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メディアが分かるマガジン

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雑誌の出版概況の解説からソーシャルのトレンド、効果的なオウンドメディアの作り方まで。メディア&コンテンツに関する解説マガジンです。
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#Webメディア

日経電子版は有料会員90万人に迫る。ビジネス経済メディアの勝者は?

日経電子版は有料会員90万人に迫る。ビジネス経済メディアの勝者は?

日経電子版は月間2億近いPV、東洋経済オンラインはエンゲージメントが高めビジネス経済メディアの2023年1-3月平均(日経電子版のみ2023.2.1時点公表の数値)を比較すると、自社UU順では日経電子版の4,032万がトップとなっており、次いで東洋経済オンラインが2,448万と続いています。
自社UU数では2倍近い差がついていますが、自社PVを比較すると日経電子版は1億9,000万PV、東洋経済は

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「バズるコンテンツ」は、人間の本能に従う時代に

「バズるコンテンツ」は、人間の本能に従う時代に

■バズるコンテンツを決めるもの

YouTubeやTikTok、Twitterなどインターネット上には毎日新しいコンテンツが投稿されています。投稿されたコンテンツが、バズって多数の人に伝播することを決定づける要因は何でしょうか。
それは、人間のプリミティブな本能によって決定づけられている要因が大きいのではないでしょうか。

■バズるのを決めるのは、プラットフォーマー

「バズるコンテンツ」のフロー

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怪しいインフルエンサーほど、フォロワーを獲得する理由

怪しいインフルエンサーほど、フォロワーを獲得する理由

■怪しいインフルエンサーほど、人気?

YouTubeなどの個人メディアの発展に合わせて、影響力を持つインフルエンサーが多数登場しました。テレビなどのマスメディアよりも、インフルエンサーの発信に信頼を置いているという人も少なくありません。 それでは、信頼できるインフルエンサーとは、どういったものなのでしょうか。信頼できるインフルエンサーの特徴を挙げると、

・自身の発信に対して言い切る形を取らず

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2極化するコンテンツ~熱量の高いコンテンツと低いコンテンツ

2極化するコンテンツ~熱量の高いコンテンツと低いコンテンツ

コンテンツの供給過多により、可処分時間の奪い合いに

YouTubeなどの動画プラットフォームなどの発展により、個人が動画やテキストコンテンツを発表する場が広がり、個人クリエイターの数が増えています。平行して、スマホゲームやNetflix等の動画配信プラットフォームの発達により、コンテンツの消費側の可処分時間は奪い合いになっています。

コンテンツの供給側が飽和し、消費側の可処分時間の希少性が増し

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アイドルが最強のコンテンツである理由

アイドルが最強のコンテンツである理由

個人メディア台頭の時代

SNSやYouTubeなど個人が情報発信できるメディアの発達によって、個人のエンパワメントが高まっていると言われて久しいです。実際に、YouTubeのチャンネル登録数が100万以上のチャンネルは大抵個人、もしくは個人が集まったグループ単位のチャンネルであり、テレビ局や制作会社などが手掛けるチャンネルにおいて100万人を超えるチャンネルというのは非常に珍しくなっています。

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ファッションは、消費者主導の時代に。Webファッションメディア「Dorris」正式リリース

ファッションは、消費者主導の時代に。Webファッションメディア「Dorris」正式リリース

大人女性のためのWebファッションメディア「Dorris(ドリス)」を10月10日(水)より正式リリースいたしました。
ファッションを取り巻く環境はインターネット登場以降、消費者主導の形に変遷しています。今回ファッションメディアをスタートするにあたり、背景と意図をお話させてください。
(メディア概要は末尾に記載しています。)

■ファッションの発信元は、パリからスマホになった
女性ファッション誌の

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