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スクラム

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スクラムマスターのORSC®(システムコーチング)の活用方法〜優れたスクラムマスターになるため〜

最近、システムコーチング®を学ぶスクラムマスターの方やアジャイルコーチの方が増えてきましたので、アジャイルな現場でのORSC®活用方法を記事にしてみました。
もしよければご参照頂ければと思います。(Google Documentで記載したのですが良いWeb公開方法がよくわからず、一旦以下のような形で公開しています)

スクラムマスターの真の役割

最近はよくスクラムについてのレクチャーを実施させて頂いたりするのですが、スクラムマスターの役割について聞かれることがしばしばあります。

スクラムマスターの役割は、スクラムガイドには記載されていますが、私は実際このガイドの書き方では、インパクトが足りていないと考えています。

スクラムマスターの真の役割は、
『1スプリントでチームが『出荷可能な製品(Shippable Product Increm

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LeSS(Large Scale Scrum)の実践手引

 Scrumは、基本的に1チームを前提に定義されています。Scrumを組織や会社全体(数十名~数千名規模)にスケールするには、ちょっとした工夫が必要です。私自身は、それぞれ60名、120名の組織でしか、LeSSを実践したことがありませんが、それでも「経験したことがある」ことは強みになると思います。ここではLeSSを実践するためのポイントと注意点をまとめました。

LeSS is Scrum !! 

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プロダクトバックログリファインメントの進め方

 スクラムで、軽視されがちなプロダクトバックログリファインメント。このセレモニーは非常に重要です。よく、スクラムをはじめると、見通しが見えなくなる、中長期の計画がわかりづらい、などと言われることがありますが、そのようなケースはプロダクトバックログリファインメントを適切に行っていないケースが多いようです。

プロダクトバックログリファインメントの目的 プロダクトバックログリファインメントの目的は、少

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完了の定義(Definition of Done)の作り方

完了の定義(Definition of Done)の作り方

 スクラムにおいてプロダクトバックログと並び非常に重要なのは、完了の定義(Definition of Done)です。完了の定義を洗い出し、合意することでわかってくることがあります。また、完了の定義をきちんと決めることによって、スクラムを厳しい規制開発環境下でも活用可能かが変わってきます(例えばFDA認可プロダクトや、ISO*****が必要なプロダクト)。また、そのプロダクトにスクラムが適用可能か

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プロダクトバックログの作り方

プロダクトバックログの作り方

 スクラムにおいてプロダクトバックログは非常に重要です。プロダクトバックログが頻繁にメンテナンスされているか否か、プロダクトバックログが見える化されているか、プロダクトバックログを中心に、ステークホルダー、プロダクトオーナー、開発チームが十分にコミュニケーションを取れているかどうかで、うまく開発ができているかがわかります。ではプロダクトバックログを作るには何が必要でしょうか。
プロダクトビジョンを

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スクラムにおける3つの役割

スクラムにおける3つの役割

スクラムの3つの役割(ロール)スクラムには、3つの役割(ロール)があります。逆に言うと、3つしかありません。この役割が非常に重要です(色々と難しい用語が出てきますが、用語一覧にて解説しますので適宜参照してください(作成中・・・))プロダクトオーナー、開発チーム、スクラムマスターという3つの役割です。この3つをすべて含めて、スクラムチームと呼びます。

役割毎の責任
・プロダクトオーナー(Produ

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スクラム

スクラム

こんにちは。私はアジャイルコーチをやっている清水と申します。ここ5年ほどスクラムマスターとして活動してきて、大企業とベンチャー両方経験してきました。ベンチャーは、ハードウェア領域も含むベンチャーでした。そこでスクラム(正確にはLeSS(Lerge Scale Scrum)を実践してきました。スクラムは色々な領域に適用可能であることをまざまざと実感し、そのことを皆様にお伝えしたいと思い、記事を書くこ

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