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好きだから結婚すると上手くいかない

結婚相手は?
どうやって選びますか?
 
そして、その相手と
なぜ結婚するのか?
 
恋愛の延長?
気が合うから?
好きだから?
 
色々とありますが、
好きだから結婚する
という理由は、
いずれなくなる。
 
ということを、
論理的に証明してみようかと思います。
 
え?
何言ってるの?
 
好きだから、結婚する。
いいじゃない?
それが普通じゃない?
 
いえいえ、
今の時代、
3組に1組が離婚する時代ですから。
 
その原因となっているのは、
「好きだから」という理由で結婚しているからなんじゃないかなと、
だったら、その理由は、危険ですよって、
初めに言っておこうと思って書いた記事です。
 
好きを理由に結婚しなくなれば、
離婚の件数も少しは減るのかなって(^◇^;)
では、行ってみましょう。
 
 
まずは、「好き」という状態について。

好きということは、何かと何かの比較です。
毎日同じものを食べていたら、好きな食事はない。
昨日食べたものと、今日食べたものが違っていて。
どちらかが美味しいと感じた時に、
美味しい方を好き。というように表現しています。
 
毎日、同じ人と会っていたら、好きな人は出来上がらなくて。
昨日会った人と、今日会った人が違っていて。
どちらかと一緒にいた時に、居心地が良かった、楽しかった等、
そのように感じた時に、好きというように表現しています。
 
