大純はる

歴史、小説、音楽、サッカーが好き。 室町時代の歴史小説等を書いてます。 村上春樹、司馬…

大純はる

歴史、小説、音楽、サッカーが好き。 室町時代の歴史小説等を書いてます。 村上春樹、司馬遼太郎、稲垣足穂、仁木英之、伊東潤、小川哲、今村夏子、村田沙耶香。 Eminem、Coldplay、R.E.M、U2、New Order、川本真琴。 ヴィッセル神戸、奈良クラブサポーター。

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  • 【歴史小説】花、散りなばと 全4章+付録

    「この古市を、新しい鎌倉にしたい」……大和国制覇を狙う衆徒・古市胤仙(ふるいちいんせん)。その町に迎えられた野心家の老僧・経覚(きょうがく)は、風流の才能に溢れる童子・春藤丸に魅せられてゆく。だがおのれを神仏に選ばれたと信じる春藤丸は、成人すること拒み、次第に心の平衡を失って……室町時代中期の奈良を舞台に、秘された伝説を語る歴史小説!

  • 【歴史小説】六丁の娘 全5章+付録

    「ずっと黙っていて悪かったが、俺の本当の名前は……」。郷里を捨て、妹のしほとともに馬借一揆へ身を投じた渡辺進(すすむ)は、京の六丁でウガヤと名乗る青年に命を助けられる。三人は戦災から復興する六丁で、新しい家族を築いていくかに思われたが……。室町時代中期の京都・大阪を舞台に、交わるはずのなかった運命が交錯する歴史小説!

  • 【歴史小説】北風の賦 全6章+付録

    「今に見とれよ、お前を一介の御用聞きとして、目の前に這いつくばらせたるからな」……兵庫津の北風荘左衛門は、旧友瓦林加介の誘いに乗り、荒木村重の反乱計画に加担する。狙うは、魔王織田信長の首一つ。が、無謀な夢の果てに訪れた現実はあまりに苛酷で、……天正時代の神戸を舞台に、人生の逆転を賭けた男たちの挫折と再生を描く歴史小説!

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複雑化する現代社会に鋭いメスを入れます! (ナイトスクープ風) ちなみに大純(おおいと)はるって読みます。 ダイジュンではありません… (純という字には、生糸とい…

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【旅日記】GW旅行 鳴門 1日目

今年の3月に徳島旅行へ行った時、その途中に通った鳴門の海の美しさに、すっかり魅了されてしまったのでした。 太陽をきらきら跳ね返すような、明るい海が好きです。 神…

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3日前
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【歴史小説】流れぬ彗星(6)「紀州の旗」

この小説について  この小説は、畠山次郎、という一人の若者の運命を描いています。  彼は時の最高権力者、武家管領の嫡男です。  しかし、目の前でその父親が割腹自…

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EMINEMと私【音楽コラム】

その昔。 ラジオで「渋谷陽一のワールドロックナウ」という番組があって、当時としてはなかなかに尖った洋楽情報を伝えてくれた。 ラジオ頭だった私は、毎週貪るようにそれ…

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【歴史小説】流れぬ彗星(5)「出陣の朝」

この小説について  この小説は、畠山次郎、という一人の若者の運命を描いています。  彼は時の最高権力者、武家管領の嫡男です。  しかし、目の前でその父親が割腹自…

大純はる
11日前
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【音楽コラム】国内アーティストの時代を超える名盤5選【私的セレクト】

音楽って、素晴らしいものですよね。 (金曜ロードショー風) 日本のポップミュージック文化ってすごいです。 最近の個性爆発状態もすごいですが、それも何十年も前から続…

200〜
割引あり
大純はる
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【歴史小説】流れぬ彗星(4)「鼓動、波音」

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【エッセイ】人工の島、人造の魂(6)

    ★  一年生の担任は、神野先生という女の人でした。  入学したての私が言うのもなんですが、ちっちゃくて、まるまるしていました。  太い黒ぶちめがねをかけて…

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【歴史小説】流れぬ彗星(3)「移香斎」

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【旅日記】大和郡山 お城まつり最終日の桜🌸

家から電車で10分でも、旅は旅です! 再来年の大河ドラマは豊臣秀長だといいます。 その秀長が大和の抑えとして入部し、のちに様々な大名が配されたことで知られる郡山城…

