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ファシリテーションって何だろう
この1週間で4校の小学校にうかがい、クリケットとマイクロビットを使ったプログラムで動くおもちゃづくりワークショップを実施しました。久しぶりに集中して、子どもたちと接する機会を得て、あらためて「ファシリテーションって何だろう」と考えるきっかけをいただきました。
子ども向けのワークショップをはじめたばかりの頃、ワークショップの度に同僚と一緒に、ワークショップでの場面を振り返りながら、あの時はあの
コンピュータで動くおもちゃづくり
コンピュータで動くおもちゃづくりワークショップを続けて、18年になります。
大学の授業でワークショップの話をしたときに、「あっ、子どもの時にやりました」という学生さんに出会うと感激ともに、長く続けてきたんだなあと実感します。
私自身がこのワークショップが好きなのが、何よりこのワークショップを続けている理由です。最近はmicro:bitや、より低年齢の子どもにもコンピュータで動くおもちゃづくりワ
子どもたちの遊びのなかにプログラミングを
プログラミングを学ぶことを通じて、子どもたちは多くのことを学んでいます。
プログラミングそのものだけでなく、考え方、身の回りに沢山あるコンピュータが埋め込まれたものとその仕組みへの気づき、コンピュータとプログラムへの興味関心、作品の製作方法、デザインなど。
小学校でのプログラミング教育実践のなかで、児童がつくったプログラムや作品、アンケートあるいは児童がまとめた感想などを分析していくと、児童の
子どもがプログラミングするか、子どもをプログラミングするか!?
多くの小学校でのプログラミング教育に使われる「Scratch」は、マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボの研究グループが開発した非常に優れた子ども向けのプログラミングツールです。開発背景には、MITで永年に渡り大事に育てられてきた教育学習理論「コンストラクショニズム」があります。コンストラクショニズムは、ごく簡単に言えば「学習者がものづくりのなかで、新しいアイデアを能動的に生み出す」という
もっとみるCAMPワークショップ
2001年3月の立ち上げから7年間、CAMPでの子ども向けワークショップの企画運営にたずさわりました。ワークショップの準備や終了後のふりかえりに時間をかけることができ、今から考えるととても贅沢な環境のなかで、子どもたちと同僚、上田信行先生をはじめ支えてくださった多くの先生方から学ぶことができました。実施したワークショップと同じぐらいの時間をかけて毎回やっていた反省会は、スタッフ全員でワークショップ
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