ゆい

こんにちは。ゆいと言います。占いマンガ神社仏閣大好きです。

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マガジン

  • 介護のお話

    認知症の家族の介護のお話です。

  • わたしの終活

    現時点では家族の納骨について書いています。

  • 神さま仏さま系のお話

  • 徒然日記

    日々のつぶやきです。

  • 日本語教育

    今は、日本語教育能力検定試験について書いています。これから受験される方の参考になれば幸いです。

最近の記事

②家出騒動

ある日曜日の夕方、母から電話がありました。 「わたし、今から家を出るわ」 ん?なんのこと? 「父さんが出てけと言うから、出ていくことにする」 はぁ? 実家へ行ってみると、どこへ行くとも言わずに出たようで、慌てて探しに出ました。 母は、近所のかかりつけ医付近の道路をうろうろしていました。 この道路は少し入り組んでいるので、運が悪ければ見つからなかったかもしれません。 父は口が悪いので、それに我慢できなくて出てきちゃったのかなぁ。 まずは私の家に連れてきて落ち着

    • ①おかしいと思ったきっかけ

      明らかにおかしいと思ったきっかけは、今から5年前の夏でした。 この年、私は仕事で海外に在住していました。 ある時、母から突然、こんな電話をもらいました。 「父さんかわいそうなの、足を切断しなくてはいけないの!」 え? 父は、重い心臓病を患っています。 けれども、なぜに突然、切断⁉ 何度聞いても要領を得ず、ただ分かったことは、父が入院しているということだけでした。 父の入院は何度もあったことなので、さして驚きはしなかったのですが、足を切断となるとこれは大ごと・・

      • 再び大谷本廟へ

        以前の記事をあげてから1年も経たぬ間に・・・ 父の納骨のために、京都を訪れました。 父は、自分の最期が近づいているのを感じとり、病室で、次々と遺言を残していきました。 その中に、納骨の話がありました。 わしは、浄土真宗やないけどしゃあない、つきおうたるわ。 そう言って、自分の骨を大谷におさめるよう言いました。 お墓には・・・?と聞いてみると、 あのお墓はしまわなきゃ駄目でしょ?だから、直行でいいよ。 父の言いつけ通り、直行することにしました。 49日は、連休

        • 筆圧を追って

          先日旅立った父の旧友という人が便りをくれました。 そこには、ほんの数か月前、父が旧友宛に送った手紙が同封されていました。 開くと、懐かしい字が・・・ 身体が言うことを聞かなくなっている状態を淡々と述べながら、春の庭木のきらびやかな美しさをつぶさに語り、目はまだ機能を失っていないことへの感謝がつづられていました。 私は思わず、その手紙の中に、書いたときの筆圧とか、しわとか、何かしら痕跡がないか・・・”生きた肉体の”痕跡を探していました。 そして、葬儀後、初めて大泣きし

        ②家出騒動

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          15本
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          12本
        • 尊敬する人列伝
          2本

        記事

          お前がやりなさい

          今回の高野山の旅は、当初はもう少し短く予定していました。 日程も、もう少し遅めの月末でもいいかな、と思っていた時でした。 いつも通っている近所の神社で、心の中で高野山に行くことを話ながら、もう少し短い方がいいでしょうかね、月末に変更した方がいいでしょうかしら・・・などと、相談するように思っていた時でした。 そのままでいい。 そう強く言われているように感じました。なんだろう、月末に、何か行かれないようなことが起きるのだろうか・・・?などと思いながら、そのまま変更せずに行

          お前がやりなさい

          ④弁天岳と立里荒神社

          翌日は弁天岳、そしてその翌日には、少し離れた立里荒神社へお詣りしました。 弁天岳は、30~40分程度のちょっとした登りでたどり着く・・・と何方も書かれていますが、きっと私はそれ以上かかるに違いない。 思った通り、私にとってはとてもハードな道のりでした。 2~3週間前の台風の影響か、道も荒れていて、物凄く背の高い葦もぼうぼうに生えていて、もう本当に、大変でしたが・・・ 歩き出したら、引きかえすわけにはいかず。 それは、荒神社も同じでした。 まさかの100段以上の階段

          ④弁天岳と立里荒神社

          ③壇上伽藍にて

          壇上伽藍には、大日如来様をはじめとした仏像が並びます。 曼荼羅を立体的に表現したといいます。 奇麗だなあ、これがテレビなどでよく見かける大日如来様ですね、感動~!と、ゆっくり味わいたいから、椅子に少し腰かけます。 しばらくすると、白衣を纏った団体さんがやってきました。お坊さんが説明を始めます。 終わったころ、隣に腰かけた女性に、どちらからですか?と尋ねてみました。 臼杵市からですよ。あのお坊さんね、地元の副住職さんなんですけど、声がとても良いのです。お経を一緒に聞い

