「超サイア人として復職するワーママ」という記事に共感のあらしだった話。
私のnote記事に「スキ」してくれていた方のnoteを読んでいたら、
「また読み返したい記事」というタイトルのマガジン?があり、
タイトルがなんだか気になってみさせていただいてました。
その中で、「スキ」の数が580ある記事があって、
読んでみたらとても共感できたので、シェアしたいと思います。
さおりすさんという方のこの記事。
記事のイラストはもちろん、さおりすさんが書いたものではないですが、
もうタイトルとマッチしすぎていて、
昔の自分もみているようで、ちょっと泣けてきました。
私も看護師になって、保育園に子供を通わせながら働いていた頃は、伸びきったゴムのようにいつも張りつめていました。
1分でも早く帰りたくて、昼休みもそこそこに、電子カルテの記録を打ち込む。
昼休みなんてどうでもいい。
とにかく1分でも早く、子どもを迎えにいきたいのだ。
ただそれだけ。
仕事を早く終わらせるため、朝も早めにでかける。
病棟の受け持ち看護師は情報収集が必要だからだ。
朝、始業の前に事前の情報収集をして、一日の優先順位と段取りをいかに
うまく計画たてられたかで、
その日、定時で無事に帰れるかどうかが決まってくる、
大事な要素でもある。
私はそんなあわただしい病棟看護師がいやで、辞めました。
決められた時間より早くこなくてはいけないサービス残業のある仕事、
昼休みを規定通りとれない仕事、
そんな仕事はもうしない。そう決めました。
その結果、私はフリーランスの看護師として、
複数の職場で働く、という働き方を自分で選びました。
最初からいくつもの職場を掛け持ちしていたわけではありません。
下の子どもが生まれ、産後は新しく職場を探したときには、
パートで1つの施設で働くことにしました。
病棟看護師のときからしたら、その働き方は夢のようでした。
情報収集も必要なければ、時間ぴったりに終わります。
申し送りなどのわずらわしさもなし。
パートなのでキャリアアップなども目指す必要はありません。
その後は、コロナ関連の仕事をしたりしながら、
少しずつ転職を重ね、今の働き方に至ります。
私は看護師としての成長はもう諦めました。
あきらめたというよりは、「やめました。」
いや、「やめました」というよりは、「方向転換しました」
という、どちらかというと前向きな決断です。
管理職などになりたいわけではないし、
子育ても忙しくて、看護師の仕事で手一杯になっている暇はない。
子供たちのことも受験などいろいろ課題があり、
仕事のことで頭を悩ませたくはない。
今の仕事は、仕事のとき以外は何も考える必要はなく、
しかも、複数の職場で働いているため、
週に1~2回しか同じ職場にいかなので、
人間関係でそれほど悩む必要もなし。
何かわずらわしいことがあっても、悩みを大きくとらえることはないです。
「まあ、いやなら辞めればいいし、たまにしか来ないからそんなに深く考える必要ないし。」
ドライに、深刻にならずに流しています。
週に1~2回しかこないので、上司部下という関係性もそこまで密着したものではありません。
頼りにされることもないし、仕事をたくさん押し付けられることもない。
期待されるって大変です。
ワーママにそこまで望まないで。
***
いろいろな働き方があると思います。
ただ言えることは、今までよりも選択肢は出てきている、ということ。
少なくとも、看護師の仕事に関してはそう思います。
社員として縛ることはできない。でも、看護師はいないといけないから
そこそこの待遇と立場で雇っておかなくてはいけない。
だから、上司ともわりと対等な立場と思っています。
どっちが上ということもないし、同じ仕事をする上で、
お互いに利害が一致する限りは契約を続けましょう、という関係。
フルタイムで働いて、仕事もして、子育てもして、家事もして。
それだけで十分じゃないですか。
そこに看護師としてのやりがいとか、キャリアアップとか、
人につくすとか、白衣の天使的な人間像とか、
そういうの、求めないでほしいです。
きちんと、契約通りの時間に働き、サービス残業とかしないで、
ギアを上げずにできる仕事だけをしていきたいです。
そうじゃなかったら、仕事も出産も、子育ても、なんて、
できないですよ。子供は増えません。
私は今の働き方でようやく、
仕事と育児と家事と、暮らしと、自分のやりたい副業と。
それを自分なりに考える気持ちの余裕がでてきました。
仕事は仕事。でも、それは「いやじゃない仕事」
「やめたくならない仕事」にしていかなかったら、
続けられないと思うのです。
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