丸七製茶note

丸七製茶の「中の人」たちが、日本茶への愛を綴るnote。 知られざる日本茶の魅力や、お…

丸七製茶note

丸七製茶の「中の人」たちが、日本茶への愛を綴るnote。 知られざる日本茶の魅力や、お茶にまつわる雑学まで、知れば知るほど日本茶が飲みたくなる情報満載!

最近の記事

新茶が飲みたくなる話

2023年の新茶シーズン到来! こんにちは!オックンです。 やはりこの季節はなんといっても「新茶」です。 新茶とは、その年の最初に生育した新芽を摘み取ってつくったお茶のことです。 お茶の木は生命力が非常に強いので、二番茶、三番茶、秋冬番茶など、年に数回摘み取ることができます。 その年の最初に摘み取られた今この時期のお茶だけが「新茶」と呼ばれ、特別価値のあるものとして重用されています。 新茶は日本茶の魅力が溢れんばかりにたっぷり詰まった旬の恵みです。 その魅力をこの時期に堪

    • 丸七製茶SNS部 とりあえずスタート

      こんにちは!奥本です。 丸七製茶にてSNS部が正式に発足、スタートしました。 そのSNS部の名称はひとまず  丸七製茶SNS部 そのままやんけー!と関西人の僕は思わずツッコミ入れそうになりますが・・(^-^; お茶農家さんがTwitterで発信したり、お茶屋さんがInstagramで洗練されたお茶画像を発信するのはもはや珍しくありません。 実際、丸七製茶はもちろん、丸七製茶が運営する「静岡抹茶スイーツファクトリー ななや」でも各店ごとにInstagram公式アカウント

      • 外国人クリエイターさんに日本茶のPR動画を作ってもらいましたPart.2

        動画はこちら↓ Part1の動画はこちら↓ 丸七製茶のCRAFT BREW TEAは↓

        • 受賞和紅茶リーフ 飲見くらべ

          こんにちは!オックンです。 先日、知人の茶道家が企画してくださった『和紅茶を語る夕べ』という会に参加させてもらいました。 『ジャパンティーフェスティバル2022』にて入手されたコンテスト入賞の和紅茶を中心に10数種類をティスティングしながら、和紅茶の「今」についても語り合いました。 なぜ「飲見くらべ」? この会では、和紅茶の原葉、水色の違いについてもじっくり見比べることもできましたので、「飲みくらべ」ではなく「飲見くらべ」というタイトルにしました。 私のスマホ撮影画像で恐

        新茶が飲みたくなる話

          サッカーW杯日本応援企画 お茶屋的 E組対戦国分析

          FIFAワールドカップ カタール大会2022 心地よい寝不足期間がスタートしましたが、皆さんサッカー観戦楽しんでますか? 私 丸七製茶の営業Nも、静岡生まれでも有り、サッカー観戦が好きです。 もっぱらテレビ観戦ですが、 2022年はIAIスタジアム日本平へ地元チームの現地観戦応援にも行きました。 (毎度恒例の終了間際の同点・・・引き分け・・・でした) (前向きに切り替えて、2023年は未来志向リスタート!!) ※ここからしばらく、聞かれてませんが語らせて頂きます。 「今

          サッカーW杯日本応援企画 お茶屋的 E組対戦国分析

          ソフトドリンク飲み比べ ~烏龍茶~

          こんにちは! オックンです。 私は以前、「日本茶をソフトドリンクから独立させたい!」という記事をこちらに投稿しました。  日本茶は茶種や品種が多種多様なので  ソフトドリンクメニューで「緑茶」1つだけではもったいない と日本茶好き過ぎて熱く主張する記事です。 なぜ日本茶以外のドリンクを飲み比べ? よくよく考えたらこれは日本茶だけでなく、他のソフトドリンクでも同じように言えるのかと思いました。 ということで、今回はソフトドリンクの象徴のような存在となっている烏龍茶にスポ

          ソフトドリンク飲み比べ ~烏龍茶~

          ひとりっきりの夜の事務所で、誰かの視線を感じる ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

          ひさです。 はぁ~。今日も仕事したなぁ、充実した1日だったなぁと営業から事務所に帰ってきたとある日の私に起きた出来事です(誰に対してのアピール?)。 誰もいない静かな事務所で聞こえるのは、パソコンのキーボタンを押す音だけ。ふと寂しくなった私は、スマホで好きなクラシックを流しながら仕事をしていました。 うんうん。 仕事もはかどって、ひと区切りついたし、ちょっと休憩いれますか、 最近、外回りの営業で案内している自社のティーバッグを、味の再確認という名目で飲むことに。 常日頃

          ひとりっきりの夜の事務所で、誰かの視線を感じる ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

          銀座 kappou ukai肉匠と丸七製茶・京都産プレミアムティーペアリング

          11月1日より秋限定のノンアルコールペアリングコースとして、丸七製茶の京都府産茶葉のボトリングティーをお楽しみいただけます。 私オックンも、肉の匠’が仕上げる松阪牛と季節の食材を取り入れたお任せコース料理を実際にいただきながら、四季折々の素材や旬の魚、厳選された牛肉のさまざまな部位を最大限引き立てるCRAFT BREW TEAの選定に関わらせていただきました。 すでに5月より、ティーペアリングコースとして丸七製茶のCRAFT BREW TEAを提供いただいておりますが、1