大純はる
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【旅日記】春旅行ファイナル➂ 学

徳島駅から穴吹行に乗り西へ、小一時間ほど電車に揺られました。 ここが、私のご先祖が住んでいた土地だそうです。 今でも同姓の家が多く残ります。 (面識は全くありませ…

大純はる
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【歴史小説】流れぬ彗星(2)「愛洲鯨」

この小説について  この小説は、畠山次郎、という一人の若者の運命を描いています。  彼は時の最高権力者、武家管領の嫡男です。  しかし、目の前でその父親が割腹自…

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【観戦記】3/30 ヴィッセル神戸VSコンサドーレ札幌@ノエビアスタジアム神戸

某招待チケットをいただけたので、神戸まで遠征。 3月の最後を飾る、最高の贈り物になりました。 試合は、ものすごい展開。 今まで見た中で、最高の試合でした。 永島、カ…

大純はる
1か月前
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【旅日記】春旅行ファイナル② 勝瑞~徳島城

(前回のあらすじ)ディーゼルカーの降り方がわからず、運転手さんにきつく呼び止められてしまうのであった。 城とは言うものの、全体として平城で、土塁・水堀の跡もほと…

大純はる
1か月前
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【旅日記】春旅行ファイナル① 洲本~徳島

実は私、諸事情ありまして3月はまるまるお休みなのでした。 一ヶ月もまるまるお休みになるのは、それこそ学生以来で、一生の最後かもしれん!ということで。 したいこと全…

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【歴史小説】流れぬ彗星(1)「炎上、切腹」

この小説について  この小説は、畠山次郎、という一人の若者の運命を描いています。  彼は時の最高権力者、武家管領の嫡男です。  しかし、目の前でその父親が割腹自…

大純はる
1か月前
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複雑化する現代社会に鋭いメスを入れます! (ナイトスクープ風) ちなみに大純(おおいと)はるって読みます。 ダイジュンではありません… (純という字には、生糸という意味があるそうです) 以下おしながき👇 ★(真剣勝負の)歴史小説【絶賛連載中】流れぬ彗星 大純はるの【室町・戦国三都小説集】 ●奈良編 ●京都編 ●神戸編 ★(ふんわり描く)エッセイ【絶賛連載中】人工の島、人造の魂 ★(大好きな趣味の)音楽コラム ★(癒しを求めて)旅日記

【旅日記】GW旅行 鳴門 1日目

今年の3月に徳島旅行へ行った時、その途中に通った鳴門の海の美しさに、すっかり魅了されてしまったのでした。 太陽をきらきら跳ね返すような、明るい海が好きです。 神戸の中だと、須磨、垂水、舞子。 山陽電鉄沿線の海はすごく美しい。 一度行ったことのある、敦賀の海もそういう光あふれる感じがありました。 淡路島や和歌山、熊野の海は、似ているようでちょっと違う。 もっと厳しく、寂莫としている感じ。 緑の岬が少なく、海が広すぎるからかな? 微妙な感覚ですが… そういうわけでGWの連休

【歴史小説】流れぬ彗星(6)「紀州の旗」

この小説について  この小説は、畠山次郎、という一人の若者の運命を描いています。  彼は時の最高権力者、武家管領の嫡男です。  しかし、目の前でその父親が割腹自殺する、という場面から、この小説は始まっています。  彼はその後、師匠の剣豪や、愛する女性、そして終生の宿敵である怪僧・赤沢宗益と巡り合い、絶望的な戦いを続けてゆきます。  敗れても、何度敗れても立ち上がり続けます。  全ては、野心家の魔人・細川政元により不当に貶められた主君・足利義材を救うため。  そして自分自身

