫のサップ仲間に大感謝!

2024年あけましておめでとう!!
三ヶ日からお手伝いに来てくれた、パパ友(涙)

そして新年早々、我が家にこんな天使が

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基礎から床張りまで。夫の小屋づくり#2

基礎から床張りまで。夫の小屋づくり#2

一年前の冬
夫がリバーサップのための小屋を作った。

現役の小学校の先生である夫が
まさかこんな短期間に
こんな本格的な小屋を作れるなんて!

そして、迎えた今冬。
12月になった頃
私は夫にぼそりとつぶやいた。

「小屋……もう一つほしいな〜。子どもたちが泊まれるような小屋。教室にもなる小屋……ほしいなぁ……」

私のつぶやきに、夫はう〜んと唸った。

小屋を作るとなると、冬休みはまるっと小屋作

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言葉はまるでメロディのように

言葉はまるでメロディのように

書くのって楽しいな
書くのって好きだな
と思う

それと同時に
書くのってちょっと大変
書くのって苦しい

そう思うときもある

だけど不思議

書いたあとはどんな文章でも
心が少し軽くなったような
スッキリした感覚

書かなきゃ
で書いていくと全然書けないのに

なんとなく
ふと書き始めたときは
言葉が次々と溢れてくる

もしかして
私は書いているのではなく
何かに書かされているのでは?

……

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言葉を贈る、ということ。

言葉を贈る、ということ。

「おめでとう」という気持ちを
何かのカタチにしたいなぁと思った

だけど私は手作りが苦手

手作りのクッキーは盛大に焦がしちゃうし

母が得意なミシンも
妹が得意な刺繍も苦手

スイーツ作りはなぜか夫の方が得意で
息子はお誕生日には
「パパのチーズケーキがいい!」
とリクエスト

あぁ
私には手作りのプレゼントという道は無いのか……と半ば諦めかけていた

そんなとき
大好きな可愛いお友だちが
教員

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