大阪マインドフルネス研究所

大阪マインドフルネス研究所代表の西山です。プロアスリートのメンタルトレーナー、マインド…

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大阪マインドフルネス研究所代表の西山です。プロアスリートのメンタルトレーナー、マインドフルネスと瞑想の指導者です。大阪マインドフルネス研究所のホームページ⇒https://www.mindfulness-lab.com/

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マインドフルネス体験個人レッスン

体験レッスンの口コミはこちら ↓ ↓ ↓ ↓ マインドフルネスは正しいプロセスで段階を経て取り組むことで、身に着けることが出来ます。 ・注意をどこに向けるのか? ・今ここに集中とは? ・気づきとは? ・自分を観るとは? ・ありのままとは? ・雑念はどうする? ・正しい姿勢と呼吸は? などを理解して繰り返し実践することでマインドフルネスが身に着きます。 「実践法」「頻度」「反復回数」「時間」「姿勢」など、どのように取り組んでいくのか?は一人一人違います。 その理由は私

    • なぜ心のトレーニングが必要なのか?

      私たちの心は放置すると、自分の意思とは無関係にいろいろな思考や妄想が浮かぶようになっています。 心は暴れ馬と同じです。飼いならさないと自分勝手に展開していきます。 自動的に浮かぶのは「今ここ」ではなく「過去」や「未来」の思考や妄想で、たいていはネガティブなことです。 不安(未来)や後悔(過去)、失敗したことを思い出して嫌な気持ちになったり、イライラしたり、自分を責めたり・・・ 浮かぶだけならまだ良いのですが、ほとんどの場合、思考や妄想の連想ゲームが始まります。 そし

      • マインドフルネスと心の筋肉

        マインドフルネスの瞑想は、心の筋肉を鍛える実践です。 心の筋肉は、心をコントロールする働きを担っています。 心がブレても平常心に戻す。 心を統合する。 「今ここ」に心を保つ。 気持ちを切り替える。 感情に流されない。 人に振り回されない。 他人に影響されない。 モチベーションを維持する。 自分を受け入れる など・・・ これらは心の筋肉の働きによってコントロールされます。 例えば、心の筋肉が弱いと「今ここ」に心を保つことが出来ないため、「今ここ」と関係のない過去や未来に

        • あなたは目の前を見ていない。常に夢の中。

          あなたは目の前を見ていません。 1日のほとんどの時間、頭に自動的に浮かぶ思考やイメージを通して目の前で起きていることを歪めて見ています。ありのままに現実を見ているのではありません。 見ているようで見ていない状態。 いきなりこんなことを言われても意味がわからないかもしれません。 それを体感するために暇な時で良いので、次のことを試してみてください。 目の前にあるものを改めて丁寧に見ます。 ペンやコップなど目の前にあるものであれば、何でもかまいません。出来ればよく使って

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        • マインドフルネス・瞑想について
          76本
        • 心の仕組み・感情のコントロール
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        • スポーツのメンタルトレーニング
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          深い瞑想に入らなくていい!!

          深い瞑想に入っている状態はマインドフルネスではありません。 マインドフルネスは、囚われずに今この瞬間にありのままに気づいている状態です。 深い瞑想に入っている状態は、マインドフルネスの逆です。意識が飛んだ状態に近く、専門的に言えば深い変性意識状態です。 マインドフルネスは覚醒です。深い瞑想は夢の中。 多くの人は日常でも夢の中に居るので、マインドフルネスの瞑想に取り組んで覚醒する必要があります。 誤解している人が多いのですが、マインドフルネスの瞑想はリラクゼーションで

          深い瞑想に入らなくていい!!

          ボディスキャンはリラクゼーションではない

          ボディスキャンはマインドフルネスを代表する瞑想です。 マインドフルネスの書籍には必ずと言っていいほど紹介されており、マインドフルネス関連のセミナーや講座でも取り組むことが多い人気の瞑想です。 取り組み方もネットやYouTubeで検索すればたくさんヒットするでしょう。 しかし残念なことに私が確認した限りでは、9割以上が間違った取り組み方を紹介しています。 間違いの多くがボディスキャンを「リラクゼーション」と捉えていること。 そして「やさしく注意を向ける」とか「おおらか

          ボディスキャンはリラクゼーションではない

          瞑想は公的機関も推奨している

          瞑想により、ストレスや不安、抑うつ、不眠、痛みが緩和し、がんなどの慢性疾患の症状が軽減するなど、多大な健康効果がもたらされることが分かっています。 瞑想は脳の活動に良好な効果を及ぼします。例えば、瞑想によって精神の明瞭さに関連する脳の部位が活性化する可能性があります。 瞑想は多くの場合、体のリラクゼーションや心の穏やかさ、さらには慈愛や情緒の安定といった好ましい感情の状態をもたらします。 瞑想は心臓や血管の健康にも多くの有益な効果をもたらすと考えられています。 米国心

