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生産性と創造性を使い分ける組織が最強

「若新雄純の『新しい経営?』」で語られていた「アイディアがポンポン出る組織」が、面白かったのでシェアします。

生産性というものは、頭に「再」をつけるとわかりやすい。
生産性≒再生産性
再生産性ということは、再現するということ。

過去に合った事例を踏襲して、何度も同じことを再現する。

工場では、一度作った商品を何度も効率よくすることが生産性を高めることであり、料理人は、一度作った料理のレシピを残し、何度も作れるようにする。

つまり、生産性を高めるということは、新しいことを生み出すということの対極にある。

新しいアイディアを潰すのは、生産性と言っても過言ではない。

では、どうやって新しいアイディアを出すかと言ったら、無駄話である。

新しいアイディアを出すのが得意なアイディアマンはいるが、組織的に落とし込むのであれば、アイディアが出しやすい環境をつくるのが大事。

そんなこと無理に決まっている!
何のための会議?
早く結論を出そう!

そういった生産性を意識して、早く結論を出そうとしている雰囲気の中では、新しいアイディアは生まれにくい。

ダラダラと議論が尽きるまで話している中で、化学反応のようにアイディアが出てくる。誰か特定の人が素晴らしいアイディアがあるというよりは、みんな断片を持っていて、その断片が重なり合って一つのアイディアとなる。

マネージャーは、生産性と創造性を使い分ける必要がある。

通常業務では、生産性を重視し、ベストプラクティスの中で最適化をしていく。不要な業務、議論を削減し、データから仮説を検証し、確度の高いアクションを選択、実行していく。

一方で、新しいアイディアが必要な時は、創造性を重視し、誰でも意見が言える環境づくりに注力する。誰か一人の意見ではなく、それぞれの持っている気づきをつなぎ合わせ化学反応を起こす。

新しいアクションの多くはきっと失敗する。失敗が前提だから、小さくトライする。それかは、生産性を重視するPDCAに乗せればブラッシュアップされていく。

生産性と創造性
具体性と抽象性
会議と雑談

相反する思考法を持ち合わせるのが、強い組織なのかもしれません。

最後まで読んでいただきて、ありがとうございました。
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