モーモーポルレノン

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  • ムスコの親孝不孝日記

    ちょとだけマジメなことを。

  • オカンとムスコの不毛な会話《シーズン12》★最新版です★

    それ以上でもそれ以下でもありません。

  • ヒトかけら

    要はその他

  • オカンとムスコの不毛な会話《シーズン4》

    “新元号発表をも凌駕するほどの衝撃!! それはオカンとムスコの高速漫才!!” まず先に最新版(シーズン8)をお読みいただければと思います。同じようなオカンとムスコの“会話だけ”のマンガが約100コあります。シーズン8を見て『おもろっ!!』と思っていただいたアナタ!! シーズン4も絶対おもろいです!! 是非ご覧くださいっ!!

  • オカンとムスコの不毛な会話《シーズン5》

    ぶつかり合う言葉の応酬!! 猛暑の夏を涼しくするくらいの衝撃!! それはオカンとムスコの高速漫才!! まず先に最新版(シーズン8)をお読みいただければと思います。同じようなオカンとムスコの“会話だけ”のマンガが約100コあります。シーズン8を見て『おもろっ!!』と思っていただいたアナタ!! シーズン5も絶対おもろいです!! 是非ご覧くださいっ!!

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ムスコのボクと、がっつりオトン。('24.4.5)

ムスコのボクと、がっつりオトン。('24.4.5)

父に向かって言った。
「ごめん、俺があかんかった、俺が間違ってた、ごめん」
聞こえてるのか聞こえてないのかわからなかった。

でも最後にはちゃんと言ったよ。
「いつでも家に帰って来いよ、待ってるから、おぅ来たか!! おかえり!! って迎えるからな」って。

「ごめん、俺があかんかった、俺が間違ってた、ごめん」
ちゃんと聞いてるのか聞こえてないのかわからなかったけど、
父は首を横に振った。

『おぅ

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ムスコのボクと、がっつりオトン。('24.3.31)

ムスコのボクと、がっつりオトン。('24.3.31)

泣いた。
病室で泣いた、車で泣いた。

家に帰っても泣いた。
母とともに泣いた。

後悔と自責とともに泣いた。
僕の口から出てくる言葉はそれしかなかった。

そんな僕に言った。
「そんなことは絶対にない、自分を責めんとき」

本来僕が元気付けることを言わなあかんのにその言葉が出てこなかった。

そんな僕に言った。
「今は何したって涙が出てくる、当たり前やん、しょうがないよ、でも大丈夫、一緒に乗り越

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ムスコのボクと、がっつりオトン。('24.3.30)

ムスコのボクと、がっつりオトン。('24.3.30)

後悔しかない。
なんであんなこと言うたんやろ、なんでもっとこうできなかったんやろ。

自分は父の苦しみをわかってなかった。
父の辛さをまったく理解してなかった。

一人にさせた。
一人で病気と戦わせた。

気付いた時にはもう遅かった。
決めたこと、できなかった。

「ごめん」としか言えなかった。
後悔しかない。

これからそれを背負って生きてくしかない。

ムスコのボクと、がっつりオトン。('24.3.29)

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不思議な感覚でいる。
なにか風の神様に息を吹きかけられて飛ばされ、それも時間の感覚を飛ばされて気がついたら一週間ほど経っていた、みたいな。

まだ不思議な感覚でいる。

パッと右に顔を向ければそこにいるような、左を向けばそこに座っているような、今も一枚壁を隔てた隣の部屋にいるような。

それは絶対にないんやけど。
もういないからこそ近くにいるような、ずっと近くにいるような感覚。

オトンの77年の

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