記事一覧
大好きな「悪の組織」の話
僕は「悪の組織」が好きだ。
だが、別に「悪いことをしている連中」が好きなわけではない。いや、正確じゃないな。僕の好きな「悪の組織」には、明確な条件が存在していて、その条件を満たすためには、必ずしも「悪」である必要はない、ということだ。
僕の好きな「悪の組織」とは、「カリスマなり暴力なりでチームを統率する絶対的なリーダーの下、個性豊かな幹部が仲良かったり悪かったりするような連中」のことである
忍風戦隊ハリケンジャーの話
昨日の記事を書きながら、ハリケンジャーの1話を見ていたのだが、ふと思ったことがある。「ハリケンジャーって面白さを説明しやすそうだな~」ということだ。
スーパー戦隊には、「未見勢にプレゼンしやすい作品」と、「そうでない作品」があると思う。この未見勢ってのは、そもそもスーパー戦隊シリーズにあまり馴染みがない人のことね。
そして、この「プレゼンしやすい作品」と、「評価が高い作品」は、必ずしもイコ
ブンブンジャー7話の話
サブタイトルは「調達屋のブレーキ」。
調達屋の本名である振騎玄蕃と、彼がブンブンジャーに関わりながら一歩退いた立ち位置にいるという事実をかけた、割とオシャレなタイトルだ。
今回の話は、仲間のロボ生命体であるブンドリオが、恋煩いに頭を悩ませているところから始まる。ブンドリオが恋しているのは、「ニマイジタイヤのベローラー」という、パンチの強いビジュアルのゆるキャラ(?)であり、そのゆるキャラの
『100万ドルの五稜星』見てきた
見てきた。とりあえず途中まで大きなネタバレなしで行こうと思う。
ただ、元から見に行くつもりの人は、まだ読まない方が良いぞ。
◆ ネタバレなし感想 ◆
結論から言うと楽しかった。
好みで言えば、個人的なトップ層を塗り替えるというほどではないが、珍しいキャラの絡みもあり、サプライズゲストもありで、色んな方面から楽しませてくれる映画だ。見てきて良かった。
今回の映画のジャンルは、『お宝争奪
コナン映画における毛利蘭の話
明日、「100万ドルの五稜郭」を見て来るので、とりあえずコナン映画の振り返り記事はこれで最後にしようと思う。
今日は毛利蘭の話だ。実は、予習がてらに「まじっく快斗1412」の見てその記事を書こうと思ったが上手くまとまらなかったので、もともとどこかで書こうと思っていた蘭ねーちゃんの記事になった。
蘭の良いところは、その心身の強さと善性だ。キャッチーな魅力が少し薄いキャラなので、ヒロイン人気で
コナン映画における目暮警部の話
みんな、目暮警部は好きか!? 僕は好きだ。「カッコいい大人」の在り方は、なんだかんだ言って名探偵コナンで学んだように思う。
目暮警部は登場初期から、コナン(新一)の推理の引き立て役であり、「貫禄の割に頼りにならない」という印象がちょっぴりある。
だが、劇場版は大型の凶悪犯罪を扱うことが多いため、目暮警部の「レギュラーの警察官」という設定から、頼りになる情報提供者/ボディガード役という印象が
コナン映画における鈴木園子の話
僕と友人は、コナン映画に園子が出てくるとテンションが上がる。園子が良い女っぷりを披露するたびに、「さすが俺たちの園子だ!」と拍手喝采する。
蘭の大親友・鈴木園子。彼女の魅力は、そのカラッとした明朗な性格と、面倒見の良さだろう。劇場版で便利に使われ過ぎた結果、その魅力に拍車がかかっている節もあり、逆に言えば、コナン映画は「自分から積極的に友人や子供たちのフォローに回る」という園子の良いところが
コナン映画とカッコいい大人の話
春になるとコナン映画が上映され、それに合わせてサブスクで過去のコナン映画が解禁される。自然と、この時期になると「久々にコナン映画を見たんだけど~」という人間が増える。僕もそうだし。
一年通して視聴できたほうが嬉しいのだが、制作側としては、定期的に話題に上がりやすいこの方式の方がメリットが多そうだな。僕も制作側の思惑に乗っかって、コナン映画の記事をいっぱい書こうと思った。
僕が友人とコナン映
ブンブンジャー6話の話
これまでのお約束を踏まえた上で、上手な変化球を投げてきた回。キャラクター達が自由に動き始めてきた感があって、個人的には今までで一番好きな回だった。
今回の話の軸はふたつある。
ひとつは、レッドとハシリヤン新幹部の因縁作り。
もうひとつは、ブルーとブラックのキャラの掘り下げだ。作品全体の縦軸のための前者の話がありつつ、6話単品でのメインは後者だったという感じ。「レッドの話をやりたいがために
ショーハショーテンを読んだ
ショーハショーテンの7巻が発売された。おもしろかった。
面白かったので、今日はこの話をしようと思う。途中までは未読者へのプレゼンを意識して、途中までネタバレはなしでいくぞ。
ショーハショーテンは、ジャンプスクエアで連載中の青春漫画だ。「お笑い」に挑む高校生たちを描いた作品で、原作はM-1出場経験のあるミステリー小説家 浅倉秋成、作画は押しも押されもせぬ名漫画家の小畑健が務める。
ラジオ
TRPGのシナリオネタにした特撮の話
昨日に引き続き、箸休め的な内容の記事である。
僕が最近よく卓を囲む仲間は、特撮ヒーローものをあまり嗜まない。なもんで、TRPGのシナリオやキャラの元ネタに、仲間の知らない特撮ネタを仕込むことがよくある。
今回はそんなシナリオの元ネタの話――まぁ、言ってしまえば究極の身内ネタだ。
特捜戦隊デカレンジャー13話『ハイヌーン・ドッグファイト』
以前も記事にした。特捜戦隊デカレンジャーのデカ
レイブンクローにいそうな女の話
雛菜とめぐるの記事を書いたので、せっかくだからあさひの記事を書く。
僕は、「レイブンクローにいそうな女」が好きだ。これには様々な意味がある。頭の良い女の子。才能のある女の子。探求心のある女の子。個人主義の女の子。これらすべて、レイブンクロー寮の特徴だ。
芹沢あさひは、そうした「レイブンクローにいそうな女」の条件のほとんどを満たすキャラである。だが、「レイブンクローにいそうな女だからあさひが