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新しい思い出の保存方法
2024.04.10
・春の嵐が通り過ぎていく、風が窓ガラスに流れあたる音で目が覚めた、アウトドア用に軽い仕様の折り畳み傘では安心して雨風を防ぎきれないなと不安を覚えつつ、ぴかぴかの制服を纏った女の子たちの間をすり抜けて、駅まで向かう、というのは昨日の話で、今朝カーテンをあけたそこには雲ひとつない空、玄関をあげれば冬よりも冷たく感じる空気、鴨川を渡る橋の上から見下ろす景色には、雑草の緑と、菜の花
今朝乗る通勤電車から
2024.3.8
暦の上では啓蟄、と言って土の中で眠っていた虫たちも、もぞもぞ、と地面に這い出てくる季節らしいのだが、東京方面は積雪のニュースがトップを飾り、立春を過ぎても、桃の節句を過ぎても、春はまだかと待ちぼうけ。
今朝乗る通勤電車からも、分厚い雲が車窓の上部を占めていて、でも大阪の街に近づくにつれて、だんだん青空が染み込んできたみたいで、きょうの空はなんだかぬるい。
会社での仕事は波が
朝寝坊が得意になってしまった
2024.1.19
ご無沙汰しています。
大人になってから知り合った友人がまめに日記を書いていて、顔を合わせたその出来事を文字にして公開していることに、ひとりニヤついてしまっている自分、チョロいなと思ってしまう、でも素直に顔に出ることは、いいことよね、きっと。
12月の給料が入って直後、撮り溜めたフィルムを巾着袋に詰めてカメラ屋さんに向い、現像にだした、おじいちゃんから貰ったフィルムカメラを
諦める行為も決して悲しいことではない
2021.5.21
・今朝は久しぶりに聴いた京都市からの警報で目が覚めた、小さく鳴らした軽やかな鉄琴をわざと音割れさせたような音色になって耳に飛び込んでくる、一瞬で夢の奥底から現実に呼び戻された、寝ぼけ眼で画面を見れば、家から離れた山の近くの地域が大雨による土砂災害避難警報地域になったとのことだった、よかった近所じゃないのかと思ってまた眠りにつこうとしたところ、また警報音がなり始める、さすが警報
左ページに朝、右ページに夜
2021.4.5
・今朝の京都は少し肌寒い、春とはいえ、まだ風は冷たい、けど暑いよりずっとましに思う、けどコーヒーが冷めるのが早いとちょっと切ない。
・先日、新しい社員証が交付された、顔写真付きの我が社の社員証は6年を境に更新される、最初の写真を撮った(撮られた)のは、忘れもしない10月の内定式のこと、ちょっと、と呼び出されたおじさまに撮った(撮られた)写真が社員証に印刷された、わたしは東京で