メルクマ

人類の行き着く先はバーチャルであるはず。なのでVRやVTuber関係をウオッチしています

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最近の記事

Meta Quest3とPlayStation VR2を比較・ゲームに限ったらどちらが良い?

こちらはMeta Quest3とPSVR2の比較記事です。価格的にほぼ同じなのでライバルだとは言えるでしょう。でもタイトルにわざわざ「ゲームに限ったら」と書いたように、ゲームに限らない汎用性であればQuest3のほうが明らかによく、比較にもなりません。Quest3は動画などメディアを視聴したり、仮想デスクトップを使って仕事をしたり、VR Chatなどのメタバースを楽しんだりと、いろんなことに使えます。一方でPSVR2はほぼゲームしかできません。初代のPSVR1はAmazon

    • Quest2からQuest3に買い替えたら、画質が予想外だった

      Meta Quest3が10月10日に発売されましたが、私は様子見をしていました。Quest2のときは「これは買うしか!」とすぐに予約して入手したものですが。というのも、カタログスペック的には大幅アップというほどではないし、MRはさほど興味が無いので、Quest2から買い替えるかは微妙だと思っていたのです。値段も高くなったしね。 でもヨドバシカメラの店頭でデモ機を見て、「これは買うしか!」と即決しました。今では買い替えて大正解だったと思っています。以下にその理由を書きます。

      • レポート:東京ゲームショウ2023でのVR関係の展示

        9月22日(金)に東京ゲームショウ2023に行ってきました。コロナでリアル開催が2年間途絶え、昨年はありましたが行かなかったので、私としては4年ぶりの参加です。4年前の2019年の時もレポートを書きました。4年後の今回はどう変わったでしょうか。 VR関係の会場は4年前と同じ、北ホールのHall 9です。昨年のTGSは北ホールは使われず、本館のみのHall 1-8までだったのでVRのブースもそちらでした。4年ぶりに本来の形に戻ったとも言えます。まず以下に見学・体験した展示につ

        • PSVR2とQuest2の比較:お手軽VR対決!

          Quest2が発売されて以来、お手軽にVRを楽しみたいという用途ではQuest2一択でした。しかしついにPlayStataion VR2が発売されました。確かに方式や用途が違いますが、どちらを買うべきか悩む方もいると思うので、両方のユーザーとして比較した結果を書きます。 1) 価格・スペック 2) 軽量ゲーム 3) AAAゲーム 4) 動画観賞 5) メタバース 6) その他の使い勝手 の6つの観点で比較しています。 すべての記述はPSVR2の発売直後、2023年2月のもの

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          4年前のPCのCPUを最新の第12世代Intel Core(i7-12700K)に換装する

          この記事は、自作やショップブランドのデスクトップPCを持っていて「第12世代インテルは良さそうだからそろそろ載せ換えたいな」と考えている方むけです。あるいは最新事情をあまり追ってないけれど手っ取り早く知りたいという方に。 私は自作PCをいじるのが好きですが、CPUについては4年前にi7-8700K(第8世代)にしてから手をつけていませんでした。惹かれるCPUが無かったというのが主な理由です。インテルのライバル社のAMDでは最新プロセスを使って微細化が進んでいましたが、自社で

          4年前のPCのCPUを最新の第12世代Intel Core(i7-12700K)に換装する

          Alienware m15 R2のレビュー・有機ELの画面が素晴らしい・VRにも対応

          Alienware(エイリアンウェア)はゲーミングPCの代名詞のような存在で憧れの品でした。今回「デル アンバサダープログラム」で体験モニターを募集していたので応募してみたら、ラッキーにも当選してお借りすることになりました。レビュー記事を書くことがモニターの条件なのでレビューしたいと思います。 スペックお借りしたAlienware m15 R2のスペックは以下の通りです。 CPU Core i7-9750H GPU NVIDIA GeForce RTX 2070 Max-

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          Vおうちフェス2と、VTuber音楽のこれから

          5月8日に、花奏かのんちゃんのYouTubeチャンネルで「Vおうちフェス2」が開催されました。おうちにいながら音楽で繋がろうというコンセプトで、Vtuber約70組のオリジナル曲のMVを一挙に紹介するというものです。昨年の第1回もちらちら見てはいたのですが、今年はさらに素晴らしいMVが多くて、5時間以上の番組ですが釘付けになってしまいました。 今どきのVTuber音楽すごいな!と感銘を受けたので、まずは特にスキな曲(MV)をいくつか紹介し、最後にVの音楽について思うところを

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          マイクラななし杯に見た、筋書きのないドラマ

          「第1回マイクラななし杯」が2021年5月1日から3日間開催されました。774inc.所属VTuberのうち20名が5チームに分かれ、マインクラフトの建築を競うという企画です。 まずチーム分けが4月26日にあり、この時点で正直私は「この企画大丈夫か?」と思っていました。ルーレットを使った完全ランダムでチーム分けが行われた結果、かなりアンバランスなチーム編成になったからです。 これがチーム分けですが、774inc.内でマイクラ上級者とみなされるメンバーがBチームに集中してい

