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町議会議員に立候補する妄想をずっとしている
という文章を以前『世界思想』という文章に寄稿した。「whole crisis catalogをつくる」というアイデアを思いついてから5年。このアイデアはジワジワと全国各地に知られ、色々な方々がそれぞれの場所で時々開催してくれている。
僕はというと、この会を思いついたものの、開催する時間や気力がつくれないでいる(一度開催すると、自分の場合6、7時間かけてその場にいる人と話し続けてしまうから)。しかし
汽水空港ターミナル1(店舗)とターミナル2(食える公園)
大山町でハクナマタタというアフリカ文化を取り入れたゲストハウス兼シェアハウスを営んでいるカカさんと出会った。まだ行ったことはないが以前から気になっていて、敷地内につくった竹の建築物などが素晴らしく、いつか訪れてみたいと思っていた。
アフリカと日本を行き来しながらハクナマタタを運営しているカカさんは、「国内ワーホリ」という制度を使ってビジターを受け入れ、共に作業をしているらしい。「国内ワーホリ」、全
福島原発20キロ圏内へいってくる
2010年の秋頃、僕は栃木の農業学校でボランティアスタッフをしていた。その年は原発建設を巡る山口県祝島に関するドキュメンタリー映画が何本か上映され、僕も周辺の友人たちも祝島に関心を寄せ、行ける人は現地へ行き、何が起きているのかを知ろうとしていた。それと同時に原発そのものについても調べることを同時並行で行っていた。ウランの採掘で人が被爆すること、原発労働者の日常、祝島で強行的に建設が進められているこ
もっとみる2024.4.24 草々書き申し上げ候
朝、道くんを送る。昨晩は随分遅くまで起きていて、「おしっこがでた」と言ってオムツを替えるようにせがんだ。寝室を出ると、道くんはマルちゃんの元へと一目散に駆け寄り、そのまま倒れ込んで頬をすりすりしていた。ひとしきり猫を愛でた後、音の鳴るおもちゃを手に取り「よし!」と言って寝室へ戻ろうとする。オムツは全然濡れてなくて、ただリビングで遊びたくて理由をつくっただけのようだった。恐るべし。寝室へ戻ると、道く
もっとみる2024.4.22 「では、そろそろ本を読みますか」
ずっと読みたかった『釜ヶ崎と福音』をようやく読み始めた。牧師の本田哲郎さんが、教会の外へ出て、釜ヶ崎の街で「貧しく小さくされた者たち」と時を過ごす。その時の中で、キリスト教という宗教をこれまでとは異なる読み方をするという話し(多分)。まだ1/5も読めていないが、心打たれる言葉に出会う度に、秋さんのことが頭に浮かぶ。この本をくれたのは秋峰善という人で、最近『夏葉社日記』という本を自力で出版した人だ。
もっとみるラブレター to 泰尊&中原木材&音鳴文庫&旅で出会った全ての人々
4月6日~11日まで、泰尊のツアーに同行し、出店旅行へ行ってきた。
一日目の会場は山口県萩にある中原木材。ここの主、中原忠弦さんのことを友人知人からよく話しを聞いていて、ウェブのインタビュー記事も読んで、ずっと密かに憧れを抱いていた。二日目の会場、島根県津和野の音鳴文庫のことも同じようにずっと存在を知っていて、いつか訪れたいと思いつつ、その遠さ(隣の島根県なのに片道5時間半!)になかなか訪問の機会
2024 1月26日 視線撃退小僧
小さい頃、よくじいちゃんがジーっと見つめてきていたから、時々鬱陶しく思って「じいちゃん、見んで!」と言って視線を撃退していた。なのにしばらくしてから一人でじいちゃんのことを思って、じいちゃんにひどい対応をした、じいちゃんがかわいそうだと泣きそうになっていた。
そして今、僕は毎日「とうちゃん、見んで!」と道くんに視線を撃退されている。撃退される側はどんな気持ちなのかを今味わっている。その気持ちは「怒
サウザンド リーブス(千葉県)
年末、店内に元千葉県民など関東出身者たちが偶然居合わせた時間があった。「イトーヨーカドーのポッポ、マジ大好きだった~」とOさんが言う。僕は幕張のヨーカドー内にあるポッポという名のフードコートで過ごした時の空気感を瞬時に思い出した。「高校生くらいになると友達がポッポでバイトしたりするんだよね~。秘密でポテト山盛りにしてくれたりとか。」と、Oさんは高校時代の思い出を語る。そうだった。そんな感じだった。
もっとみる竹林整備&ツリーハウス建築修行の旅(1)
冬季限定で増やした定休日を利用して、ツリーハウス建築の手伝いにきている。場所は尾道。住所は非公開らしい。尾道は駅周辺の街しか知らなかったけど、少し離れると鳥取と同じくどこも山。尾道市って広かったんだな。
ツリーハウス建築の棟梁はジュピタリアンヒルの山ノ内さん。普段は大山で夢のセルフビルドパークに暮らし、木工作家として活動するパワフルかつワンダフルな御方。ジュピタリアンヒルには何度か行ったことある