          ③壇上伽藍にて

          ②高野山・金堂での出来事

          デジタルミュージアムに向かった理由は、カフェで昼食を頂くためでした。 途中、宿坊協会中央案内所で拝観料が割引になる「講堂内共通券」を手に入れようとしましたが、あいにく閉館中。 中の橋まで行くか・・・と思っていた矢先、このデジタルミュージアムの真横に「高野町観光協会」があるのを発見しました。 きっと共通券もあるだろうと尋ねると、難なく入手できました。 よく見ると、共通券には「授戒」体験もセットになっており、それはデジタルミュージアム目の前の大師協会で行われるとのことでし

          ②高野山・金堂での出来事

          ①京都からバスで高野山へ

          高野山への行き方、電車を利用すると乗り換えがいっぱいあります。 梅田ダンジョンになんば、私にはハードル高いなぁ・・・ と思っていたところへ、京都から直通のバスがあるというのを知りました。 多少時間はかかるようですが、こちらを利用して行くことにしました。 実際、行きはバスにして正解でした。高野山に向かう山道がどんな感じか、というのを予習できたからです。 休憩を挟むと、ここから先は山道ですから、皆さん気を付けてくださいね、とバスの運転手さんが優しく仰いました。 大きな

          ①京都からバスで高野山へ

          年の瀬に向けて・・・

          今やっと、静かにPCの前に向かっています。 9月に高野山に旅をして、そのあとからずっと、怒涛の日々でした。 もしもお時間がある方は、旅日記にしばしお付き合いいただければと思います。

          年の瀬に向けて・・・

          比叡山延暦寺

          母を連れて、比叡山延暦寺に行ってきました。 今回、東京の家族も来てくれました。 高齢の母のことを考え、京都からレンタカーを使いました。 思ったより混雑しておらず、家族もナビしてくれて、なんとか無事にたどり着けました。 訪れたのは梅雨の蒸し暑い日でしたが、比叡山は比較的涼しく過ごしやすかったです。 そして、これも意外でしたが、あまり混んでいませんでした。京都出身の同僚が、祇園祭前なら大丈夫でしょうと言っていましたが、その通りでした。 比叡山は、あまたの宗祖を輩出した

          比叡山延暦寺

          納骨への道④大谷本廟

          しばらく、この記事を上げるのに間が空いてしまいました。 この話はまだ、コロナが今よりずっと広がっていて、行動制限がかかっていた時期の話です。 これまでの経緯は、こちらで読んでいただくとして・・・ 京都で落ち合った私たち家族は、一路大谷本廟へ向かいました。 紅葉の始まった京都は、それはそれはもう、かなりな混み具合でした。 駅構内にいくつもあるお土産屋さんで、いずれも店の外まで行列になっているのは初めて見ました。 大谷本廟も、かなりな混み具合でした。 沢山ある受付窓

          納骨への道④大谷本廟

          鑑真和上坐像にであう

          ある日、ふと、この日なら仕事休めるな・・・と気づきました。 どこかへ行こうかなぁ? そういえば、母が見たいと言っていた、鑑真和上坐像の公開って、この時期だったよね・・・ 確認すると、私が休暇を取れる日が最終公開日でした。 早速、母を誘ってみましたが、体調がよろしくないのでやめておく、でも、あなたは行けるなら行ってらっしゃい、と後押ししてくれました。そこで、思い切って行くことにしました。 大混雑になるだろうし、気温も上がってしんどいことになることを予想して、始発で行く

          鑑真和上坐像にであう

          唐招提寺

          唐招提寺に行ってきました。 ある日の朝突然に思いつき、母との弾丸日帰り旅行です。 母は、ず~っとずっと前から、行きたいと言いつつ、病気の父を置いては行けないとか、今日は体調が悪いとか、色々と「行けない理由」を連ねていました。 その日は天気が良くて過ごしやすく、母の体調も良いようでした。また、父も後押ししてくれました。 それで、ふと「行こうか」と思えたようです。 境内に入ったとたん、タイムスリップしてしまったように感じる、強力なお寺。 春の境内は新緑が美しく、一層素

          唐招提寺

          道筋を作る

          いくつになっても、将来のことって考えるものですよね。 私は、手術を経験してからずっと、自分の残りの人生について、本当によく考えるようになりました。 これから何かを成し遂げる!というよりも、 どうしたら、心穏やかに、豊かな時間を過ごせるか。 どうしたら、自分と家族を、笑顔にできるか。 どうしたら、この世に残る人々になるべく迷惑をかけない形で、あの世へ旅立てるか。 まぁ、予定は立てても、人生とは思いもよらぬことが起こり得るから、6~7割程度でいいや、とは思っていますが

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          丹生川上神社

          丹生川上神社(中社)へ行ってきました。 橿原神宮駅前から車で片道一時間近くの距離です。 吉野の山を進む途中、雉や白鷺を見て、嬉しい驚きでした^^ 朝日を浴びたお社は、それはそれはもう、すがすがしい空間でした。 境内には数々の摂社やご神木、境内の外には「東の滝」や「本宮」など、外せない所がたくさんある神社です。 ここのご神木は触ってもよろしいとのことで、大感激!井戸水も、清らかなお水としていただけます。 境内に沢山あるうちの、たぶん一番小さなお社「大盛丸神社」と、境

          丹生川上神社