          銀座 kappou ukai肉匠と丸七製茶・京都産プレミアムティーペアリング

          外国人クリエイターさんに日本茶のPR動画を作ってもらいました

          ぜひ全画面表示でご欄ください! 丸七製茶のCRAFT BREW TEAはこちらから↓

          外国人クリエイターさんに日本茶のPR動画を作ってもらいました

          坂本龍馬と菊川茶の深イイ話

          このイラストに見覚えのある方はいるでしょうか。 累計発行部数1500万部を記録している『お~い竜馬』武田鉄矢(原作)小山ゆう(作画)の竜馬のイラストです。 幕末の英雄・坂本龍馬の生涯を、虚実を交えながら時にコミカルに時にシリアスに描いた作品で、幕末の歴史人気に一役かっている作品でもあります。 作画の小山ゆう先生は静岡県菊川市出身で地元の名産、菊川茶の為に様々な作画を提供してくれています。 かくいう私ヒデKINGもこの静岡県菊川市出身で小さい頃から菊川茶を飲んで育ちました。

          坂本龍馬と菊川茶の深イイ話

          品種を知れば深まる日本茶の魅力

          日本茶にも品種があるのはご存知でしょうか? 例えばリンゴであれば、ふじ、つがる、王林、トキ、ジョナゴールド・・などなど 全部で95品種あるそうです。 ちなみにここにあげたリンゴの品種を見て この品種ってもしかして・・・と思われた方 そうですね、JR駅構内の自販機やキヨスクで見るあれです 私オックンもかなりのリンゴ好きなので、品種ごとに風味の違いを楽しめるこのシリーズを自販機で見つけるとついつい買ってしまいます。 日本茶の品種の数は?では今日の本題です。 日本茶の品種は

          品種を知れば深まる日本茶の魅力

          「追憶」「純愛」 今が見頃のロマンティックな花言葉の植物は

          「追憶」(ついおく) 過ぎ去ったことに思いをはせること。過去をしのぶこと。追想。 「純愛」(じゅんあい) 邪心のない、ひたむきな愛。 日常の会話ではあまり出てきませんが、人の心情行動を表す言葉として小説など活字で用いられますね。 映画やドラマのタイトルにも使われてそうで、調べてみたらいくつかありました。 ・「追憶」1973年洋画 ・「追憶」2017年邦画(丁度いま主演映画が上映中の岡田准一さんや主演大河ドラマが佳境に入っている小栗旬さんなどが出演) ・「純愛ディソナンス」

          「追憶」「純愛」 今が見頃のロマンティックな花言葉の植物は

          ジャズピアノと茶畑と

          丸七製茶営業の斉藤です。やはりお酒と音楽とサッカーが大好きです。 前回はお茶の歴史的な話をご紹介しましたが、今回は勉強チックにならず、「リラックス」をテーマに書かせて頂きたいと思います。 上原ひろみさん 自分の事ばかり恐縮ですが、私の音楽好きは二人の兄の影響で、ロックからクラシック、ジャズからブラス・アンサンブルなど、最近のボカロを除いては何でも普段から聴いてます。 とりわけジャズはピアノが大好きで、昨年亡くなったチック・コリアさん、ハービー・ハンコックさんからマッコイ・

          ジャズピアノと茶畑と

          東京でしかも渋谷でお茶をつくっていた事実!

          このことを知らない人は多いことでしょう。 私ひさもお茶屋に勤めて、暫くして知った史実です。 鈴木雅之&菊地桃子さんの「今日は渋谷で5時~」みたいに 「今日は渋谷でお茶~」と言った人もいるとかいないとか。 時代が違い過ぎですね。年齢ばれるのでこれくらいにしておきます。 今回は、戦前の「渋谷茶」というお茶が栽培されていた歴史を軽~く深堀りしたいとおもいます。 上喜撰って? 江戸時代、華の都 江戸では、静岡茶はまだ広まっておらず、宇治茶が有名でした。贈り物の箱などに「上喜撰(

          東京でしかも渋谷でお茶をつくっていた事実!

          飲食店における不公平感の撲滅!!

          飲めない人、飲まない人、飲む人、皆さんに朗報です。 飲食店の皆さんは必見です! コロナ禍により飲食店で噴出し始めている「飲めない人飲まない人の不公平感」にオックンから画期的な解決策です。 (タイトルでほぼネタバレしてますが、読み終わるとこの策を採用したくなるので要注意) 飲めない(もしくは飲まない)人の不公平感とは? 不公平という感情はそもそもどういう時に湧き上がるのでしょうか? 辞書ではこのように説明されています。 “〔いくつかのもの・何人かの人に対する〕取り扱いなど

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          ″全品″のお茶の話

          茶師見習いのCHASSY(チャッシー)です。 お茶とサッカーの街、静岡市出身のアラサー男子です。 静岡の製茶会社・丸七製茶の「中の人」歴3年。 駿河湾よりもさらに深い日本茶の世界…僕もまだまだ勉強中の身です。 そんな僕ですが、本日も勉強中のお茶の世界を、皆様に少しだけご紹介させていただきます! ″ゼンピン”との出会い 入社して数か月が経過した頃、デスクワークをしていると、どこからともなく「ゼンピンのお茶はやっぱり品がありますねぇ」と先輩茶師達の声が。 「ゼンピン」とい

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