EMINEMと私【音楽コラム】

その昔。 ラジオで「渋谷陽一のワールドロックナウ」という番組があって、当時としてはなかなかに尖った洋楽情報を伝えてくれた。 ラジオ頭だった私は、毎週貪るようにそれを聴いていた。 ある回のこと、 「アメリカで最近こんなラッパーがデビューして大ヒットしてる。そのラッパーは、驚くなかれ、何と白人なのだ」 という話があった。 当時、私はヒップホップに何の興味もなかったので、早く終われと思っていた。 それから流された彼のデビューシングルを聴いても、やたらビートはタイトだけど、なんだかコ

【歴史小説】流れぬ彗星(5)「出陣の朝」

この小説について  この小説は、畠山次郎、という一人の若者の運命を描いています。  彼は時の最高権力者、武家管領の嫡男です。  しかし、目の前でその父親が割腹自殺する、という場面から、この小説は始まっています。  彼はその後、師匠の剣豪や、愛する女性、そして終生の宿敵である怪僧・赤沢宗益と巡り合い、絶望的な戦いを続けてゆきます。  敗れても、何度敗れても立ち上がり続けます。  全ては、野心家の魔人・細川政元により不当に貶められた主君・足利義材を救うため。  そして自分自身

【音楽コラム】国内アーティストの時代を超える名盤5選【私的セレクト】

音楽って、素晴らしいものですよね。 (金曜ロードショー風) 日本のポップミュージック文化ってすごいです。 最近の個性爆発状態もすごいですが、それも何十年も前から続く先人の積み重ねがあってこそ。 レトロブーム、昭和ブーム、世界的なシティポップブームの中で、そのクオリティの高さが改めて評価されている昨今です。 ただ、実際に平成時代を生きてきた者からすると、当時の日本の音楽業界が何もかもいい状態だったとは、決して思えませんでした。 一つには、あまりにも商品性を高めることを重視し

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200〜
割引あり

【歴史小説】流れぬ彗星(4)「鼓動、波音」

この小説について  この小説は、畠山次郎、という一人の若者の運命を描いています。  彼は時の最高権力者、武家管領の嫡男です。  しかし、目の前でその父親が割腹自殺する、という場面から、この小説は始まっています。  彼はその後、師匠の剣豪や、愛する女性、そして終生の宿敵である怪僧・赤沢宗益と巡り合い、絶望的な戦いを続けてゆきます。  敗れても、何度敗れても立ち上がり続けます。  全ては、野心家の魔人・細川政元により不当に貶められた主君・足利義材を救うため。  そして自分自身

【エッセイ】人工の島、人造の魂(6)

    ★  一年生の担任は、神野先生という女の人でした。  入学したての私が言うのもなんですが、ちっちゃくて、まるまるしていました。  太い黒ぶちめがねをかけていて、ヘルメットみたいな髪型の毛先が、くるんと跳ねています。  いつも上は原色のポロシャツを着て、下は黒いジャージをはいていました。  人工の町で丸いヘッドライトの軽自動車を見かける度、 「あ、神野先生が走ってる」  と、私は笑っていました。  神野先生は、怖い先生でした。  クラスのみんなが、いつまでもお喋りを

【歴史小説】流れぬ彗星(3)「移香斎」

この小説について  この小説は、畠山次郎、という一人の若者の運命を描いています。  彼は時の最高権力者、武家管領の嫡男です。  しかし、目の前でその父親が割腹自殺する、という場面から、この小説は始まっています。  彼はその後、師匠の剣豪や、愛する女性、そして終生の宿敵である怪僧・赤沢宗益と巡り合い、絶望的な戦いを続けてゆきます。  敗れても、何度敗れても立ち上がり続けます。  全ては、野心家の魔人・細川政元により不当に貶められた主君・足利義材を救うため。  そして自分自身

【旅日記】大和郡山 お城まつり最終日の桜🌸

家から電車で10分でも、旅は旅です! 再来年の大河ドラマは豊臣秀長だといいます。 その秀長が大和の抑えとして入部し、のちに様々な大名が配されたことで知られる郡山城。 柳沢吉保を祀る柳沢神社や、奈良公立の名門・郡山高校も城内にあります。 ただ自分としては、やはり興福寺支配時代の郡山城の方に興味を惹かれます。 (遺構すらありませんが…) 筒井氏方の城として、赤沢宗益・古市澄胤の連合軍に攻められ落城しています。 細川京兆家の侵略に対し、大和惣国一揆を取り結んだ衆徒国民の抵抗の舞