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          メディアの印象に囚われてはいけない

          私の身近に「大谷選手は人格者で素晴らしい人間だ」と言う人がいます。 「会ったこともないのになぜそこまで断言できるの?」と聞き返しました。 たしかに大谷選手は、純粋で真っすぐな眼をしています。 女性暴行疑惑があった某選手のような気持ち悪さや品のなさはありません。 人格者かどうかはわかりませんが、意図的に人を陥れるようなことをする人物ではないという印象を受けます。 これは頭ではなく身体で感じたことですが、メディアの印象だけで「人格者だから」「良い人だから」と判断するより

          メディアの印象に囚われてはいけない

          マインドフルネスの問題点

          マインドフルネスは大きく分けると2つあります。 アメリカ式マインドフルネスと仏教的マインドフルネスです。これは私が勝手に名前をつけているだけです。 アメリカ式マインドフルネスはセラピーやストレス解消などが目的とされています。 代表的なものがマサチューセッツ大学でカバットジン博士がプログラムしたMBSR(マインドフルネスストレス低減法)です。 MBSRは慢性的な痛みやストレスを抱える人に向けて開発されました。 取り除くことが難しい痛みに対し、うまく付き合っていくことを

          マインドフルネスの問題点

          文部科学省も瞑想を推奨

          文部科学省のHPより抜粋 <瞑想法>  人間の意識は、あれもこれも考えているように思えても、ある一瞬はある一つのことにしか意識を向けることができない。 この意識の性質を利用し、ある一つのことに意識を集中させ、日常のストレッサーから開放された意識状態に導く方法である。 日常の煩わしい出来事から切り離された精神状態になれるならば、リラックスできることになる。意識を集中させる対象は、いろいろなものが使用されるが、身体感覚に意識を集中させることもできる。 呼吸に意識を集中させ

          文部科学省も瞑想を推奨

          マインドフルネスの瞑想で大切なこと

          マインドフルネスのレッスンを受けると必ず「瞑想中は呼吸に注意を向けましょう」と言われます。 「呼吸に意識を向ける」「呼吸に集中する」と言われることもありますが、意味は同じと捉えてもらって大丈夫です。 ここでとても大切なことがあります。それは自分の呼吸に注意を向けるのは思い込みであってはいけないということ!! なぜわざわざこんなことを言うのか? 瞑想中、呼吸に注意を向けることが出来ていないのに、注意を向けていると思い込んでいる人をかなりの割合で見かけるからです。 呼吸

          マインドフルネスの瞑想で大切なこと

          マインドフルネスについて知っておくべき8つのこと(最新版)

          厚生労働省のHPより抜粋。 マインドフルネスの瞑想や実践は、下手に行うと日常の中での平常心を失ったり、うつや不安が増大することがあります。 初心者や精神疾患を抱えている人、精神的に弱い人は、必ず指導者の元で取り組んでください。

          マインドフルネスについて知っておくべき8つのこと(最新版)

          マインドフルネスとネガティブ思考

          マインドフルネスの瞑想は、頭に浮かぶ思考(雑念)を「消す」ことではありません。 消すのではなくどんな思考(雑念)が浮かんでいるのか?に気づき、観察することです。 観察は「否定せずありのまま」にです。 浮かんできた思考(雑念)に対して「これはダメだ」と否定しない。肯定も。「出てきている」と気づき、ただ観る。 さらに観るときに生じる感情や記憶、身体の微細な変化も同時に気づいていきます。 瞑想中に浮かぶ思考や雑念は消そうとするほど、どんどん膨らみます。 消すのではなく「

          マインドフルネスとネガティブ思考

          マインドフルネス=自分を観る

          日常の中での反芻思考(はんすうしこう)が強いほど、精神的にしんどくなり、抑うつが酷くなることがわかっています。 反芻思考は出来るのであれば辞めた方が良いでしょう。 どうやって反芻思考を辞めるのか?または弱くするのか? それはいつもお伝えしているように「心の動きに気づき観察する」ことです。 理屈は簡単ですが実践はかなり難しい。そのため、多くの人は、自分の心を観るのではなく安易な現実逃避を選択します。 現実逃避をしている間は反芻思考がストップしているように感じるのですが

          マインドフルネス=自分を観る

          心の動きに気づいて観察する

          マインドフルネスは「心の動きに気づいて観察すること」を実践します。 「気づき(集中)」と「観察」を別々に取り組んだ方が良い(サマタを行ってからヴィッパサナーへ)と言う人もいますが、これまでの指導経験から「気づき」と「観察」は同時に取り組んだ方が良いと考えています。 どちらにしても「自分の心を観る」ことに変わりはありません。自分の心を観ることがマインドフルネスの実践なのです。 自分の内(心)ではなく外ばかりに意識を向けるのが現代人の悪いクセです。まずは自分の内側を観てしっ

          心の動きに気づいて観察する

          マインドフルネスとリラクゼーションの違いを知ってる?

          日本マインドフルネス学会によるとマインドフルネスとは「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、 評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」と定義しています。 なお、「観る」とは、見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触れる、さらにそれらによって生じる心の働きをも観る、という意味となります。 「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、 評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」 わかったようなわからないような表現ですが、簡単に言えば「囚われなく今ここの体験に気づき、あ

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