先日、こんな記事を書いた。

８日間チャレンジと題して、「いつかやろうと思ってたことを宣言することで、どれだけ実践できたのか」を実験してみたのだ。

今日は、実験結果と今の心境について、記録のつもりで書いていく。

ちなみに「溜め込んでいた」というのは、「いつか整理しなきゃなぁと思いながら手をつけずに保管しておいた書類」や「そのうち着るかもしれないおさがりの服」や「なんとなく可愛くて捨てられなかったこどもたちの落書き」等である。

「いつか」「そのうち」「なんとなく」が、積もり積もって段ボール５箱以上の容量になっていたのだ。

洋服で言えば、お気に入りでよく着る１軍、時々用途に合わせて着る２軍まででクローゼットやタンスはいっぱいになっていた。

もしかしたら着るかもしれない、またはいただきものだから捨てづらい服たちは、結局１年経っても２年経っても着られることは無かった。

書類に関しても同じだ。

「これは必要になる時がくるかもしれない」「下の子たちの時のためにも保存しておこうかな」と残しておいたおたよりや書類を、実際に使う場面なんてほとんどなかったのだ。

「いつか」「そのうち」「なんとなく」ではなく、
「今」「〇年後に」「本当に」使うものだけを残す。

この取捨選択は、私の心を軽く、そして明るくしてくれたように感じている。

ここ10数年で、「お片付けメソッド」「断捨離して人生変わった」「ミニマリストのすすめ」などの言葉を、書店やSNS、メディアでもよく見かけるようになったが、実践してみると本当に心が軽くなったのだ。

（こりゃ流行るわけだ…！！！）

実際に物が減って収納スペースや部屋に余白が生まれると、心理的な余裕も生まれるのだから面白い。

ただ、書類の整理に関しては、「いつかやろう」と放置していた年数が長すぎたのか、私の整頓能力が乏しいのか、かなり苦戦している。

また過去の自分のように、「これはまたやろう」と段ボールにしまいこみたくなっている。

（だってめんどくさいんだもーーーーん！！！！！）

それでも、今回は途中でやめるわけにはいかなかった。
なぜなら、noteで声高らかに宣言してしまったんだもの！！！
私にとってはこの宣言する作戦は、とても有効なようだ。

苦手分野の書類に関しても、服の取捨選択をし終えた後だったから、「今」「〇年後に」「本当に」使うものと、「手に取ってワクワクした」ものだけを残すの感覚を基準に、捨てるのか残すのかを決めることができた。

以前に勤めていたアルバイトで一生懸命書いたメモや、学生時代に徹夜してまでまとめた資料等、触れれば当時の努力や思い出が蘇ってくるものも、今回思いきって捨てることにした。

考えてみれば、これらを保管しておくのは、当時の想いを大切にしたかったからなのだと思う。「頑張った自分」を残しておきたかったんだろうな。

でも、もう情報として得ることもなければ、これからこどもたちの部屋を作っていく上で部屋のスペースを奪う余分な荷物になってしまっている。

「頑張ったね！！！お疲れ様でした！！」と当時の自分に声をかけて、丁寧に紙袋にくるみ、ゴミ袋にお納めした。

今回は溜まっていた状態からのスタートだったから、なかなかに時間も労力もかかってしまったけれど、（というか、今も片付けは継続中だけれども）取捨選択の感覚を掴めてきたのでもう大丈夫だ。

そして、今後はこんな大変な思いをしないように、日頃から取捨選択して物を保管しようと心に強く誓ったのだった。

この体験が出来たので、宣言して良かったなと改めて思えた。

あ。さらにね。

「今」「〇年後に」「本当に」必要かどうか、「ワクワクする」ものだけを残すの感覚のままに、自分が今所属しているコミュニティや定期購入していたものを見つめ直してみたら、

「今は必要ないな」「もう今の自分には合わないな」「また必要になったら、ときめいたら、申し込もう」と決断することが出来たのだった。

「いつか」「そのうち」「なんとなく」を見つめ直す。

物でも、人間関係でも、判断基準として大切なことだと思う。

心地よく過ごすために、不要なものをそぎ落とす。
必要なことをするために、何が不要なのか見つめ直す。

この感覚を忘れずに、日々過ごしていきたい。

ここまで読んで下さったあなたも、「いつか」「そのうち」「なんとなく」を見つめ直す時間を持って欲しい。

きっと読んで心が動いた今が、そのタイミングなのだと思うから。

見つめ直す時間を誰かと話しながら持ちたいなと思った方は、お声がけくださいね。
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