マガジンのカバー画像

歴史 再考!!

7
歴史を学べば、自分の今いる世界が見えてくる。そう思っています。 またいろいろな視点でみることで面白いと思えてくると思うのです。 そんな僕らのいろいろなことを歴史を通して再考できる… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

徳川慶喜 江戸最後の切れ者大名

徳川慶喜 江戸最後の切れ者大名

徳川慶喜。
現在、大河ドラマでも草薙剛さんが演じており、とても風変わりな将軍という感じがひしひしと伝わってきますが、みなさんはどんなイメージを持っているでしょうか?実は慶喜は江戸幕府をみすみす返上してしまったダメ将軍のイメージと、江戸幕府を最後に率いた名将軍だったという二つのイメージがあります。そんな慶喜の生涯を主に三つに分けて語っていきたいと思います。

●尊王攘夷思想と将軍にならない慶喜

もっとみる
渋沢栄一 明治の経済にこの人あり

渋沢栄一 明治の経済にこの人あり

今週末から大河ドラマ、「晴天を衝け」が始まりますね。
その主人公は渋沢栄一です。

でも渋沢栄一って何をしたの?
次のお札になるらしいけれど?

という人は多いと思います。本当に一言で彼のことを言い切ると、「激動の明治で日本の経済を作った人」というのがしっくりくるのではないかと思います。そんな彼の生涯と残した言葉からどんな人物だったかを僕なりにまとめて行こうと思います。

●江戸末期 時代の変化に

もっとみる
ディズレーリ 人を惹きつける天才とは?

ディズレーリ 人を惹きつける天才とは?

あなたには尊敬したい人がいるでしょうか?

僕は尊敬したい人と言われるとすごく迷いますが、ふとした時に思い出し、調べる度にすごい人だと思っている人物が一人います。

19世紀のイギリスで活躍した政治家、ベンジャミン・ディズレーリです。

歴史に詳しい方は世界史の教科書に登場しているのを覚えている方もいるかもしれません。彼はどういう人物なのでしょうか?彼の歴史を大まかに挙げて彼を好きになった点をお話

もっとみる
過大な信頼とブラックは紙一重(本能寺の変の光秀と信長)

過大な信頼とブラックは紙一重(本能寺の変の光秀と信長)

今の世では、「ブラック企業」という言葉がありますが、歴史上の人物で深い信頼を得たけれども、上司に大反逆をした武将がいます。

それが今回、大河ドラマの主演になっている明智光秀です。

明智光秀は、最後の室町幕府将軍にも仕え、織田信長にも気に入られてヘッドハンティングを受けた仕事のできる優秀な人間でした。

大河のように斎藤道三に呼ばれて鉄砲について意見できるほどの人間であったかはまでは知りませんが

もっとみる
我がためか他がためか 本能寺の謎

我がためか他がためか 本能寺の謎

突然ですが、みなさんは歴史がお好きですか?

僕は歴史が好きで歴史番組や歴史が関わるドラマ、ネットの記事を見て、個人的に歴史を勉強しています。しかしなかなか語る場がないので、noteに歴史が関わるいろいろなテーマで文章を書いていきたいと思っています。こんな話は実際はないとかもっとこうだとか賛否両論の意見はあると思いますが、見ていただけると嬉しいです。

その話題で今年、熱いのが大河ドラマの主人公と

もっとみる
物事は縮小だけではよくわからない

物事は縮小だけではよくわからない

こんにちは。

今回のテーマは「物事は縮小だけではわからない」です。

この言葉の言い回しは、僕の伝えたいことを率直に表しているのかどうかは微妙ですし、正しくはないかもしれません。

けれども、最後まで聞いていただけたら幸いです。

僕は普段、歴史を紐解く番組が好きでよく見ています。

するとよく気がつかされることがあります。それは結構、教科書に書いてあった歴史のことを振り返るとすごく簡略化されて

もっとみる

夏目漱石から見る「鬱」は自分探しの旅のはじまり

突然ですが、僕は時折、鬱的な気分になることがあります。

仕事ができないとか社会に出られないほどに調子が悪くなったりするものではありませんが、何もないにもかかわらずイライラしてしまったり、過度に落ち込んでしまったりそういう時があります。
それだけなら誰でもあると思うのですが、それ以上に気持ちがまるで一時的に痙攣を起こしてしまったかのように、気持ちがピクピクとしか動かなくなってしまう。そういう時があ

もっとみる