こないだ鼻息荒く、今までの私のドイツ生活を少し書いていこう！と投稿した後、A型の私はとりあえず書きたいテーマをまとめるべくネタ帳ともいうべきノートにテーマを書き始めたら、それが全然止まらなくなって、なんとなくのテーマだけで300を超えた。それでも、「なんか忘れてるよなぁ」みたいなモヤモヤ感があるのでこれからもっと増えそうな気がする。

とりあえず、まずは初めてドイツのミュンヘンに来た時の話。

先に来ていた旦那の数ヶ月後になる2017年6月中旬、当時4歳の娘& 1歳の息子を連れて日本からはるばる遠いヨーロッパのドイツに来ました。

ミュンヘン🇩🇪！
えー、ミュンヘン？ミューヘン？えっ、どっち？どうやって発音するの？これってドイツ語？これがドイツ語なんやったら英語ではなんて言うの？
まぁ、こんなレベルでした。

大阪のニューミュンヘンでしか「ミュンヘン」なんて使ったことないし、ニューミュンヘンの唐揚げうまいよなぁ、ぐらいのコテコテ大阪人。

今までの人生でドイツに関係した何かっていうのは来る前に乗ってたBMWのX3。なんとなく「ベンツとBMWはドイツの車」ぐらいの漠然とした知識だけ。別にそこまでクルマに詳しいわけでもない。
いずれにせよ、何か特別興味を持ってドイツに行きたいなーって思った事がなかった。

来る前に7年半山梨に住み、多くの自然と多くの友達に触れてやっと落ち着いてきた山梨生活！というタイミングでの海外勤務の辞令。

子供2人の名前は、海外の人が発音しやすいように！という事で名付けたっていうのもあって、「いつかは海外、英語圏、ヨーロッパあたりに住める環境があればラッキーだな！」ぐらいの漠然としたものがあったが、いかんせん、旦那はサラリーマンなので希望や願望が通るはずもなく、ただの漠然とした願望であった。
それとは関係なくたまたま今回このタイミングを頂いた。

「いやぁ、すごい！海外！ヨーロッパ！素敵！」なんて多くの人に言って頂いたけど、正直私自身は実感なく、毎日のコマゴマとした事に追われて、バタバタと出国した感じでした。
ただでさえ、4歳 & 1歳の子どもとの生活は、(もう旦那はドイツに行ってたので、ワンオペは3ヶ月以上してました)めまぐるしい日々でした。
加えて、山梨から大阪への引っ越し、大阪に建てた新居の完成⇨引き渡し、外構打ち合わせ&工事、海外引っ越し(船便出しを2回)など、そして日本のお友達へのお礼 & お別れの挨拶。
今はっきり思い出せないのって、人間の防御本能として脳の記憶から消そうとしたのかもしれないなぁと思うぐらい大変でした。

出発当日。
旦那の会社からはありがたいことに、こんな分際でビジネスクラスでの赴任をさせて頂き、広すぎるシートに少しソワソワしながら、何度もフライトアテンダントに意味もなく会釈したりして、まずはフィンランドのヘルシンキへ向かいました。
機内、娘は大好きなラーメン、しかも美味しい一風堂のラーメンを4、5杯ペロリと食べました。
今思うと、娘はナイスジャッジ！その後このドイツでなかなか美味しいラーメンに出逢えないというのを予測してたかのような食いっぷり！今思えば、私もあの時に娘のようにラーメンを食い貯めしとけば良かったというのをのちに後悔することになるのでした。

グズる1歳息子と豪快な食いっぷりの娘とのフライトはなんとか過ぎ、フィンランド、ヘルシンキの最先端のハブ空港で北欧食器やムーミンに触れた後、観光気分でミュンヘンに向かったのでした。(つづく。。。)