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小さかった私へ⑯ 小学生編

小学1年生の頃から、弟と一緒に習い事をしていました。


私は、自発的に「あたし、この習い事やりたい!」と言った覚えがない。


母から

「はい か Yesのどちらか選びなさ~い」

・・・だった気がする。


拒否権はなく、あまり気乗りせずに始めたって感じだ。



毎週日曜日は、朝9:00~11:00まで書道教室に通っていた。


日曜朝は、見たいアニメがあるからギリギリまで見て、いつも遅刻しそうだった。


早起き苦手で、貴重な日曜になんで朝から動かなきゃならんの?と、時々いらついてた。


クーラーがないので、夏は蒸し風呂状態のなかで習字・・・暑がりの私には地獄で、内心「暑くてやってられるか~!!」と思ってた。


主に、教職のOBの方々が指導してくれて、しめるところはビシッとしてたから、もう1つの学校みたいだった。


クラスのワチャワチャしたうるさいのはなくて、各々集中して課題に取り組んでいたから、思えばあの時間は好きだったかも。暑いのはきつかったけど。


時折、今でも書道やりたくなる時が無性にある。



そろばん教室と水泳教室は、たぶん週に2回くらい通っていた。


そろばん、、始めの頃は楽しかったけど、だんだん難易度が高くなるにつれて、4年生の頃から課題がまだ終わっていないのに途中で逃げることが増えた。


弟は、珠算検定大会に出るほどメキメキと上達していった。


めっちゃジェラシーを感じていた私・・・


人には得意・不得意があることが、悔しくて受け入れられなかった。


たしか、私は段に進む前に辞めたと思う。


算数、数学は今も嫌いだ。

2桁の暗算も危ういという・・・(´;ω;`)

数字覚えるのは嫌いじゃないけど。



水泳は、プールの授業で泳げるようになる為に通っていた。

嫌々ながら、息継ぎの練習をして、思いっきり鼻から水吸い込んだり飲んだりしてたけど、トラウマになることはなかった。


練習に練習を重ねると、出来るようになるのを体感して嬉しくなって自然と楽しくなり、少しずつ泳げるようになっていった。


今でも泳ぐのは好き。


大人になってからも、1人でプールに行く事もあった。


昔はチームを組んで、スイム担当としてトライアスロン大会に出た事もあった。

プールと違って、海は深いし生きものもいるし、怖くてゾクゾクした。

それでも、泳ぐのは気持ちいい。


もう10年近く泳いでない。またプカプカ~っと、漂いに行きたいと思う。



当時、私よりも習い事をいくつか掛け持ちしている猛者がいた。


本人が好きでやりたくて習い事通っているならいいんだけど、親に「あなたはこれをやりなさい。あれしなさい!」と、子どもに強制させるのはいかがなものかと私は考える。



私は何かやりたいことあったっけ?


学校生活を送るだけでも疲弊し、もう十分だった気もする。


時々、興味があることを見つけるけど、親は聞いてくれなかった気がする。

ただ親の言われるがまま応じて、流されていたと思う。

結果的に、習い事やったなかでそろばん以外は今でも好きだなって思える。



そういや、小学6年生の時、親友の影響を受けて1年だけ舞踊教室に通っていた。

友達と一緒だから行きたい~っていう理由だったけども。

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