          マイクラななし杯に見た、筋書きのないドラマ

          note2周年を振り返りつつ、VTuber界隈のnoteの発展を振り返る

          2021年4月6日が、私がnoteを始めて2周年でした。この2年間で54本の記事を書き、47万回以上読まれました。始めた時にはこんなに読まれるとは思ってもいませんでしたが、noteでVTuber記事を書くことが流行る直前くらいにたまたま始めたので、偶然流行りに乗れたという要因もあったと思えます。そこで、この2年間をVTuberのnote界隈も含めて簡単に振り返ってみます。 キッカケ私がnoteというものを知ったのは月ノ美兎さんからでした。彼女が配信で、でびでび・でびるちゃん

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          因幡はねるの誕生日イベントと闇の女王

          2021年3月6日に、因幡はねるちゃんの誕生日を祝うオンラインイベント「#はねたん」が行われました。とても楽しい内容でしたが、それだけではなく気づきもあったので、イベント内容を振り返りつつ書きたいと思います。 因幡組の年間行事実質的に二部構成で、第一部は「因幡組の年間行事」を4月から順番に紹介するというものでした。体育館のステージのようなセットになっていて、新入生(新人因幡組)へのオリエンテーションみたいなイメージでしょうか。 4月の行事は花見ということで、これは露店です

          因幡はねるの誕生日イベントと闇の女王

          あにまーれをお勧めする七つの理由。あるいは七つの大罪

          VTuberにはにじさんじとホロライブという超有名なグループがあり、他にも様々なグループや個人勢の星の数ほどのVTuberがいます。その中で私が「有閑喫茶あにまーれ」をお勧めする理由を書きますが、端的に言えば、人は誰しも罪を背負っており、七つの大罪を背負うあなたにあにまーれはお勧めということです。 1 【嫉妬】リスナーとの距離が比較的近いVTuberというコンテンツは、ある程度の双方向性があることが他にない魅力だと言えます。いちから(にじさんじ)の社長もそう言ってますし。配

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          大浦るかこ・あにまーれリスナーの集合的無意識が作り出したVTuber

          この記事は、あにまーれ新人の大浦るかこさんを紹介する記事ではありません。タイトル通り「大浦るかこはあにまーれリスナーの集合的無意識が作り出したVTuberである」という私の説について語る内容になっています。 初配信とはいえ前提知識は必要なので書きますと、大浦るかこ(以下敬称略で失礼します)はVTuberグループ「有閑喫茶あにまーれ」のメンバーとして2021年2月7日にデビューしました。記事執筆時点でデビューして2週間なので、ホヤホヤの新人だと言えます。あにまーれは一時期はメ

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          タブレットはこの程度のもんでいいのでは・MediaPad M5 lite 8のレビュー

          年の瀬ということで今年(2020年)を振り返ると、今年買ったもので1番のお気に入りはOculus Quest 2、2番目はPlayStation 5ですが、その次くらいに気に入っているのがファーウェイの8インチAndroidタブレット、MediaPad M5 lite 8 でした。せっかくなのでレビューを書いてみます。ベンチマークもあります。 なぜ8インチタブレットかタブレットといえば10インチクラスのものが多いのですが、私の感覚では10インチタブレットは「PCの代わり」で

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          VTuberフェス「ななしふぇす どぅーいっと!」は規模も内容も凄かった

          本日(2020年12月19日)、VTuber事務所「774inc.」 の全体フェスである「ななしふぇす どぅーいっと!」が開催されました。13時から21時半くらいまで、途中休憩はあるものの8時間半にわたるステージイベントです。VTuberでもっと長時間のステージイベントはありましたが、その場合は多くのパートが事前に収録した動画を流す形式だと思えます。「どぅーいっと」は完全に生配信で、その形式では空前の規模ではないでしょうか。これだけ長時間の生ライブをやるというのは大変なことで

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          PlayStationの歴史を俯瞰しながらPlayStation 5のレビュー

          PlayStation 5 を入手して楽しんでいます。普通のレビュー記事はたくさんあるので、私はPlayStationの歴史を振り返りながら、その歴史を俯瞰した視点でPlayStation 5のレビューを試みます。まずは初代PlayStationの振り返りから。 PlayStation (初代)「全てのゲームは、ここに集まる」通称PS1。プレイステーションと言う名前はワークステーションから来ています。科学技術計算やCG作成に使われるコンピューターで、今ではPCが高性能化した

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          upd8は失敗だったのか? おめがシスターズの社長出演動画を見て思ったこと

          「upd8が終了する」と言うニュースが駆け巡ったのは今日(2020年11月1日)の15時でした。私はちょうどその時、兎鞠まり/因幡はねる/魔王マグロナによるコラボ配信を見ていて、そのニュースが配信中にリアルタイムに入って話題になったので知りました。3人とも現役upd8か元upd8なので、残念だというトーンでした。 プレスリリースはupd8が終了することを伝えるだけで、理由も何も書いていない簡素なものでした。 でも実は、本番はこの後にありました。17時20分におめがシスター

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