- 運営しているクリエイター
記事一覧
「第9回 山本亜美 箏 二十五絃箏リサイタル ~手繰る、みちしるべ~」
昨年行きそびれてしまった山本亜美さんのリサイタル。
ようやく行くことが出来ました。
今年のテーマは「手繰る、みちしるべ」
様々なご縁が繋がり実現したという、貴重なプログラムを披露してくださいました。
まずは何と言っても、「太助箏」
江戸時代の名工、菊岡太助が作った箏が、100年以上の時を超えて、舞台に登場しました。
美術館のコレクションになってもおかしくない、骨董品のような楽器です。
それが、
「お茶の間サイズの現代音楽史♪ 作曲家山本和智 自作を語る」
山本和智さん作曲のウワサの「糸電話」が演奏される、と聞いて馳せ参じました。
公益財団法人うらやす財団主催「現代音楽レクチャーシリーズ お茶の間サイズの現代音楽史」(全6回)の最終回。
楽しそうなシリーズですが、その存在を知ったのが最終回、というのが悔やまれます。
それでも、とても聞きたかった「糸電話」ならぬ、「3人の箏奏者と室内オーケストラのための『散乱系』」を体感出来て、とても楽しかったです
「日本音楽集団第240回定期演奏会 長澤勝俊生誕100年~長沢勝俊の軌跡~」
長澤勝俊作曲「まゆだまのうた(尺八と箏のためのまゆだまのうた)」。
箏の波の活動を始める前に、箏とフルートの演奏で聴きました。
美しい旋律と演奏に魅了されて、いまでも忘れられない1曲です。
その後いろんな曲を聴いて、この曲素敵だな、と思うと長澤勝俊さんの曲ということが何度もありました。
日本音楽集団は、長沢勝俊さんが創設にも参加されたプロの和楽器オーケストラです。
その定期演奏会で、オール長澤
「LEO 箏RECITAL 2023 GRID ON//GRID OFF」
今をときめく箏奏者、テレビ朝日「題名のない音楽会」でもお馴染みの、LEOさん東京でのリサイタルです。
チケットは完売。さすがです。
生LEOさんは2回目です。
前回は2021年2月25日。Hakuju Hallでした。
https://hakujuhall.jp/syusai/251.html
当時はまだ、学生さんでいらしたのですね。
こう言っては何ですが、ある意味「普通の」演奏会でした。
そ
「公園通りクラシックスProject 佐藤紀雄 公園通りプロデュース シリーズVol.17」
連日の暑さで停滞気味の脳みそには、現代音楽の刺激が必要!
ということで、真昼の渋谷に行ってまいりました。
トロンボーンと二十五絃箏。
この組み合わせを聴くのは初めてです。
トロンボーンは村田厚生さん。
二十五絃箏は、実は密かに大ファンの木村麻耶さん。
木村さんは、演奏はもちろん、歌声も大好きなのです。
演奏された4曲、いずれも、曲も楽しく演奏も素晴らしく、とても楽しかったです。
一人でした
「現代邦楽名作選ー創作の軌跡ー」
2時と5時、内容の異なる2回公演。
両方欲張りたいところでしたが、5時の会に足を運びました。
興味深いプログラムはもちろん、今をときめく演奏家の皆さま方、あの方も、その方も、この方も聴ける!と気分が大いに盛り上がります。
チケットを取る前から楽しみにしていましたが、当日は期待以上、ものすごく面白かったです。
未知の世界である現代曲は、解説を先に読むか、あとで読むか悩みます。
今回は、まっさ