【旅日記】春旅行ファイナル➂ 学

徳島駅から穴吹行に乗り西へ、小一時間ほど電車に揺られました。 ここが、私のご先祖が住んでいた土地だそうです。 今でも同姓の家が多く残ります。 (面識は全くありませんが…) 学、というのは大字で、さらにいくつかの小字に分かれています。そのうちの一つが、一族の故地、ということになるようです。 父は七人きょうだいの末っ子で、非常に遅い子でした。 祖父は戦前生まれの人で、赤ん坊のころの私しか知りません。 何らかの事情があって、故郷にいられなくなった祖父は、この土地から外へ出て、

【歴史小説】流れぬ彗星(2)「愛洲鯨」

この小説について  この小説は、畠山次郎、という一人の若者の運命を描いています。  彼は時の最高権力者、武家管領の嫡男です。  しかし、目の前でその父親が割腹自殺する、という場面から、この小説は始まっています。  彼はその後、師匠の剣豪や、愛する女性、そして終生の宿敵である怪僧・赤沢宗益と巡り合い、絶望的な戦いを続けてゆきます。  敗れても、何度敗れても立ち上がり続けます。  全ては、野心家の魔人・細川政元により不当に貶められた主君・足利義材を救うため。  そして自分自身

【観戦記】3/30 ヴィッセル神戸VSコンサドーレ札幌@ノエビアスタジアム神戸

某招待チケットをいただけたので、神戸まで遠征。 3月の最後を飾る、最高の贈り物になりました。 試合は、ものすごい展開。 今まで見た中で、最高の試合でした。 永島、カズ、城、岡野、ヨシト、アツ… いろんな時代がありましたが、まさかここまで強いヴィッセルを見られるとは… 生きてみるもんだ。 大迫、よっち、高徳、蛍は本物のエリート。 大迫の前線キープ、センターバックと入れ替わる強さ、ファンタジスタ臭すら漂い始めたパス。四点差ついても本気で悔しがるメンタル。 武藤の一瞬の脱け出し

【旅日記】春旅行ファイナル② 勝瑞~徳島城

(前回のあらすじ)ディーゼルカーの降り方がわからず、運転手さんにきつく呼び止められてしまうのであった。 城とは言うものの、全体として平城で、土塁・水堀の跡もほとんど防御機能を感じないものでした。 全く敵に攻められたこともなかったので仕方がないでしょうが、これでは長宗我部の猛攻に手も足も出なかったでしょう。 三好家四代の墓。 ただし、畿内の覇者となったあとの長慶・義興・義継のものはありません。 之長以下三代と、最後の長治。 飽くまで阿波の大名としての三好氏の本拠地です。

【旅日記】春旅行ファイナル① 洲本~徳島

実は私、諸事情ありまして3月はまるまるお休みなのでした。 一ヶ月もまるまるお休みになるのは、それこそ学生以来で、一生の最後かもしれん!ということで。 したいこと全部やってやろう、と思っていたのでした。 それが東京旅行だったり、吉野行きだったり。 その最後を飾るのが、生まれて初めての四国上陸です! にしても、なぜ徳島なのか? それは単に、淡路島にある両親の家へ行って、そこからさらに足を伸ばしていける所…と考えた時に、まず徳島があったからなのです。 さらに言うなら、私のご

【歴史小説】流れぬ彗星(1)「炎上、切腹」

この小説について  この小説は、畠山次郎、という一人の若者の運命を描いています。  彼は時の最高権力者、武家管領の嫡男です。  しかし、目の前でその父親が割腹自殺する、という場面から、この小説は始まっています。  彼はその後、師匠の剣豪や、愛する女性、そして終生の宿敵である怪僧・赤沢宗益と巡り合い、絶望的な戦いを続けてゆきます。  敗れても、何度敗れても立ち上がり続けます。  全ては、野心家の魔人・細川政元により不当に貶められた主君・足利義材を救うため。  そして自分自身