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幼少時特殊な文章教育を受けた超絶文章グルメの絵描きの文章術

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今はもう存在しない学校で幼少時に特殊な文章教育を受けて育ち、 相方の文書きの文章力も「わしが育てた」というか スパルタで鍛えたという謎経歴持ちの超絶文章グルメの絵描きが、 文章に… もっと読む
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記事一覧

「おはなし筋肉」がない

「おはなし筋肉」がない

おはなし筋肉が私にはない。
おはなし筋肉とはおはなしを作る筋肉である。
おはなしを作る能力と言ってもいい。

なぜ筋肉かというと、持っていればトレーニングで鍛えることができるからである。
しかし持ってない筋肉は鍛えられない。
私はおはなしの筋肉がないので鍛えることもできない。
ちなみに相方はおはなし筋肉持ちである。
だから鍛えたら書けるようになった。
相方は概ねおはなし細マッチョくらいだろうか。

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「ラノベに描写力はいらない」!?

みたいなタイトルをnoteのタイトルで見かけて「はぃ?」ってなって読んでみた。

釣りタイトルかと思ったらマジでそう書いてたので、「意味がわからないよ…」と思いながら読み進めた。
どうやら書き手はラノベ編集者であるらしい。
なんでや!オタク総本山一角のラノベ界をよく知る人物が何言っとんのや…。
と途方に暮れながら読み進めた。

ん、んん???
あああーわかったよ。
このラノベ編集者の言う「描写力」

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【拾遺】クセェ文章、スケベ心?そりゃアカンわ。そりゃあね。

遠野物語拾遺みたいな感じで(嘘です)

別なnoteの下書き中の調べ物の検索で引っかかったページに、「クセェ文章、スケベ心?」シリーズと似た内容を含んだ記事を見つけましたのです。

全編通して同意できる内容で、それやそれそれ、と膝を打ちつつ読みました。

特に「クセェスケベ心」シリーズと同じ趣旨だったところを引用します。

思わず「デスヨネー」って言いたくなりましたよ。

あとこちらも。

ほーら

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クセェ文章、スケベ心?そりゃアカンわ。そりゃあね。5

各個撃破の続きの続きのさらに続きです。
今回でやっとエンドマークです。
最初から読む場合はこちらから↓

えー、前回も言いましたが何度もツッコミ入れるのホント申し訳ないとは思うんだけど…どう見ても120%ツッコミどころしかなくて、続いてしまってるわけです。

【うまい文章を書きたい。人を感動させたい。】は前回やりました。
残るは【共感してもらいたい】。

これって普通に友達との間で共感程度ならよく

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クセェ文章、スケベ心?そりゃアカンわ。そりゃあね。4

各個撃破の続きの続きです。
最初から読む場合はこちらから↓

えー、前も取り上げたこれ。
何度もツッコミ入れるのホント申し訳ないとは思うんだけど…どう見ても120%ツッコミどころしかなくてですね………。

あのー、【うまい文章を書きたい】んですか?
『作品』じゃなくて、「うまい文章」?
そっかあ…作品じゃないのかあ。書きたいのは。
『表現したいこと』、『経験した割り切れない感情や気持ち』、『心の中

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クセェ文章、スケベ心?そりゃアカンわ。そりゃあね。3

各個撃破の続きです。
最初から読む場合はこちらから↓

引き続きスケベ心擁護の作家志望の方の引用から。

これね、逆順なんですよ。
物事の道理を逆に捉えてる。
「言葉と言葉が合わさって文章となり、そこから情緒がうまれるのが、創作」
じゃなくて
「情緒(やこれまで溜めてきて吐き出せてない経験や情動)を伴ったイメージがあって、それはイメージである以上、そのままでは脳内にあるだけで人には伝わらない。人に

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クセェ文章、スケベ心?そりゃアカンわ。そりゃあね。2

この文章は敬称略です。

前回もいいだけ書いたのにまだ書くのである。
前回はザックリだったので今回は各個撃破ね。

※前回のあらすじ
書き手としての「スケベ心」は当たり前じゃないの?という作家志望の方のnoteの意見にザックリNOと書きました

今回はもちょっと書き下し。

えーとですね、正確に書けば↑のような妄想に浸る「瞬間」がない書き手はいないかもしれません。
けど、それを正当化する人に真の書

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クセェ文章、スケベ心?そりゃアカンわ。そりゃあね。

書き手としての「スケベ心」は当たり前じゃないの?という作家志望の方のnoteを見かけたんですよ。

お酔いになった状態で書かれたnoteなので、ノリと勢いであって本心じゃないかもしれません。
(言うて私も今クリスマスのスパークリングワイン飲みながら書いとるけど)

そのnoteで引用されてる呟き漫画の、英語の先生シビれた!

同じく作家志望の方のnoteで引用されてる、こちらのnoteもシビれます

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文章に書かれた漬物を幻視した話

よく私はこのnoteで「絵に物理的に描かれた以上のイメージ」について書いている。
これは絵に限った話ではない。
文章でも同じように「文字で書かれた以上のイメージ」は乗る。
というか、小説は俗に「行間を読む」と言われる。
なので私は文字で書かれた以上のイメージの有無で小説の良し悪しを決める。

ただ、書き手のコンディションが悪いと想定通りのイメージが乗らないこともある。

何年か前の話だが、相方が中

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文書きの陥穽3 〜女性向け二次創作小説の場合

前回、前々回に引き続き前回ご紹介した女性向け二次創作小説の書き方に言及してるnoteがいちいち同意できるので続きをご紹介。
↓今回の引用元は以下になります。

今回は珍しくこちらのnoteで書かれている内容で理解できなかった部分がありました。
「映像先行型」の書き手、という言葉です。
この方の説だと「映像先行型」の書き手は視覚表現が先走って他の五感を置いてきぼりにしがち(超訳)、とのことですが……

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文書きの陥穽2 〜女性向け二次創作小説の場合

前回に引き続き前回ご紹介した女性向け二次創作小説の書き方に言及してるnoteがいちいち同意できるので続きをご紹介。
↓今回の引用元は以下になります。

今回のツボはこちら。

ホンマこれって奴です。
変な誤用してるの見たら私の場合共感性羞恥に苛まれてそこでストップです。
んでそういう人に限ってそれでドヤ顔してるのが余計に共感性羞恥を増幅する。
「オリジナリティ溢れる表現でしょ!!」って、それただの

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文書きの陥穽1 〜女性向け二次創作小説の場合

女性向け二次創作小説の書き方に言及してるnoteを見つけまして。
↓こちらになります。

私は女性向け二次創作小説はよほど好きなジャンルのこの人は間違いない、という人のものしか読まない。
読まないというか…非常に感じ悪いという自覚はあるが、貴重な自分の時間を割いてまで読みたいと思えるものは極めて少ないのでそうなってしまう。
なので↑のnoteのシリーズでの女性向け二次創作小説の陥りがちな陥穽の指摘

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絵師のダメ脳内補正の克服という奇跡の瞬間〜すごく心に刺さる絵師のnote3

素晴らしいnoteを発見したのです。

これ、ダメ脳内補正の克服の瞬間を捉えたリアルで克明なレポートです。
すごいです。
さすがにプロになる方は違う…。

ダメ脳内補正についてはこちら

↑の原典
絵を巡る考察プレビュー版

ダメ脳内補正も含む関連noteはこのマガジンに全部書いてます

この先生のおっしゃるところの『無意識の声』が圧してるものこそが、私が「絵師の陥穽」シリーズで書いている「自分の

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