あけおめことよろ。
年末年始は3回目となる、沖縄での「酒カスの怠惰なシンクウィーク」を過ごしておりました。酒を飲みながら海の見えるベランダでひたすら本を読むっていうアレです。観光は一切しとらん！
しかし、静かなところが気に入ってた場所なのに、やはりというかコロナ禍が明けてそれなりに騒々しくなってしまったので、次回はどうしようかなーと思っています。海外にも行きたいですし。

消化できた本は一冊です。少ない！！！！！笑
他に読みかけているのは『味の台湾』（焦桐）と『チームのことだけ、考えた。』（青野慶久）です。読み終えたら別に感想をupします。
他にアニメ「推しの子」を観ていました。超良かった……！！！！！

『シャルル・ドゥ・ゴール 自覚ある独裁』（佐藤賢一）
KADOKAWAさんの株主優待でいただいたものです（カタログの中から選んだ本）。うっすらと名前だけ知っていたシャルルドゴール、いっぺんに大好きになりました。アイドルですよアイドル。頭がよくて行動力があってイギリスにもアメリカにもめっちゃ強気に出る超頑固で群衆の心をひとつにまとめあげるカリスマ性があるアイドルです。
破天荒ではありますが、決められた手続きを一応は踏もうとしているところがまた賢いなーと。会議にかける、投票で問うなどですね。それがサブタイの「自覚ある独裁」なのかな？　閣僚会議だけで勝手に決めるどこかのボンクラどもとは格が違います。
文体が独特なので慣れるまでに少々時間を要します。それを差し引いてもドゥゴールという人物の魅力と、第一次世界大戦～第二次世界大戦後の欧米の情勢がよくわかる良書です。

アニメ「推しの子」
今更ですみません。YOASOBIのOPを含めて名作だな！！！！！？？？？？
※以下ネタバレ含みます

「アイドルが妊娠する」「実写化する」という要素だけ知っており観てみたところ思ってたんと違った。（良い意味で）
そこが物語のはじめなのね！！？？　そしてよく絵で見ていたアイドル（アイ）は主人公じゃないのね！！？？　これを実写化するの！！？？　というところで「？？？」となっています。マジであのアクアとルビーの幼少期をどうすんの。

推しポイントがありすぎるんですけど、アクアとルビーの関係性がねーもう！！！　全ヲタが好きなやつじゃないですか。前世でお互いに「ほぼ、恋だった」感情を抱いていた兄妹ですよ。うわーーー　大好き

もうね、まず復讐劇というところで絶対にはぜる作品なんですよ。復讐劇はみんな好きだでね！！！　その絶対にヒットする軸に、時代性のあるテーマを絡ませたところが「今まさに流行るべくして流行った」名作だと思います。
まだご覧になってない方は観てーーー！！！