そう。
好きという事は、比較した結果です。
何かと何かを比較することによって、
「好き」が出来上がる。
「好きなもの」と「好きでないもの」が出来る。
 
「好き」という状態が分かったところで。
その、好きという状態は、
何が原因で出来あがっているのか?
「好きな理由です。」
 
何かと何かの比較で出来上がっている「好き」は、
一人一人、違っていて。
何と何を比較して好きを作り出しているか?
一人として同じことはありません。
 
「何となく好き。」なんて言っていたら、
「その何となく」は確実に入れ替わってしまいますから。
ここのところ、ハッキリさせておかなくてはなりません。
 
「好きの原因」「好きの理由」
 
その基準は、大きく分けると、
二つに分かれます。
 
一つ目は、
自分がもらうもの、自分が得られるものに、
焦点を当てている場合。
 
例えば、
誰かが好きという時は、自分にとって有益な存在だから好き。とか、
好きな物の時は、自分にとって意味のある存在だから好き。とか、
 
自分が、その存在によって、得をすることが出来るから好き。
というように
自分が得になる事に焦点を当てている場合です。
 
多くの人は、こちらに焦点を当てていることが多いようです。
ある本の言葉でいえば、

TAKER(テイカー:奪う人)
人口全体の割合は19%

MUCHR(マッチャー:適合する人)
人口全体の割合は56%
 
 
もう一つは、
自分があげあれるもの、自分が与えられるものに、
焦点を当てている場合。
 
例えば、
誰かが好きという時は、自分の存在があることによって、誰かを幸せにしている。とか、
好きな物の時は、誰かにとって意味のある存在だから好き。とか、
 
誰かという他者を何らかの形で幸せにしているもの。
というように焦点を当てている場合です。

こちらの視点に焦点を当てている人は、比較的に少ないです。
ある本の言葉でいえば、

GIVER(ギバー:与える人)
人口全体の割合は25%
 
 
どちらが良いとか、悪いとか。
決まっているわけではありません。
あくまでも私見で、記載していきます。
こういう傾向がありますよ。というもの。
 
自分がもらうもの、得られる物に焦点を当てている場合。
好きの基準は、得られるか?得られないか?となるということ。
 
自分にとって、得するか?しないか?という基準です。
何かと何かを比較して、得するか?しないか?という基準。
 
好きな人でいえば、
自分に何かをしてくれるか?とか、
自分の事を好きでいてくれるか?とか、
かっこいいとか、かわいいとか、
優しいとか、思いやりがあるとか、
 
自分にとって、有益な何かがある、
誰かと誰かを比較して、
自分が得することが出来るから好きということ。
 
この場合、誰かと誰かを比較している訳なので、
もちろん、上には上がいる。
 
その状況によって、得する度合いも違う。
結婚時に、好きだと思っていたものが、
結婚時に、一番だと思っていたものが、
変わる可能性があるということ。
 
よく聞く言葉で、
「うちの旦那は何もしないのよ・・・」とか、
「あなたの旦那さんは偉いわね・・・。」とか、
 
世界の人口が70億人で恋愛の対象が異性だとすれば、
世の中に比較の対象は35億人いるということ。

その中で、一番になるということは、かなり難しい。
結婚時に一番だと思っていた順位が、
35億人の誰かと比較して、変わるという事。
 
得られる物に焦点が当たっている人は、
それが無くなる可能性も、他人次第になりますから、
不安を感じることになる。
 
 
次に、
自分があげられるもの、
自分が与えられるものに焦点を当てている場合。
 
好きの基準は、あげられるか?与えられるか?となるということ。
誰かを、幸せにしているか?していないか?という基準です。
 
自分と誰かを比較して、
その相手を大切に思っているか?いないか?
という基準。
 
好きな人でいえば、
自分がその人のことをどれくらい大切に思っているか?とか、
自分がその人のことをどれくらい好きなのか?とか、
自分発信になります。
 
自分が相手のことを、世界一好き。
と思っていれば、
相手にとっては、
世界一好きだと思ってくれる人が存在するわけで。
 
誰かと誰かを比較しなくても、
自分自身がそう思っていれば、世界一は永遠に続きます。
 
自分が与えられるものに焦点がある人は、自分次第。
誰とも比べようがありません。
 
与えられる物に焦点が当たっている人は、
それが無くなる可能性も自分次第ですから、
不安を感じることもない。
 
 
更に、意味という面でも、違いがあります。
人は、なにかにつけて意味という物を欲しています。

なにかする時、意味が欲しい生き物です。
それは、「無駄なことをしたくないから」とか、
「存在する理由になる」とか様々ですが、
意味があるという事は、とても重要な点です。
 
その意味。
 
得られる物に焦点を当てている人は、
意味を得られません。
 
なにかをもらう場合、意味は、その相手に発生します。
あなたが得をした。
すると、その得をさせた相手に意味が生じます。
 
 
与える物に焦点を当てている人は、
意味を得られます。
 
何かを与える場合、意味は、その与える人に発生します。
誰かが得をした。
すると、その得をさせた自分に意味が生じます。
 
 
話を元に戻しますが、
「好きだから結婚するとうまく行かない」
というのは、
好きという事は、比較でしかないということ。

誰かと誰かを比較して、

自分が得られる物に焦点が合っている人は、
結局、一番好きな人は永遠に得ることが出来ない。
自分に意味を感じることが出来ない。
相手が自分の事を好きなのか?
という事が気になる。
ということ。
 
 
対して、「好き」を基準にしていない人。

自分が与えられるものに焦点を当ている人は、
自分の思考次第で、世界一になることが出来る。
自分が世界一相手のことを好きだと思っていれば、
相手は世界一幸せになれるだろうし、
自分に意味を感じることも出来る。

相手が自分の事をどう思っているか?ということよりも、
自分が相手のことをどう思っているか?が大事。
不安を感じることもない。
ということ。

 
「好き」という感情。
もちろん大切なこと。

ただ、その好きは比較でしかありません。
その比較は、将来絶対に変わります。
 
それだけにとらわれないで、
自分が相手に与えられる物。
自分が何を与えているのか?
に焦点を合わせたら、
自分に意味を感じることもできる。
相手に意味を与えることもできる。
 
自分の幸せが、相手の幸せになる。
相手の幸せが、自分の幸せになる。
 
お互いに、意味を与え合って。
お互いに一緒にいられることが幸せに感じられて。
その世界は、とても素晴らしいものになる。
のかなって思います(*’▽’)

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