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感情の奔流を止めるな。わたしはわたしの血潮を信じてる。 きれいな指先は危うさが安定してい…
するすると数珠つなぎの夜に 溶け目は混ざって 残酷に。 澱がついた荒んだ言葉も 消毒でき…
車の座席から ビリー・アイリッシュの囁きが聞こえるよ。 らせんの狭間に 誰かの息吹が 聞…
わたしの頬を流れる彗星はあなたへ届くかな。 きみの心に棲むぼくは火を熾し灯りを点す。 安…
オルゴールの箱の中で踊るのは人形ではなく きみの記憶。 ぼくは背骨の延長線上にある頭蓋骨…
noteをはじめる前は、1になりきれない感情をいつも持て余していました。不意に頭の中で浮上す…
ぼくはひび割れながらきみを見つけた。 微笑うように蔑むように見守る瞳。 指で地平線をぼかして作るグラデーション。 散る枯れる還るを繰り返すにんげん。 獣の本能は傷付くことを恐れない。 恋を終えた雄猫がニャーとやさしく鳴く。 溺れる金魚のように呼吸を忘れた。 哀しみも喜びも体ひとつで発生している。 割り箸をパチンと割るたび心も割れている。 森の奥底には生命の循環が眠っている。 あいは言葉だけのシグナル。 花は刈り取られた瞬間に死ぬんだよ。 もくもくときみ
夏のせいで形を忘れた飴玉。 きみのくちびるから漏れる熱帯夜。 ナンバーガールが奏でる夏の…
夏が足元に戯れつく。 ナイフの先から溢れる狂気よさようなら。 ピンクのキャミソールの裾か…
多忙は麻酔をするのと同じこと。 あなたの輪郭がぼやけてよくわらなくなる瞬間。 凍ってしま…
氷が溶けるようにあいして。 さようならからはじまる縁もあるんだよ。 冷たいはずの文字に暖…
ぼくの瞳に住み着いたきみと一緒に生きていく。 季節は風が枯れるとやってくる。 きみの生命…
カラダの奥底に燃えるたいまつ。 空気といつも以上にリンクする。 触れると漏れ出すあい。 …
透明な眼差しにドキドキするよ。 葡萄の房のように繋がる生命。 わたしだけの黒が夜空にはある。 記憶は希釈されるほど冷たい。 果実のみずみずしさにとらわれてゆく。 ずっと前に水槽で干からびたひかりの塊が泣いているよ。 さあ手を繋いで外へ行こう。 欲望のタイヤをすり減らして走る車。 足跡を確かめながら廊下に転がる夏を拾い集める。 横になるとスーッとこめかみを横切る涙は従順。 カラダが軋んで丸くなる。 エメラルドグリーンのゼリーを記憶に閉じ込めた。 砂浜に絵