眠れない夜の独り言
夜が来る
闇が深まる
だからって眠れる訳も無く
起きてたい訳でも無く
暗闇で微睡む数時間が
辛いのなんのって
味わった事のある人
じゃなきゃ分からない辛さ
頭の中はやけに騒がしく
聞きたい訳でもないのに
聞こえてきてしまう記憶の雑音
顔も忘れた誰かさん
名前も忘れたあの人たち
ボォっと薄暗がりの向こうから
僕を見てる沢山の人たち
僕は知らないふりをして
ごろりと寝返り繰り返し
微睡みうとうと
あぁ朝方には少し眠りたいなあ
夢も希望も無い夜の独り言
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