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足が攣って困ってる方だけ読んでください

どうもこんにちは、private gym-7の佐野です
今回はジムのお客様の中でも最近よく聞く【攣る】をテーマに、
どうして攣るのか?攣る本当の原因は?
すぐできる対処法や起きにくくする方法について話していこうと思います

即効性のある対処法

攣るというのは皆さん経験されたことがあるかと思いますが、かなり痛くて厄介ですよね
特に攣りやすい身体のパーツは脚で、その中でもふくらはぎをイメージされる方が多いかと思います
ですので先ずはふくらはぎの筋肉が攣った時の対処法から

1立って脚を伸ばす
2 座ったまま脚を伸ばす(立つのが難しい場合はこちらでも可)

この脚の伸ばし方は、つま先を身体の方に手で引き寄せてふくらはぎの筋肉が長く伸びることを意識してみてください

筋肉が攣る仕組み

一言で言うと神経と筋肉のコミュニケーション不足になります
脳から神経を通して筋肉に収縮しろと指令を出すのですが、ここが上手く働かなかったり過剰に出しすぎて筋肉が働き過ぎて攣ってしまうわけです
これを電解質の異常と言います
電解質とは五大栄養素のミネラルにあたります
ミネラルが水に溶けるとイオンになるのですがこれらの主な働きの一つが筋肉の収縮神経伝達にあたります
これらは多すぎても少なすぎても良くなく、その量のバランスが崩れると神経と筋肉の意思疎通が取れずに攣りやすくなってしまうんです
この対策としては魚介類や葉物野菜、乳製品を摂るのが推奨されていますが迷ったらバナナを選んでいただきたいです
理由はカリウムを足してナトリウムを減らす働きがあって攣ったら1日1本を数日続けるのがお勧めです
またふくらはぎの筋肉が攣るということは筋肉が収縮して緊張してる状態が続いた時に起こりやすいです
上の動きから想像して欲しいのですが、筋肉の収縮とはダンベルを下から上に持ち上げる時に力こぶの筋肉が縮こまるあれです
逆にダンベルを下ろすときに筋肉が伸びていく動きが伸張と言い、この伸ばす工程で筋肉が緩みストレッチがかかります
つまりふくらはぎが攣るということは、ふくらはぎが縮こまってる状態が続いているので、逆に伸びるように脚を伸ばしてつま先を手前に引き寄せてあげることで筋肉が緩んで攣る痛みが和らぐのです
筋肉って面白いことに、逆に位置する筋肉が相反する動きをするので、ふくらはぎが伸びているときはスネの辺りの筋肉は収縮するのです
また足を曲げたり伸ばしたりする動作も表裏の筋肉が逆の働きをすので力こぶ(上腕二頭筋)だとひじを曲げる、反対の二の腕(上腕三頭筋)ですとひじを伸ばす動作を行うことになります
筋トレの時も同じ部位を続けて行わず、相反する筋肉を連続に行うスーパーセットが休憩の時間も短縮できて効率的ですよね♬
ハイ、話がそれましたので戻しますと
ふくらはぎ以外でも太もも前が攣った場合は、攣った足の膝を後ろに曲げて手で後ろに引いてあげると痛みが和らぎます
因みに筋肉はふくらはぎも太もも裏も膝をまたいで別の名前がある筋肉ですが、筋肉は関節をまたいでつながっており攣った時に行うストレッチは前と後ろで分ければOKです
太もも裏と膝、太もも前とスネですね

他の筋肉が攣る理由
①脱水による水分不足
②体温低下
③慢性疾患(糖尿病や肝臓病)
寝てる時は①と②が同時に起きやすいので攣って目が覚めやすいと言われています

足が攣る根本原因正しい対処法

お待たせしました
一時的ではなくもう攣ること自体しんどいので攣りたくない人は根本原因を理解しましょう
大事なのはずばり立ち方と歩き方になります
歩くときや身体を支える時に攣る筋肉の使い方が悪くなってしまっているので筋肉が緊張しすぎてしまって攣ってしまいます
これがほとんどの原因になります
多くの人がお腹の力が弱くなると骨盤が前傾して(下っ腹が前に出る)前に体重がかかります
そうするとつま先への負荷が大きくなりヒールを常に履いてる状態になってふくらはぎに負担がかかります
ですので対処法として腹筋を鍛える事ももちろん大事ですが、先ずは立つ時の姿勢でお腹を力入れて引っ込めてお尻を軽く後ろに突き出すのを意識してみてください
この時につま先が浮きそうであったり、後ろにお尻を出すとバランスが取りにくいと感じる方は間違いなく骨盤が前に出てしまってふくらはぎ中心に負担が大きくなっています
次は正しい歩き方
これは歩幅を大きくとり足首を使って歩くことです
まず背伸びして身体を上に引き上げて前に早く歩くことがとても大事でこうすることで足首を使わざるをえなくなります
逆に悪い歩き方は高齢者の方に多く見られるのですが、腰や膝が曲がった状態(筋肉が収縮してる)で小さい歩幅で歩くことです
また足の指や足の裏の筋肉を鍛える事もふくらはぎの負担を減らすことに繋がるのでお勧めです
今回は足が攣りやすい人の中でも多く見られる特徴について話していったので少しでもお役に立てれば嬉しいです
最後までご覧いただきありがとうございました♬


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