僕には君が必要だ

誰かをものすごく大切に思ってみたり
誰のこともどうでもよくなってみたり
まるでわたしの感情は
焼きすぎた魚の尾みたいに
脆くて儚くチープなものだ

信じられないは
信じたいという気持ちの表れで
なんだか急に恥ずかしくなって
ああもうとっくに惚れていた

猫アレルギーの人に癒しを
都会のネオンに合う曲を
二日酔いの朝に優しい言葉を
眠れぬ夜に長電話を

ムダなことがなかったらきっと
この世は恐ろしいくらい
つまらないだろうね

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